ワインにはアルコールがあるわけですから、当然「酒」です。酔います。しかし、酔うと言っても、眠くなる場合もありますし、上機嫌になって騒ぎたくなることもあります。これも酸のせいらしいですね。
白ワインの多くにあるリンゴ酸系のものには所謂ビタミンCと同じように酔いを快活にする成分がある「らしい」です。ですから宴会の時はすっきりした白がいいかもしれません。
赤ワインや樽熟のシャルドネには乳酸が多いわけですが、これには眠くなる成分が多い「らしい」のです。つまり寝酒には赤ワイン、ということになりますね。
「らしい」をつけているのは私が化学者でないからでして、偉そうなことはいえませんが、自分なりには確かにそうかな、と言う実感はあります。
宴会か寝酒か、というのは極端ですが早い時間に白ワイン、遅い時間に赤ワインというのが生活サイクルからもよさそうですね。春眠暁を覚えず、ですから、いい眠りを酸を使い分けておとりください。おやすみなさい。