気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

カブトガニを食す (前)

2009-12-24 11:52:53 | 中国

011

 カブトガニを食べたことがあるというと、驚く人もいるだろう。カブトガニは日本では天然記念物だからなおさらである。これは私が中国の福建省のアモイに留学していたとき(1986年頃)に、ユーゴスラビア(当時・現スロバニア)の女友達にもらったのだ。世界中にどれだけ男がいるのか知らないが、女の子から誕生日プレゼントにカブトガニ(上記写真)をもらったのは私ぐらいではなかろうか。彼女は市場で買うときに、店の人に一対(2匹一緒)でないと売らないと言われたらしいが、なんとか1匹だけにしてもらったらしい。なんでもカブトガニは漁で捕まえると一対になっていることが多いから、売るときも一対ということらしい。

 頂いた日の夜、留学生仲間の宴会があり(当時は毎晩のようにどこかの部屋か屋上で宴会を開いていた)、呑んで歌って酔っ払い、カブトガニをどこかに置き忘れて寝たらしい。翌日、カブトガニを置いてきてしまった部屋の友人から、「寝ていたらカブトガニが頭にぶつかってきて大変だったぞ~」と聞かされた。カブトガニは夜行性に違いない。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする