T.NのDIARY

写真付きで、日記や趣味をひとり問答で書いたり、小説の粗筋を纏めたブログ

1182話 [ 「五月闇」を読み終えて 1/2 ] 4/21・木曜(雨)

2016-04-20 12:44:25 | 読書

                                       

「 概 要 」

 鬼平犯科帳14巻の中の一つの短編。 鬼平犯科帳の中のベスト5に上げられている短編。

                                                            

 盗賊改方の密偵・伊三次は、みよし屋という岡場所のおよねと懇ろになっていた。

 そのおよねから、先日、左胸に傷があるあんたと同じ名前の伊佐さんという客が来たと、伊三次は知らされた。

 伊三次は、10年前に、盗賊のその伊佐さんこと「強矢の伊佐蔵」の女房と密通して見つかり、伊佐蔵の左胸に深い斬り傷を負わせて逃げた。 その半年後に共に逃げた女房を絞殺したのである。

 その後、伊三次がした密通のせいか、伊佐蔵は畜生ばたらきの兇賊になったと聞いた。

 伊三次は、盗賊改方の密偵として、兇賊・強矢の伊佐蔵が江戸に来ていると、長谷川平蔵に報告した。

 しかし、その後で、自分のせいで兇賊になった伊佐蔵を盗賊改方に売ったことを悩む。

 だが、伊三次は、平蔵の指示で、張り込みを任され、その担当を密偵の五郎蔵に頼む。

 数日後、伊三次は、自分の気持に負けて、油断しているところを伊佐蔵に刺殺される。

 伊三次の哀切な人生を描いた捕り物物語。

                                                 

                   「あらすじ」に続く

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1181話 [ 桜の後の花 ] 4... | トップ | 1183話 [ 「五月闇」を読み... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事