blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

修正、修正。

2019-03-02 20:14:23 | 休日
月末をはさんだ締めの週も無事に終わり、月締めの書類が多い昨日1日も、至って普通の時間に帰ることができた。
事務方にいるとそれほど前々から意識させられることもなかったが、その前日である2月28日、各現場では半期に一度の大きな仕事があって、発注側からも食糧支援(?)を受けながらの長い長い1日となったようである。

私の仕事は各現場の各人の労働時間の取りまとめが主であるが、2月28日分の入力は、絶対に省けない作業とはいえ各人の帰宅時刻は通常よりもかなり遅い、文字通りお気の毒としか言いようのないものになっていて、思わずタメ息が出てしまった。
2月は、1月の事故を受けて今まで以上の緊張を強いられながらの業務、その月の終わりに倉庫の在庫のカウントという面倒極まりない作業があって、現場の疲労はもはやピークに達しているかもしれない。
しかし、3月以降の予定を見ると、ほぼ毎日外部の誰かが現場を見に来ると言った様相で、過度の緊張が連続してさらに良からぬ事態を招かないかと心配になる。
これ以上、同じ会社の仲間が傷つき倒れるのを見たくはないものである。

一方、私の職場である事務所では、なぜか今週に集中して頭を抱えたくなるような場面に多く出くわした。
我が事務所は、コンビニに例えて言うなら本部といち店舗が同じ場所にあるイメージで、本部の人間と店舗の人間がさして広くもないフロアで一緒に仕事をしている。
コンビニの本部と店舗の実際の関係性は知る由も無いが、通常の感性で考えれば圧倒的に本部が強いと想像できる。
その二つが同居している空間が、ある種薄気味悪いものであることは第三者でも容易にイメージできることだろう。

要するに、本部の偉いさんには店舗の店長あたりが何を言っても通じないし、店長が本部に内心は不満があっても全く逆らえない雰囲気がプンプンとしているし、実際に両者がケンカするのではないかという気配すら見えない。
発注の流れの上流にある会社に下流の会社が逆らうことはなかなか難しい。
こうなると、本部の偉いさんにとって事務所の中は治外法権同然となり、午前中からデスクでスマホのゲームに興じているかと思えば、そのままデスクに片足を置いて眠りこけ、昼近くになれば女性社員に自分の昼食を毎日のように作らせる。
ムシの居所が悪ければ社員を適当につかまえて好きなようにいじり倒し、何のひねりもない下品極まりないセクハラ発言も日常茶飯事である。
ところが、自らの会社よりも上流の発注先には非常に腰が低いため、上から嫌われることは絶対にない。
こういう典型的な「THE 体育会系」とでも言うべき人物は、特に下の立場の者にとっては非常に面倒臭い。

そんな人間でも、ある女性社員によれば「豪快に見えるけど細やかでよく気がつく方」と見えるらしく、余計なことにそれが「A型だからでしょうね」と言うのだからたまらない。
目の前に、アバウトで気のつかない私のような人間(B型)もいるというのに、特定の血液型をむやみに持ち上げることは場面によっては非常に危険である。

その女性社員の話し相手であるもう一人の女性社員に至っては前回書いたように「ありがとう」をほしがるタイプでありこれまた大変である。
加えて、あろうことか昨日朝の始業前には「これから一緒になる人は私の言いなりになる人でないとダメ」と、にわかには信じられない発言があった。
ずっとなのか別れてなのかは知らないが、当人は現在独りであるらしい。
私と同年代、それほど角のあるイメージはなかった人がそんな考え方を持っているとは意外であり残念でもある。
言いなりがいいなら、AIかロボットとお付き合いされた方が良いだろう。
ペットだったら言うことを聞かないと虐待される恐れがある。

事務所に入って3ヶ月、体育会系+A型という最凶コラボだけでも扱いが大変なのに、周囲が半ばそこに洗脳され、私から見ると「どいつもこいつも」と思える環境は今後かなり厄介である。
平日に自分の方位磁石をいやおうなしに狂わされる分は、貴重な休日を使ってひとまずしっかり修正しなくてはならない。