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ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

7月23日のリマインド

2017年06月23日 02時31分24秒 | スケジュール
最初の告知をしてから一か月です。

7月23日(日)に開催のチャリティコラボディナー。「みんなでちょっと、いろいろ出来るかなディナー」

昨日の昼はメンバー5名で2回目のミーティングランチをしました。

まあ、ミーティングと言いながら笑い転げてのランチでしたけど・・・・・


で、着々と皆様に楽しんで頂ける計画が進んでいます。


現在のところ、お席の半数の予約を頂いています。

ご希望のかたはお近くの、或いは一番仲の良いソムリエにお申込みください。


今回は食後に行われますオークションのアイテムを私たちは勿論ですが、ご参加の方からもお受付させていただきます
それと・・・・

可能であれば会費を前納頂ければ幸いです。(会場玄関での混雑を避けるためです)


また7月27日にはワインメーカーズディナーを開催の予定です。

これに関しては間もなく詳細を発表いたしますので、宜しくご確認くださいまし。


                 樋口誠


デキャンタ

2017年06月22日 02時16分54秒 | サービス
デキャンタの細かな方法はさておくとして・・・・

私は殆どのワインはデキャンタして良いと思っています。


大概のワインは開けたては「堅い」わけで、香りも味わいも「閉じている」と言われます。

そういう点では赤も白も関係なくデキャンタ(エアレーションと言ったほうがいいのですが・・・)して損はないのです。

一昨日は「シャンパンでデキャンタすることがあると聞いたけれど、本当か?」「樋口もするのか?」と言われる方がいて・・・

答えは「YES」です。

全てのシャンパンをどんな場合でもするか?と言えば違います。

最初の一杯は冷たくフレッシュ感も欲しいので、そのなまフルートでお出ししますが、後半にお出ししたりする熟成型のものはデキャンタするか、早めの抜栓を心がけています。

シャンパンこそCO2で蓋をされているのですから還元的な状況が続いています。
「息を吹き返す」為にはデキャンタは有効なんですね。

若い頃(バブルの頃)にはフィリポナ社のクロデゴワセというシャンパンにはメーカーから高価なデキャンタが配布されて「子のシャンパンをお出しするならデキャンタしてくれ」と言われたり、ジャックセロスと言うシャンパンも推奨されています。

中には嫌がるお客様もいるかもしれませんが、そむりえ亭の場合、グラスでお出しするので「後半用のシャンパン」はデキャンタされていると諦めてください。


きっちりと上等なデキャンタを使う必要なありません。

空き瓶でいいんです。

「空気と触れさせる」ことが目的ですからね‼‼

どんな風にすればよいか?は、どうぞ店に来て私のやっているところをご覧ください。

しょっちゅうしていますので・・・・


どうぞご遠慮なく覗いてくださいまし・・・


       樋口誠

休日の使い方

2017年06月21日 01時25分04秒 | 日記
まあ、しかし、休日の時間の使い方が上達しませんねえ(汗)

昔からそうなんですが、昨日もそうでした。


予定では母の病院と弟の入院先のハシゴを予定していました。

母用の薬の調達を処方箋薬局で手間取って、また夕食の段取りが遅れ、弟の病院には行けず・・・・


それは薬局の問題だと思えば仕方ないのですが、最初の医院の予約時間から違っていれば簡単だったはずでして。。。


本当に昔から休みの日は無駄に過ごしています。


それも「無駄な時間も大事」などと反省しない性格なので進歩がないのでしょうが、身内の健康上の問題ですから笑えません。



さて22日23日に予定していました「小さな企画」は一旦締め切らせていただきます。

使うワインに関しては若干の残りが出ますので、ご希望の方はお早めにご連絡を頂ければ確保いたします。


6月も終盤。

梅雨らしい雨模様が続くのでしょうか?

どうぞ、万全の雨対策でお越しくださいまし・・・・



            樋口誠

高いワインと安いワイン

2017年06月20日 02時31分47秒 | ワインの事
「高いワインってホントに美味しいんですか?」

「5万円のワインと10万円のワインって5万円分の差があるんでしょうか?」

などと聞かれます。

答えは「YES」でもあり「NO」でもあるんです。

銀座の特等地の家賃で暮らすのと、田舎の安い家賃で暮らすのを比べることができないようにワインもそれぞれに存在価値があるのです。


では、何故価格が違うのか?


基本的には「手間の掛け方と収量」です。

沢山の葡萄を収穫すべく栽培し、醸造も簡単に瓶詰まで行うのか

剪定を重ねて僅かな量に凝縮を求め、醸造も丁寧で熟成にも時間をかけるのか

大体はそれで価格の基礎が決まるはずです。

同じ産地の同じ生産者なら間違いありません。


しかしワインは世界中で造られていますし、同じ国でも「名産地」と「名もない産地」もあり色々な意味での「原価」が違うわけです。

或いは生産量が数千本とか数百本とかになると希少価値も出ますし、また「いわくつき」のワイン等はプレミアがつくのです。


生産量が少ないことが味わいを担保するわけではありませんが、しかし量が少ない=手間をかけやすい=と言うことですから、それなりの味わいになっていることは想像に易いですね。

また「いわくつき」の場合は「名前だけ」ということもありますし「その名を汚すまい」という場合もあります。


しかし、しかし、しかし・・・・


どれだけ手がかかっていても、収穫量が少なくても「今、この場で美味しい」とは限りません。

昨日もお客様と話していましたが、「高いワイン慣れ」をして「いい加減な飲み方」で残念な味わいを感じてしまっている方も多いですね。

或いはお手頃なワインも大好きな人達とテーブルを囲んで、妥当な飲み方をしていれば最高のご馳走なのです。


また数万円以上のワインに差をつけることは困難です。

ロマネコンティは美味しいワインですが、だからと言って他のどのワインより美味しいということでもありませんし、モンラッシェという白の高いワインを汗だくの身体は欲さないはずです。


では高いワインなど不要か、と言うとそんなことはなく、大事な時や節目の時には「良い役割」をしてくれるのです。


そむりえ亭では「特別に高いワイン」は基本的にお出ししません。

が、ご相談には乗ります。

「今度、こんなワインを買おうと思うがどうか?」とか「アレとソレではどちらが〇〇なシチュエーションに合うのか?」などなど・・・・

ご遠慮なくどうぞ‼


              樋口誠

悲喜こもごも

2017年06月19日 01時33分42秒 | ちょっと休憩
世の中は悲喜こもごも

夫々が五分五分で丁度バランスが取れます。

勿論、喜が五分以上が有難いのですが、ま、あまり欲張らないに限ります。



私と言えば、最近は母と弟の健康に翻弄されていました。

特に母の食欲低下にはゾッとするものがありましたが、昨日はまあまあ食べてくれて「悲」が「喜」に変わります。

かと言えば、親しい知人が骨折という悲しいニュース、かたや友人の店の周年が続いて嬉しいニュース。

そして後輩の出産のハッピーな知らせ。

昨日書いていたような懐かしい人の来店もあれば、昨日は究極に近いヒマ。

昨日の営業前には35年位ぶりの前前職の同僚が顔を見せてくれたり・・・・


そんなもんですね‼


今日はお陰様で「そんなこと」を考えなくてもよさそうな忙しい予感。



それでも悲喜こもごもな出来事は日々どこかで起こっているわけで、我々は右往左往しながら「それを楽しむ」術を身に付けなければなりません。


と言うことで今日のお客様、或いは今日の私に喜が悲を上回ることを願います。


             樋口誠

「らしいような」「らしくないような」

2017年06月18日 03時07分32秒 | サービス
昨日は土曜日。

最近は以前のように「土曜は絶対忙しい」とは言い切れない状況です。

そうですねえ・・・ここ2年位のことでしょうか?


突然、嵐のように忙しかったり、ガランとしていたり、です。


しかし、昨日は出足は遅めでしたが、まあまあ忙しくさせていただきました。

前職時代のお客様がFBで見つけて初来店されたり、オープン当初にキッチンにいた菊田君のバイト時代の同僚が7年ぶりに来てくれたり

はたまた高校時代の一年後輩がライオンズクラブ仲間を10名も連れて2次会として使ってくれたり・・・

そこに「いつもの客層」や顧客が重なって賑やかでした。

助けられています。

土曜日らしいような、らしくないような(笑)入り方。


ついでを言うと昨日母を連れて行った初めてのクリニックの先生が「そむりえ亭さん、行ったことあります」と嬉しい一声。

医者に行く、というのは決して嬉しい事ではありませんが、そこで気持ちを明るくする出来事に出会えるのは、この仕事の有難さですね。



さて今日は日曜日。

この曜日はイチかバチか的な傾向ですが、なんか良い予感がします。


あ、ただ今日18日、先日のブログにも書いておりました様に少し早めに閉めさせていただきますね‼‼

どうぞ宜しくお願いいたします。


           樋口誠

飲み頃

2017年06月17日 02時27分13秒 | ワインの事
これも何度か書いていることですが・・・

ワインの飲み頃は「買った時が飲み頃」です。

「ラトゥールの82年はまだまだ先だ」

「モンラッシェなら、あと10年は待ちたい」

「あれはもう峠を過ぎた」

などと言いがちですが、実はラトゥールでもモンラッシェでも「今」を美味しく飲めるように工夫して楽しむのも手なんです。


確かに数千円までのワインと違い何万円かそれ以上の価格のワインは「失敗したくない」とか「内に秘めたポテンシャルをすべて引き出して」飲みたい、というのは十分すぎるくらい判ります。

そういうワインのサーブはホテル時代にげっぷが出るほどやってきたつもりです。


しかし、同じ年のワインでも長く待っている間に価格は上がってしまいますし、安く買っていたとしても保存している間に金利も電気代も「家賃」も掛かっているわけですから、待てば待つほど期待値が上がりすぎたり、通常の料理に合わせにくくなったりすることもあり得ます。


それだけでなく、近年のボルドーのヴィンテージなどは若いうちから美味しいですし、ブルゴーニュもそういう傾向にあります。


そむりえ亭はグラスワインでの提供ですので古いワインは基本的に使わないのですが、時折「グランヴァンの若いもの」を開けています。

でも、それなりに美味しく召し上がっていただいているつもりです。


「熟成したワインを飲むな」などとは言いませんが「若いワインを飲んだら駄目」というのは、少し残念な話ですので勇気をもって開けていただきたいと思います。


ちなみに「凄いグランヴァンの若いもの」は抜栓後、空気も抜かずに1か月ほど美味しく頂けることも少なくありません。

そういう楽しみ方も良いものです。


         樋口誠

うどん

2017年06月16日 02時53分37秒 | 食・レシピ
最近は母の調子が良くありませんので(命に別状はありません)、軽く優しい味の消化の良さそうなものを造ります。

なんて書くと「へえ、大変やねえ」ってなもんですが、むしろ手間の掛からない「白いお粥に梅干し」であったり「柔らかいうどん」だったりするので難しくはないんです。

そこで「ふと」感じるのは「うどんは柔らかいもの」というのがDNAに刻まれているな、と自覚することです。


少なくても大阪や京都、或いは伊勢のうどんは「腰がない」のが通常で、聞けば福岡のうどんも柔らかいらしいですね。

つまり病気の時や二日酔いの時、或いは飲んだ後の胃に優しいのが大阪のうどん。


しかし、いつのまにか讃岐うどんの人気に「腰があってシコシコが良いうどん」みたいな刷り込みが蔓延しているようでして・・・・


いや私は讃岐うどんも大好きですが、それは高松に行ったりしたときのことで、家で食べるのは「ヤワイ」うどんです。


また「カスうどん」が大阪人のソウルフードみたいに言う番組などもありますが、あれは河内のもので出身地である泉州では知られていないものなんです。

実際、これまで一度も食したことがありません。

嫌いじゃないんです。

機会がない。ってことです。


マスコミやSNSのお陰で距離感が無くなった今日、そういった地域間の差が交錯していることは面白くもあり、残念でもありますね。

どうぞ大阪に来られたら讃岐うどんではなく「ヤワイ」うどん=けつね(うろん)、こぶうどんなどを食してください。

消化が良いので、夕方に食べても更に晩御飯が食べれる=虫養い=の料理かな、と思います。


あ、それと「あんまりないこと」ですが、大阪のうどんは出汁が美味しいのでワインを飲まれるならピノノワールが最適ですよ。

お試しになって損はありません(笑)


さて、明日は何を造ろうかなあ・・・・・


             樋口誠

近々のイベント案内

2017年06月15日 02時44分52秒 | スケジュール
これから7月末までの間に「イベント事」が3件ほどあります。

ちょっと復習を兼ねてリマインドいたします。


6月22日(木)、23日(金)には「小さな企画第6弾」
  ワシントン州のレオネッティセラーズのリザーブをメインにした5皿5アイテムのワインの会です。
(一昨日告知しましたが最高で12名までの会ですので、お早めに‼‼)


7月23日(日)は5人のソムリエによる「チャリティコラボディナー」です。

  会場は「ル.クロ.ド.マリアージュ」 お申し込みは各ソムリエまでお願いいたします。


7月27日(木)はワインメーカーズディナーのオファーがあります。

  もう数日で詳細が発表できますのでスケジュールを空けておいてください。


8月は周年月でもありますので「小さな企画」はありませんのでご了承くださいまし。


               樋口誠

ある意味、充実した一日でした。

2017年06月14日 00時36分49秒 | 日記
昨日は本来は弟の入院する病院にユックリ見舞い、と思っていましたが・・・

どうも母が「背中が痛い」と言うので近くの医院へ。

何しろ93歳の行動は時間が掛かりますので近くの医院でも「たっぷりの」時間が掛かりまして、弟の=堺の富木の病院には夕方の訪問になります。

結果的には「神経痛」と言うことでしたので当分は薬を試した様子見です。

それより、寂しかったのは弟でしょう。

彼は56になるオッサンですから、私が遅くなっても文句も言いません。

なので問題ないと言えば問題ないのですが、さすがにこういう時は時間が足りない感が漂います。


で、帰って母の夕飯の支度をして19時。

そのあと遠方の知人を食事の約束でしたが、それもユックリできず申し訳なく思います。

親の面倒はいずれ皆さんも体験することですから、今のうちに作戦を考えておかれることをお勧めします。


とは言え、どういう介護が必要か?などはギリギリになるまで想像もできませんが、参考になる体験者は周りに沢山おられると思います。


さて、昨日アップした「小さな企画」

どうぞ宜しくお願いいたします。


あ、今日の営業も十分にお席がありますよ~~~~~~~~~~‼


           樋口誠