blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

変なキレ方

2013-01-12 19:38:38 | 休日
年が明けてから2週目、当然ながら平日を通しで勤務するのが初めての週となった。
正月休みでなまった体は月曜の大忙しで叩き起こされた。
その後はそれほど恐ろしい量はなかったものの、何となく今週が長く感じられたのは確かである。

さて、週の最後である昨日に来て、少し変わった風景に出くわした。
わが職場には、ダンボール箱用のエレベーターとでも言うべき機械が二系統あって、上昇用と下降用で一系統ずつ使い分けている。
夕方にベテランのI氏が上昇用の方を使っていた時に、一つの箱がコンベヤーに引っ掛かって動かなくなった。
そこをチーフのK氏に指摘され直したまでは良かったが、そこからI氏がおかしな行動に出た。

その機械はもちろん扱える箱のサイズが決まっている。
製品の箱も種類がいろいろあって、中には特殊な形のものもある。
そういう箱は本来決まっている置き方(向き)を変えて上げるしかないのだが、I氏が「向きを変えなくてもいいように機械を直そう」と突然言い出し工具まで持ち出す始末であった。
だいたい時刻は16時前後、いよいよ箱詰め作業も終盤という時に、シロウトがイジって何もいいことはない大掛かりな機械に手を加えようと必死になって周囲からさんざんたしなめられ、ついには「説教部屋」ということになった。

話の中身としては、I氏が、自分が犯したそのほんの小さなミスをK氏に指摘されたことに腹を立てて妙な方向にこだわりを見せただけである。
K氏もややモノの言い方に難があるタイプだが、どんな言い方をしたのかは知らない。
また、I氏が日頃からそんなK氏を快く思っていないという伏線はあったにしても、製品をダメにしたわけでもなくミスといってもささいなものだ。
そこを言われたからといって「機械を直せば」などと騒ぎ立てるのは、やがて60も近い男性としてはあまりにも大人気ない行動ではあった。

いつも訪問していただく方には、他人の批判ばかり書いている内容を申し訳なく思う。
ただ、ネタ元がある特定の人物に絞りきれないくらい、いろいろな人がいろいろなことをやらかしてくれるのがわが職場である。
40代前半の私でも平均年齢よりはかなり下という力仕事も多い環境にあっては驚くべき状況なのがわが職場であるが、年齢にふさわしい「知恵」が蓄積されている人物が多いかというとそうでもないのが悩ましい。
毎日の中で、正直「どいつもこいつも」と思ってしまうことも少なくない。

日頃のそういうウザウザは本欄の中で処理することにして、勤務中はまず自分の目の前に集中すると同時に、新しく来る人間も増えてきた現状、「安全第一」が実現できるように周囲にも目を配りながら粛々とやっていきたいと思う。

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