blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

KY

2007-10-24 22:50:38 | 日記
空気が読めない人のことを「KY」と呼ぶらしい。
何か最近は、空気を読める人のほうが空気を読めない人よりも優れているという図式が成立しているかのようである。

バラエティー番組でよくあるヒナ壇型のトーク番組でも、空気の読めていないコメントはたちまち笑いの対象にされる。
もちろんああいう番組の内容には放送作家が密接に関わっていて、全てがフリートークではない。
番組的に、少しピントの外れたことを言う役割の人もある時には必要で、そのために出演している人もきっといるのである。

芸人さんやアナウンサーなど人前に出ることの多い職種では、場の空気というものには敏感でなくてはならないと思う。
例えばイベントなどではスポンサーの存在があるから、間違っても同業他社のことを話題に出したりはできないだろう。

そもそも、一般の人で空気がうまく読めるというのはどのくらいの割合でいるのだろう。
私などは絵に描いたような「KY体質」で、時には1人で暴走する悪癖がある。
空気の読める人を羨ましいとは思うが、自分はたぶんそうはなれそうにない。

空気を読めることは現代における必須スキルなのかと言われれば、そこまではないように思う。
常に空気をキチンと読んで振る舞う人間など、私から見ると気持ちが悪い。
不器用がいいとは言わないが、あまり抜け目のないのも、それこそ「かわいげがない」ような気はする。