blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

送別会こぼれ話

2012-10-04 21:45:41 | 日記
下半期のスタートであり10月のアタマでもある今週は、予想通りとはいえ大変な仕事量になっている。
出荷で手一杯→持ち越し作業発生→早出残業という流れが続くと、さすがにシンドイ。
ここ数日は夜は言うほど遅くなってはいないが、現場仕事ではたとえ1時間でも残業というのは長く感じる。
本欄もおろそかになってしまい、恥ずかしい限りである。

先週は予定よりも1回多く飲み会があり、結局「3連戦」になったことは書いた。
忙しかった今週だから、明日の勤務が終わればパーッといきたい気分ではあるが、特別と言っていいような仕事量をこなすと勤務の疲れもたまっている。
3連休の今週末ながら、自力を出して飲みに行く計画はせず、運転免許の更新(極めて短時間)以外は特別な用事は入れていない。
10月も中旬以降は興味深いイベントが多いから、今週末は主に心と体のリセットにあてたいと思う。

3連戦の中で楽しかったとなると、いつもは顔を合わせない本社の人間がいる場(わが倉庫のT氏の送別会)が一番だった。
倉庫のメンバーだけでの会では散発的にしかない「笑い」が至るところで起きていた。
飲み会で笑いが起きるどころか、いつも最後には言い争いになる環境に身を置いていると、そういう和やかな雰囲気が新鮮に感じられる。

週が明けてからの仕事では、同じセクションのK氏のテンションが妙に高い。
T氏の異動に伴ってわがセクションのリーダーに上がったことが理由ではなく、その会で本社のMさんという女性とかなり話が弾んだからのようだ。
どこの世界にもうるさいお客というのはいて、わが社の取引先でもそれこそ失敗は許されないくらいのところがある。
Mさんは事務方、K氏は出荷担当として、お互いの苦労話などその取引先の話に花が咲いたというわけだ。

K氏は、私よりも年長ながらまだ独身である。
もともと弁が立つほうではなく、女性との会話も苦手だ。
だから、Mさんと話が弾んだことがよほど嬉しかったのだと思う。
ただ、Mさんはもうかなり大きな子供さんもいる「ど主婦」であり、K氏にとっては「対象」にはならない。
よほどMさんのとなりにいた妙齢のHさんと話が弾んだほうがK氏としては良かったのではないかと余計なことを考えてしまった。

かくいう私は、これまた妙齢のKさんと話す時間が長くなった。
お酒が好きなはずの彼女が飲まないのでどうしてか聞いたら「気持ち的な不調」を突然打ち明けられた。
まだ片手で数えるほどしか会ったことのない人からそんな話が出て文字通り固まってしまったが、そういった不調を経験している私なりに話せることは話した。
普通なら話しづらいことだけに、驚きと同時に嬉しい気持ちもあったのは事実である。

どういった形であれ彼女の心のケアに役立つ一人になっていきたいと思ったが、メアドはゲットできなかったので、古典的に手紙を書いて送ってある。
まださしたる反応はないが、私としては伝えられただけで十分だ。
誰かのことを真剣に考えたこと自体が、ずいぶん久しぶりだったような気がするからである。
互いに約束している某曲のデュエットが実現する日が遠くないことを願いたい。

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