ステージおきたま

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財産がもの言う?『予兆 女たちの昭和序奏』衣装選び!

2018-04-13 09:40:55 | 菜の花座

 さあさ、古着屋開店だよ!

 広げた着物の数々!手前にゃもっともっとあるんだぜ。コンテナに入れたまま、外に並べていないものも多い。これみんな菜の花座がこれまでに蓄えたものだ。歴史を感じるねぇ。これに置農演劇部所蔵の品々もお借りして、次回舞台の衣装選び。

 なんせ、昭和の初期だからねぇ、頭に浮かばぬ当時を無理やりイメージ喚起しつつ、ああでもない、こうでもない、と。それも、幾つもの年月にわたる設定なので、その都度衣装が変わる。中にゃ、途中から着物・束髪姿が断髪・洋装に進化?するなんて登場人物もあったりして、必要な衣装枚数はかなりのもの。少ない者でも2着、多い人は4着にもなる。

 着物の丈が短いのも悩みの種だ。もらった古着はみんな祖母ちゃんたちの愛用品だから、今の人たちには丈が不足なんだ。結局、おはしょり無しで手抜きして、帯や羽織で胡麻化すしかない。苦しいねぇ、アマチュア劇団の泣き所だ。

 それぞれの役のイメージを思い浮かべつつ、あっち行きこっち戻りして選んで行く。1時間半、迷いに迷い、選りに選って、どうにか7割方決まったかな。ただし、帯の方は、次回に品定め会、開催の予定。

 なんとか選んでみたものの、まだまだ難関が待ち受けている。それは、羽織!逃げ出してきた女郎や田舎娘はともかく、雑誌記者が着物一枚、って、あり得ない。しかも、この時代の羽織って、えらく丈が長いんだ。そんなの果たして見つかるのか?あと、洋装についても、まだ足りない。例えば帽子とか。

 見つからない部分は、近く山形の古着店に出かけて探索、購入の予定。でも、難しいかもなぁ。おっと、これに男性陣のものもある。こちらはまったくの当人任せ、まだまだ一悶着、二悶着ありそうだ。

 なんだって、そんな七面倒くさい芝居書くんだよ!って文句言われたってなぁ。

コメント
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