鳩などの鳥類が苦手な方に何かよい方法は無いか、と考えたのがこのメニュー。鳩の半身をゆっくり低温でコンフィにしています。火は完全に入れていますから、程好い柔らかさで癖もあまり感じないと思います。しかし鉄分を含んだ鳩の味わいは楽しめますから、苦手な方でも好きになるのではないかな、と期待をこめた作品です。
柔らかくしていますので白であわせてもらっても結構ですし、添えているピックルスが赤ワインへと誘います。ピックルスを意識してあわせるならタンニンの利いたローヌ系、鳩単体に赤ならブルゴーニュでしょうか?しかし後で別の肉料理で赤の出番があるなら私としてはゲウルツトラミネールかピノグリを合わせてみたいと思います。
ついついロゼ(レアに近い状態)に仕上げたくなる鳩などの野禽類、だから苦手な方も多かったはずです。そむりえ亭でチャレンジしてみてください。