blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

ガッカリな人々Ⅱ

2011-01-19 21:56:23 | 日記
こういう題名の記事を二日連続して書かなければいけないのはつらい。
世の中の荒廃と結びつけるのは極端だが、首をかしげることが最近は本当に多い。

わが倉庫には外部の業者さんがよく出入りをするが、中にはマナーが悪いというのかしつけがなっていない人間もいる。
ある日、某社の若い運転手が荷物を持ってきた時に、コートのポケットに手を突っ込んでいたので「寒いのは分かるけどそれはダメだ」と一喝した。
その時は「ハイ」と言って手を前に組み直したが、私が倉庫の入荷口から遠いところで入荷した物の数をチェックしている時にはまた突っ込んでいた。
その時、私に見られたと思ってオーバードアのカゲに隠れてしまったのはいかにも情けない。
クセというのはそう簡単には直らないようだ。
今度私が入荷を受けることがあれば、一喝どころか二喝でも三喝でもしてやろうと思う。

外部の運転手に関して言えば、あいさつすらできない人はけっこういる。
こちらが話しても返事がなかったり、やたらに横柄な感じだったりするとかなりムカつく。
自分の運んできた荷物にまるで責任感なく平然と「中身はよく知らない」などと言ってみたり、毎回のように荷崩れを起こしていたりなどに至ってはもはやプロではなくアマチュアだ。
しっかりした方もたくさんいるのでもちろん一概に言うべきではないが、こういう人間がいるから「運ちゃん」などという差別的な言葉がなくならないのだと思う。

内部にも困った人間が多いのは本欄でもよく書いているが、今日は中間職であるK氏が本領を発揮してくれた。
自動倉庫を担当していて午前中は一通りやっていたのだが、午後の仕事に入る時に「一時的に交替してくれないか」という内容のことを言ってきた。
それ自体は仕事だから受けるにしても、善人キャラが災いしていかにももったいつけたような言い方になったのでしまいには腹が立ってきた。
個装ピッキングエリアが忙しいからという言い訳で二階に逃げられるのは今日に限ったことではない。
要するに、午後から急に仕事量が増えたのでおじけづいて人に投げただけである。
できる人がやらないのは「やる気がない」ことと同義だ。
本人は、自分の下に付く人間がことごとく辞めていくのでなぜだろうと悩んできたと私に話したことがあるが、いつも仕事の「カンジンカナメ」の部分を避けて人に丸投げばかりしているのがすべての原因である。
そんな簡単なことにいまだに気づいていないというのはやはり情けない。

そんな情けない人間たちでも生きる権利を与えられているのだから、よほどのことがない限り大きく落ち込む必要はないと思える。
大手を振って、胸を張って、堂々と生きていけるという妙な自信を得ている今日この頃だ。

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