blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

不安を乗り越え、前へ。

2017-01-09 23:59:59 | 休日
仕事始め後の3連休は、いろいろ揺らぎのあった自分の心身を休める時間にあてた。
今こうして本欄を書いている時間も、明日からの現実に対してのザワザワとした不安を抱えている。
客観的に見れば、正月明けの金曜までと変わるところは何もない。
明日から何か全く新しいことを覚えなくてはいけないとか、金曜の宴会で誰かに迷惑をかけ週明け早々上司のお説教が待っているとか、そういう要素は何もない。
チームリーダー氏はこれまでと変わらず温かく接してくれるだろうし、紅一点我が倉庫の守り神を担い奮闘する某女史だって私のくだらない話題にも笑顔を見せてくれるだろう。

仕事の上ではいきなり大きなリスクを抱えての正月明け二週目ではない。
ただ一つ変わるのは自分の心の中である。
当地にやってきてからほぼすべての時間、いくつかの事柄や人物を心の支えとして毎日を乗り切ってきたが、そのうちの人物の部分から大きな一本の柱を取り除くことにした。
金曜の会での異動や退職の対象者ではないので、その人は明日も普通に会社にやってくるし、時間帯によっては姿を見かけることもあるだろう。
もともと仕事の上でも接点は少なく、すれ違ってもあいさつ程度、互いに遠目から眺めるような場面は多々あったように思うが、コミュニケーションらしいものはあまりなかった。
ただ、私にとっては「気になって見つめてきた」人であるのは確かだ。
しかし諸々の状況から、これ以上追いかけることは断念する。
ほぼ1年間アタマにこびり付いたものを忘れ去るのは容易ではないが、そうしなくてはいけない。
その人の存在が私の励みになってきたことに感謝をしつつ、今後の幸せを祈りたいと思う。

身勝手ながら心の支えにしてきた物を一部取り去ることで、毎日の仕事やモチベーションにどんな影響があるのか、まだ仕事がリスタートしていない今の段階がたぶんいちばん不安だろう。
仕事が始まってしまえば、たぶんそんなことなど気にしてはいられなくなる。
毎日の仕事に日々真剣に当たっていって、いつか時間がこのザワザワ感を解消してくれると信じる。

そもそも何のために私が当地にいるか、言うまでもなく会社から当地で頑張れという命令が出ているからである。
嫁さんや飲み友達を探しに当地に来させてもらっているわけではないことを今一度心に刻み、日々の仕事に誠実にかかっていくことが当面は最優先ということになる。

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