blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

2月に半そでを着る人

2013-05-14 22:33:25 | 日記
ここ数日は暖かいを通り越して暑いくらいの日が多い。
つい先日までは一日ごとに気温の変化が激しいという不安定な天候で、それが解消したと思ったら今度は一気に夏日前後の気温の日が続いている。
5月もやがて半分を過ぎ、6月ともなれば世の中的には春ではなく夏である。
少し前にも書いたが、わが国は寒いか暑いかの二者択一、ちょうどいい季節がなくなってしまったのかとすら思う。
世界を見渡せば年中暑い国寒い国などザラにあるから、季節の変化があるだけでもまだ楽しみはあると考えなくてはならないのだろう。

最近はいわゆるクールビズも前倒しぎみになっているようで、すでにそうなっているところもある。
ノーネクタイだけでなく、カジュアルウェアーで勤務できるところもあるようだ。
もちろん業種や職種によってはクールビズにできないところもあり、わが社でも現場以外の人間は普通にスーツとネクタイを着けているようだ。

わが部署には年中クールビズのような人間が一人いる。
いくら室内は空調がきいているとはいえ、2月の真ん中に半そでを着て仕事をする神経は理解しづらい。
どう考えても周囲の注目を浴びたいがためのウケ狙いとしか思えない。
本当に寒く感じていないのならおめでたいが、アピール込みでそういうことをしているのだとすれば、いかにも愚かと言わざるを得ない。
少し人と違ったことをしてくれば何人かは当人をつかまえて話題にはするだろうが、それらが一巡してしまえばその後は何もない。
当人のいないところでは皆が一様に首をひねっていることを当人だけが知らないという悲しいことになっている。

ちなみにこの当人、表面的には気さくないい人で実際悪い人ではないのだが周囲の評判は良くない。
上記のウケ狙い的な言動も含め、しらじらしいというのか何を言ってもやってもどこまで本気なのかが分かりづらい。
もう50も近い男性なら、それなりの落ち着きや風格や威厳があってよさそうなものだが、その「軽さ」ゆえにそういったものがまったく感じられない。
趣味はあるにはあるが、ゴルフやクルマ、なぜか大食い自慢など、いかにもオヤジくさい路線で、要は典型的な「とっつぁん坊や」ということだ。

ちなみに当人は未婚。
今からでも誰かを見つけようと思えば、会話ができなければならない。
何も急にファッションやグルメや美容関係の勉強をしなくてもよい。
ムリに女性の興味をひきそうな話題を探しても、付け焼き刃の知識はすぐにバレる。
映画や音楽や旅行、最近ならスマホなど、性別を問わない話題から入って全然かまわないから、とにかく会話する機会を増やさないと当人にとって大願成就は遠い夢となってしまう。

かくいう私もエラそうなことは言えないわけだが、街の皆さんに鍛えていただいているおかげで昔よりは会話に自信が持てるようになった。
決して安い授業料ではなかったにせよ、ここ数年での蓄積が近い将来に必ずや形として表れてくると信じている。

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