ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

規模縮小!イチゴ畑

2018-04-21 09:10:50 | 農業

 本当は、夏の終わりから秋にかけて、ランナー(つる)を伸ばして、その先端にできる新苗を育てて更新する。わかっちゃいるのさ、でも、なんか、収穫もとっくに終わってるだろ、秋の作業さ忙しいし、イチゴ畑のことなんかついつい忘れちまうのさ。どんどん生い茂る雑草、炎天下の草取り、気が進まんよなぁ。それでも一昨年までは、何度か草むしりに入ったので、なんとか春先のイチゴも楽しめた。去年はとうとう、最後まで目をつぶってしまった。覆われた草がイチゴに競り勝って、畑の中央部分は雑草畑になっちまった。

 周辺の方は新しく根付いた新苗が元気。となると、面積はやたら広がっちまうわけさ。大して広くもない自給野菜畑、その1/5近くを雑草同居のイチゴが占める、こんなもったいない話、許せない。ここは、どうしたって、イチゴ畑大改造の時期だ。規模縮小、園地移転、精苗育成を図ろう。

 元気そうな新苗を掘り起こし、畑の端、畝1列に移植した。

 うまい具合に、昨秋ネギを収穫した場所が畝も残り、雑草もほとんど出ていないので、ここを利用。畝の中央を掘り上げ、堆肥とボカシを入れて、土をかぶせ、その上に移し替えた。両側1メートル程度は、ランナーが伸びて新苗を育てるエリアとして耕すだけで、作物は作らない。緩衝地帯ってことだ。予報は、明日は1日雨だが、植穴にもしっかり水を撒いた。丈夫なイチゴ苗のことだ、植え替えのストレスで今年の収穫は諦めるとしても、しっかり根付いて、ランナーを伸ばしてくれるだろう。

 トチオトメとか、新品種の苗も市販されちゃいたが1株150円とべら棒の高値なので止めた。ジャムが消費の中心だ、甘くなくたっていいさ、ほとんど野生化している我が家のイチゴを使おう。だって、これまで何年も実りを提供してくれてたんだもの、見捨てるって、そりゃ不人情だぜ。

 移植苗を掘り取った畑は、堆肥を播いて、思い切ってトラクター耕耘。取り残しの苗もあるが、許せ!その代り、君らの子孫は絶えることなく作り次いでいくからな。

 これで、畑も一気に広がった!でも、そこに何植える?持て余したりしないか?大丈夫!ハウスで育苗中のキャベツもブロッコリーも順調だ。ニューメロンとかプリンスメロンもそこそこある。いざとなったら、カボチャでもスイカでも、蔓の広がるものを植えりゃ済むってことさ。

 

 

 

コメント
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