私はソムリエ協会のお手伝いを始めて20数年。その間に国内はいろいろな所に出掛けていきました。
行っていない県は数えるほどです。
北から南。さまざまな風景と人情を感じるものです。
が、基本的にセミナーや総会ですので観光地に出かける事は目的でなく、会場のある街の中を歩いていても実は「似たような」感じがする、という事も否めません。
しかし、私の本拠地の大阪から僅かな移動で行ける場所「奈良」はちょっと存在感が違います。
近鉄奈良駅を降りて「もちいどの」=「餅飯殿」商店街を抜けて「ならまち」と呼ばれる路地を散策しながら向かうのは奈良ホテル。
一世紀に及ぶ歴史のホテルは玄関を眺めるだけで感動です。更にはその立地は歴史を360度の方向に見渡せる丘の上。ご存知の鹿も「当たり前」のように闊歩しています。
京都の歴史も凄いのですが、奈良はまた格別な風情なのです。
言っておきますが大阪は難波から快速急行で40分。
遷都1300年祭で賑わった昨年。今年はどうなるのでしょうか?
昨日はそんな歴史の街、奈良にボルドーワインのセミナーをしに出かけました。必ず協会の用事です。
一度は純粋に奈良を楽しみに出かけたいな、思った一日でした。