ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

春一の畑作業って言えば。

2018-04-07 06:12:23 | 食べ物

   思いもかけず、一気に春!畑の雪はとっくに消えたし、種は買ったし、さあさあ、仕事にかかりましょうぜ。ブルーベリーの雪囲い外し?それもある。ニンニクのもみ殻堆肥マルチ?そうそう、それもある。が、なんたって、まず、たったかやらんなねのは、菜っ葉の種まきでしょうが。

  ぎりぎり残った保存白菜もしょぼくれが残り2個!畑に顔を出した半結球白菜たちは、こっちの思惑お構いなしに董立ち始めてる。早く、つなぎの青物作らないと、緑黄色野菜ゼロの日々が続いてしまう。

小松菜播こう!小蕪を播こう!ホウレンソウを播こう!

  なぁに、一人が食べられりゃいいんだ、長さ3メートル、幅1メートルの畝に3本植え溝を掘って3種類種を播くか。まず、畑の隅の雪を掘り起こして堆肥を掘り出す。これと出来立てボカシ肥と燻炭をばらまいたら、小型耕運機で耕す。細い棒で溝を押し付けたら、そこにたっぷり水をやって、種を筋蒔き。篩で土をかぶせれば終了、簡単なもんだぜ。

  ただし、このままじゃ芽は出ない。いっくら春の陽気ったって東北だもの、山形だもの。トンネル仕立てにして、ビニールで覆う。春先の強い風に飛ばされないように周囲を土で抑えれば、すべて終了だ。あとは、この暖かさが種に目覚めの時到来を教えてくれるだろう。

  と、種を播いたのが6日前、さすがになぁ暖かいんだぜ、もうびっしりと芽が出てる。ここで怠けると、せっかくの芽生えがひょろ立ちの軟弱野菜になっちまう。思い切ってずばずばと間引きじゃぁ!せっかく広がった双葉だが、情け容赦なく、摘みとってぽい。ここの非情さが結局立派で美味しい菜っ葉に結実する。

  間引きが終われば水をたっぷりと撒いて、再度ビニールで覆う。さっ、終わった。もう1度間引き作業は必要だろうが、まずは、この暖気に守られて、あと10日もすれば、小振りながらも瑞々しい青菜を提供してくれることだろう。

  それまでをつないでくれるかき菜も今年はすくすく葉を伸ばしているし、よしよし、今年の春は栄養豊かに恵みの季節まで食べ次いでいけそうだぜ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする