ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

ワインの抜栓

2012年06月13日 02時55分55秒 | ちょっと休憩

ワインを飲むためにはコルクを抜かなければなりません。

中にはスクリューキャップの「ひねるだけ」のものもありますが、まだまだコルクが主流ですね。

ご家庭でワインを飲まない理由の一つに「コルクを開けるのが大変だから」というのがあります。

難しいですね。

しかし、ソムリエはいとも簡単に開けます。

私も早いですよ。だって30年以上も飲食業をやっていて、ソムリエ専業でも25年以上です。

という事は特殊な方法を知っているのか?というとそんな筈はありません。

スクリューを刺し込み、回して、オープナーのテコを瓶に掛け、引き上げるだけ、なのです。

では何が違うのか?

簡単に言うと、テコを両方からの力で上げるから、です。

多くの方々はワインオープナーの胴体の長い部分の端に力をいれて引き抜こうとします。

私を含めたソムリエは瓶に掛けたテコの部分と胴体のつなぎ目辺りをへこませるかのように力を入れ、小指の部分にある端の部分も引き上げる。

何のことかわかりませんね。

言葉でいうのは難しいのですが、スクリューを上げる為に、両サイドから押す力、引く力を同時に加えるという事です。

どうぞ、お悩みの方は私の方法をご覧になってください。

一日に何本も抜きますから、様子を見ていて「アッ、ゆっくり開けて!!!!」と叫んで下されば、判りやすい様にお見せしますね。

1度や2度ではコツは身に尽きませんが、ある日、ヒョイとコルクが抜ける様になりますよ!!