blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

今週最後にご褒美が

2012-10-26 22:09:33 | 日記
金曜日というと部署全体で考えればヒマな曜日である。
だが各担当レベルに落とすと必ずしもそうではない。
私のように、入荷物を積んでくるトラックなど「外部の人」に対応する人間は週の終わりほどむしろ忙しい。
なぜか示し合わせたように一気にトラックがやって来て、文字通りのてんやわんやになることも多い。
日々のルーティンである出荷作業とは違ってあらかじめの予定などないに等しいから、時には出荷の箱詰めに触ることもできずに一日が終わることもあるが、今日はまさにそんな日になってしまった。

月末近くになり、今日はことのほかバックヤードからの取り寄せ品が多く、置き場所にも難渋するくらいであった。
同じ担当のベテランTs氏は、製品を取りに行くため倉庫と工場を3往復もするスケジュールで出ずっぱりだったから、倉庫側での受付はほとんど私1人でやった。
昼前になぜか集中してしまったので今日はかなり昼休みが削られてしまった。
取り寄せはもちろんこちらから頼んでいることで、トラックはそれに従って運んでくるだけだから仕方がない。
相対して製品の受け渡しをしている以上、向こうだって本来の昼休みをつぶしているかもしれないから文句は言えない。

気が急いて多少イライラ感もあった日中の仕事も夕方前には落ち着いた。
製造工場からも多くの入荷があった今日だが、その中に伝票と現品の数が違っているものがあった。
伝票よりも現品が見かけで5個多い状態というのは分かったものの、工場に聞いてみると伝票が間違っていることはないという。
となると、本来の数よりも間違って5個少なく入っている箱がないかということになり調べなくてはならなくなった。
梱包されているダンボールをいちいち開けるわけにはいかず、とりあえず一箱一箱ハカリで重さを確認していけばどうかということで始めたら、私が手に取った2つ目か3つ目の箱がたまたま重量が違っていて、それを開けたら本来あるべき数より5個少なかった。
全部調べようと思ったら100箱以上という面倒な話だったが、アッという間に見つかったのでホッとした。

今週の勤務では、ダンボールの手積み作業中に一箱を手を滑らせて落とし、中の製品1個をダメにしてしまうミスがあった。
わずか1個でも値段が付いているものをムダにしてしまうことで動揺はするし落ち込みもする。
そんな今週、それも金曜がバタバタに輪をかけたような一日となった中、最後の最後に幸運に恵まれ、いい形で終わることができてよかった。
ないアタマをひねって、おびただしい量の製品の置き場所探しに苦労しながら今日の仕事を全うできたことに対するごほうびであったのかもしれない。

最近は、悪いことばかりが続かないというのか、何かやらかした後にはわりあいすぐに挽回するチャンスが来ることが多い。
日々明るく前向きにとはいつも思っているが、やらかしてもガマンして使ってもらえる環境に感謝しなくてはいけないのだろう。

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