ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

キャベツはポットへ!

2018-04-27 08:28:13 | 農業

 春野菜ども、発芽・生育順調だぜ。春先は、去年発芽促進用に買った足元マットが見当たらず、焦り、苛立ち、こりゃトマトやメロンの発芽は絶望だぁ、絶対!と、ほとんど諦めていたんだが、シルバーシートにビニールトンネル張り、なんてちゃちな仕組みにも拘わらず、トマトは30本近く、メロンも4割方芽が出た。この暖かさ、効いたな。早々とハウスを建てて、トンネルがその中におさまったのも良かった。ただ、先週末の異常高温で、畑トンネルの小松菜と小蕪は半分焼いちまったけど。まっ、灼熱地獄を生き延びた株がなんとか息を吹き返しつつあるから、ショックは最小限にとどまったが。

 畑に直播した実とりエンドウも10日目に無事、発芽。その2日後に播いた大根は双葉出そろい、そろそろ本葉も見えるところ。同時播種の人参も多分数日内にゃ芽が出るだろう。だって、毎日2度水やり欠かさないからね。

 トンネル内の苗に戻ると、トマトと一緒に播いたキャベツ、ブロッコリー、カリフラワーが、ほれほれ、逞しく育って、そろそろポットに移植の時期だ。野菜の種も高くなったからねぇ、一粒だって無駄にしたくないと、丁寧に間を置いて播いたのが良かった。1本1本がすくすくと大手を振げている。

 よしっ、ポットに移植!

 畑土に完熟たい肥とボカシ肥、それに燻炭足して、よくよく攪拌。ポットにできた培土を6割方入れ、水をたっぷり掛けたたら、幼苗を優しく倍土上に保ち、周囲を土で覆う。

 あるわ、あるわ!キャベツなんか、40ポット以上、移植してもまだ残ってる。春キャベツも肥料たっぷりやって、紗幕でトンネルにしてやれば、病気も虫も寄せ付けず見事に育つってわかったから、たくさん植えてもいいんだが、40はいくらなんでも多い。ポットケースが2つ満杯になったところで終了。残った苗には手を合わせて成仏してもらった。同じようにカリフラワーもブロッコリーも30本近く移し終えた。

 根付くまで3日間は、高温、直射日光に厳重注意!トンネル覆いもビニールから紗幕に代えて、さらに黒紗幕で覆って、深窓のお嬢様待遇だ。それでもハウスの中のこと、このところの上天気にはよくよく注意が必要だ。それと、そろそろ飛び始めた蝶々にもね。曇り空で、しかも気温は高い、なんてのが理想なんだが、お天道様だって、そうそうこちらの願いを聞き届けてくれるわけはない。せいぜいこまめに見回りして萎れさせないように手厚い介護を心がけよう。

 さてと、今日はトマトポット上げの番かなぁ。うん、二度目の小松菜、ホウレンソウ、春菊を播いてもいい。あっ、カボチャの種蒔きもしなくっちゃ。

 これから1か月、豊かな実りを思い描く夢見心地の時だ。ただし、雑草とのせめぎ合いが始まるまでのことだけど。

 

コメント
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