blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

静かな5月

2013-05-23 22:37:08 | 日記
新しい会計年度が4月に始まり、当然ながら年度当初はスタートダッシュよろしく仕事量は平均して多かった。
ところが5月に入ると、大変に忙しいと思われた大型連休明けの数日も予想ほどにはならず、その後も仕事の量は落ち着いたままで、職場が「しっちゃかめっちゃか」(死語?)になった日はない。

一部の会社大好き人間(帰宅恐怖症か?)を除いては、早く終われば定時で仕事をあがってサッサと帰っている。
私はデスクワークを持っていないので現場が片付いたら帰るという基準で日々動いているが、ここ数日は定時前後で終わっているので残業なしが続いている。
月々の稼ぎを考えれば悩ましい部分はあっても、不自然にダラダラと会社にいることは部署のコストをムダに食うことになるので避けなくてはならない。

わが部署の今月だけを見れば、いったいどうしたのだろうと心配になるくらいだが、会社が急に下り坂に入ったわけではもちろんない。
物流倉庫における日々の取扱量の平準化は現場と本部が協力しながら時間をかけて進めていることなので、富山県内にあるわが部署と国内に数ヶ所ある中継倉庫、あるいは外部の委託倉庫との割り振りが少しずついい形に近づいていると思いたい。

かつて私が派遣という形でわが部署に世話になっていた頃は、中継倉庫は関東に一ヶ所しかなかったと記憶している。
しかし現在ほどの売り上げ規模に会社としてなっていなかったから、今とは比較にならないくらい少ない人員でも普通に回っていた。
売り上げの伸長や環境の変化に伴って回るものが回らなくなり、いろいろな手を打ってきた結果が今の姿につながっているのだと思う。

いつも書いていることだが、世の中の追い風を受けているとはいえ今の時代に伸びている会社にいられるというのは幸せなことだ。
しかし、公開済みの決算資料を見れば、営業利益(本業でのもうけ)の利益率がやや低いのが気にはなる。
私は今の部署しか知らないから推測にしかならないが、ムダな残業に代表されるところのコスト意識の低さが根底にあるとは思う。
我欲が優先して会社のコストを食いつぶすドロボウ同然の輩がわが部署に限らず多いということかもしれない。
長時間労働が美しいとされた時代はとっくの昔に終わっており、やたらに長く会社にいるばかりの人間が評価されることは今となってはあまりなかろう。
私がしかるべき立場であれば、評価はあくまで「定時まで」をどう動いているかを重視する。

ヒマでも忙しくても、毎日やることは同じだ。
先のことは考えすぎないで、一日一日を確実に乗り切りたい。
オンとオフはしっかり切り替えて、引きずるものがないようにしたい。
いらないものは外に出してしまったほうがいいことは間違いないのである。