blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

駅前の話

2017-01-27 20:18:13 | 日記
私が住む春日井市は南側が名古屋市に接していて、中心部どうしの距離となると約10km程度である。
大都市の周辺にある衛星都市は、主に名古屋市内で働くか学ぶかしている人間のベッドタウン的な側面を帯びる。
確かに自宅の周りはほぼ住宅オンリーで、高い建物もたくさんあるから広さの割には人口密度は高いと思う。
JR中央本線の南側に限って言えば、飲み屋さんも古くからの小料理屋的な風情のところが多く、至って静かな環境であると言っていい。

線路の北側に来ると雰囲気はガラリと変わって、密集というほどでもないが飲み屋さんやいわゆる夜のお店がたくさんある。
当地に来てからわざわざ名古屋市中心部で夜更かししたのは数えるほどしかないと書いたが、街の活気はともかくも名古屋にあるものは春日井にもだいたいある。
ないのはサウンドバーやライブハウスくらいで、チョイ飲みするにもガツ飲みするにも私にはJR春日井駅周辺でほぼ事足りる。
ただ、あまりにも自宅の近くで事足りてしまうものだから、去年の年末から今までにかけては駅前に出る回数が増えて、無駄に遅くなることも多くなってしまっている。
ずいぶんムダ使いもしてしまったように思うが、昨年の今頃は会社の看板を外して気分的にハダカになれる場所を探さなくてはと書いていた。
それからすると状況は変わったといえば変わった。

私は夜の業界の人間ではないので詳しいことは分からないが、人口31万を誇る春日井市にあっても各店舗に落とせば長続きする店もあればそうでない店もある。
10年以上20年以上、それぞれやり方や手法は違っても繁盛し続けている店は確かにある。
一方、たまたま最近縁あってお世話になった店は、突然に閉店のお知らせがあった。
残念なことだが、なくなるものの心配までしている余裕は今の私にはない。

今月は金曜といえば一週おきに外に出る形になっていて、今日は出ない方の金曜日になった。
一週間の仕事が済んでホッとする気持ちはあるが、金曜も土曜もとなるとさすがにもたない。
後日、月の振り返りであらためて書くことになるが、今月は探検気分でいろんな店のドアをくぐってしまい、少なくとも腹の立つような経験はなかったものの、やはり回数としては多すぎた。
目移りするほどたくさんのお店があっても、あくまで自分中心、入りやすく居心地もいいお店にしぼる形にしたい。
ゲラゲラ声をあげて笑うことができる空間が一つか二つあったなら、当地では変に気分が落ちたりすることなく過ごしていくことができるだろう。

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