小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

名古屋名物、蓬莱軒のひつまぶし

2013-07-14 11:33:19 | Weblog
綱取りどころか、勝ち越しがどうかという場所に呆然ですので、今日は無難な食べ物のお話です。

以前、名古屋出張で味噌煮込みうどんをいただいたのですが、味噌カツといい手羽先といい、小倉トーストのモーニングといい、ここの食文化は独特です。

前日に味噌カツと手羽先をいただいたので、相撲観戦は中で弁当でも買って食べようと思ったところ、おせっかいな知人から「ひつまぶし食え」という伝言がLINE経由で入ってました。

「うなぎは高いから、今回はいいわ」と返信すると「ひつまぶし」「ひつまぶし」「ひつまぶしなら許す」「有名な店は2軒ある。ひとつは蓬莱・・・何とかって言ったかな~」という、わけわからない伝言が・・・。

こちらは京都美山の養鶏場、美卵(みらん)の生卵。
今まで食べた生卵の中で5本の指にはいる絶品です。

無視して弁当を食べようと思ってたのですが、名古屋場所のチケットをゲットしたあとは、相撲のあと熱田神宮に参拝・・・たまたま、すぐ近くにあつた蓬莱軒という名古屋で一番有名な、ひつまぶしを食べさせる店があるというので立ち寄ることにしました。



立ち寄った時間は11時10分くらいでしたが、すでにもう行列が・・・!
どうやら大変な人気店のようです。

11:30の開店前、店の人が名前を聞いてほどなく案内をしてくれましたが、わたしは厨房のよく見えるカウンター。みな板前さんたちは黙々と作業をして、緊張感漂うので、残念ながら撮影は断念。

ウナギを捌くのは客の前でやらないようで、どこからか串に刺した大振りのウナギを焼いて次々に配膳していきます。

ほどなく大きなお櫃に目一杯入れられた、文字通り櫃まぶしが出てきました



お櫃に入ったウナギの「まぶし」。
1膳目はそのままいただき、2膳目はノリやワサビ、ネギをかけて食べます。
3膳目はそれにだし汁をかけてお茶漬けに。
そして4膳目は好きなように食べるという4通りの楽しみ方ができます。

個人的にはウナギは普通の蒲焼きが一番だと思うのですが、ご飯にして四膳のウナギを同じ食べるよりは、こうやって味を変えて楽しんだ方が、より楽しんでいただけるというわけですね。

間違いなく、じぶん的には名古屋めし一位は「ひつまぶし」でしょう。
ただ、食べると見た目以上のボリュームで、相撲観戦中は水だけを飲んでおり、東京に戻っても晩飯が入らないほどでした。

いや、恐るべし名古屋めし!

味噌煮込みうどんに引き続き、またやられてしまいましたが、わたしはこちらの方が好きですね~♪ 
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京都美山は日本の原風景

2013-07-13 10:58:41 | Weblog
こちらは今週半ばに出かけてきた京都美山。
まさしく日本の原風景ともいえる美しい古郷の風景です。


まるで七人の侍の冒頭シーンのような村落。
四方を山に囲まれた盆地ですが、行くとびっくりするくらい山が高く、800mから900mほどの標高だそうです。

一人で登ってはゼッタイにアカンとのこと。

行き来のしにくい地の利ですが、住んでいる人は意外に開放的で、京都というよりは大阪に近いノリでおます。



先に書いたように、こちらの茅葺の里地区の観光用絵地図を依頼されたのですが、38棟の茅葺きと54の観光スポットをすべて入れてほしいというリクエストにむむむむ~!

田舎にありがちな「わしんとこが入ってないやないか」という、お家の事情なんですが(観光客にとってはどうでも良い)、「できない」とは言わないのが私のモットー。
「やってみましょう」と返事をしました♪


これがゴルゴ13なら、任務遂行は約束されたようなものですが、わたしの「やってみよう」は、試しにラフを出してみますという意味です。

A3サイズとはいえ、そのサイズに90アイテムはいかにも多過ぎます。
とりあえずラフは90アイテム、すべてを入れたものを作ってみて、その段階で全部入れるかどうかを検討しましょうというわけです。


観光客にとっては90アイテムあるかないかは、どうでも良い話ですが、絵地図は地元の人たちのためにもあるのでムゲにダメとも言えません。

本日、さっそく作業にとりかかりますが、けっこう苦心しそうです。

宿に戻ったら、民宿の職員が「地図の完成、楽しみにしてます」やて。
いや、こういう地域は耳が早い。もう話が行き渡っとります。

ほんま、せきにんじゅうだいやで(ふろむニセ関西人)。

ともかくもこの素晴らしい風景を伝える地図を作りたいと思います。
みなさまも一度、京都美山においでませ!
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普通の場所になりました

2013-07-12 10:47:07 | Weblog
3日間、京都と名古屋方面に出張でした。

といっても、本当に仕事に必要だったのは京都美山だけ。
名古屋で途中下車して一泊、昨日は初めて名古屋場所を見に行きました(そーいえば、今年は全場所足を運んでます。バカじゃねーのと言われそうな・・・)。



で、結果はあの通り。
稀勢の里の横綱昇進は白紙に戻り、普通の場所になりました(当社比)。

うーん、大関稀勢の里。
誰が見ても強いのに何で負けるんだろうか。

なんて言っても仕方ありませんが、昨日は栃の心と千代の国がケガをするという、イヤな一番もありました。
名古屋の暑さは本当にハンパでなく、酷暑期のニューデリーに匹敵する猛暑ですからコンディション調整が大変なのかもしれません。

特に千代の国の一番は、股関節が脱臼したのではないかというほど、変な体勢からの投げでしたから、今後の回復が心配されます。

稀勢の里は昨日のような相撲があるかわりにケガをしないというのは、そんな無理な体勢にならないということもあるのかもしれません(その代わり、アッサリ負ける)。



相撲内容とは別に、たまに地方場所を見ると、それぞれの違いが出て面白いですね。

TVで見ると、土俵ばかり写っているので、あまり違いはわからないのですが(土俵の企画は世界中どこに行っても同じ)、愛知県体育館は名古屋城に隣接したアクセスの良い場所にありました。



名古屋に一泊するのははじめて。

いつも素通りしてしまうので、この日は9時半頃にチケットを購入してから、いったん熱田神宮に行きお参り。

20年ぶりくらいに櫃まぶしをいただき、充填してから気合いを入れて応援しようと思いましたが、やや空回り。
そんなわけで昨日は帰ってバタンキュー。

さて、いただいた仕事をキチンとこなさないとね。
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大相撲とウインブルドン

2013-07-08 11:33:50 | Weblog
未だにこちらのブログ読者が減らないので、その方がたのために旧ブログにも記事を貼付けることにしました。

新ブログのコピペですが、よろしくお願いします
http://masuo-san.com/?p=12748



今朝ニュースを見てたら、ウインブルドンでイギリスのマレー選手が英国人として、77年ぶりに優勝したというニュースをやっていました。

テニスもサッカーもイギリスが発祥と言いますが、そこまで国際的になったということですな。でもパブで飲んでるイギリスのファンの嬉しそうなこと。
そりゃ自国の選手が、自国で生まれた競技で、77年ぶりに優勝すりゃ嬉しいよね。

さて、われらが大相撲は稀勢の里も、ウインブルドンよりは60年ほど少ない17年ぶり、貴乃花以来の横綱昇進がかかる場所で、場内の声援を聞いても大変な人気です。
(名古屋場所の観客のみなさん。立ち合いのリズムを崩すような、変な手拍子とコールはやめましょう。 しかも相撲が終わったあとの手拍子・・・民度が低いと思われても仕方ないですよ)。

久々の日本人力士による優勝、横綱の期待というのはわかりますが、私が稀勢の里関を応援してるのは、特に日本人だからというのではありません
(まあ、もちろんそれが全然ないかと言われれば違うけど)。

日本人だからといって好きでない力士はいるし、それは外国人力士でも同じことであります。

ただ、今の大相撲は外国人力士がいないと成立しませんから、あまり「日本人の優勝」「日本人の横綱」と騒ぎ立てるのは、遠い異国から奮闘努力してきた外国人力士に失礼な気もします。



それはともあれ、誰かがツイッターに書いてましたが、とかく閉鎖的と言われる大相撲協会ですが、こと外国人に対してオープンなのではないと思います。

てゆうか、大相撲って力士と観客の垣根が低いよね。

国技館でも大阪体育館でも、おそらくは巡業なんかなおさらだと思うけど、力士のファンサービスはなかなかのもの。
一緒に写真をお願いして断られるのは見たことないし、お客さんに対しては相当オープンだと思いますよ。

10数年前に当時の大阪府知事が「女性も土俵に上げろ」と言って物議になりましたが、ああいうのを見て閉鎖的というのなら、少々おかしな話です。

よく私の父は「大相撲が封建的、封建的っていうけど、当たり前だ。だって、未だにチョンマゲ結ってる世界だぞ」なんて言ってましたが、その当時と比べてもずいぶん開かれたように思えます。



さて、昨日の相撲。なかなか熱戦が続きました。

面白かったのは注目のエジプト出身の大砂嵐。
以前、拙ブログではダメ出しをいたしましたが、 相撲を覚えてきましたね~。
技でいなそうとする鬼嵐に食いついて粘り強い相撲で押し出し、「嵐」対決を制しました。

これからちょっと応援してもいいかな~♪
(実はわたし、プチ阿覧ファン)。

大砂嵐は敬虔なイスラム教徒だそうです。そうなると豚肉の禁忌、場所中のラマダン、1日5回のお祈りなど、相撲以外の制約が多いのですが、そこは多神教の国日本・・・ましてや大相撲は多神教の最たる存在、神道のものですから、彼が活躍できるというのは、本人の資質だけでなく、それだけ外国人にも手厚いと考えて良いかもしれません。

さて、われらが稀勢の里。

昨日は勝つ時の顔をしてましたが、それでもわからないのがこの人で、2回の待ったにはドキドキでした。

それでもほぼ盤石の相撲。初日、この人はハラハラする相撲を取るんですが、昨日の相撲を見る限り、今場所多いに期待・・・ちゅうか、目標はただひとつ。

稀勢の里、全勝優勝で横綱だ!

稀勢の里おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
(ツイッターでは、相撲になると人格が変わると言われてます・・)
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今日から初日!

2013-07-07 09:00:50 | Weblog
未だにこちらのブログ読者が減らないので、その方がたのために旧ブログにも記事を貼付けることにしました。

新ブログのコピペですが、よろしくお願いします
http://masuo-san.com/?p=12748


大相撲名古屋場所、いよいよ今日が初日であります。
ちょっと今からドキドキです。

人によっては稀勢の里の横綱昇進は、今場所ではなく、来場所以降誰もが納得する形でなってほしいという声もありますが(それもディープなファンに多し)、わたしはなれる時になっておくべし、という意見です。

まさか優勝しないで横綱っていうのは、あの双羽黒で協会も懲りているだろうから、そこまでしないと思いますし、今回全勝優勝で横綱というのはよろしいのではないでしょうか。



それにしてもデーモン閣下も朝のニュースで言ってましたが、風格&相撲ともすでに横綱。全勝で優勝すれば初優勝でも文句はありますまい。

閣下は先場所、見事に隠岐の海の活躍をハズしましたが、あの時はハズかもしれないと、わかって発言してました。

今回の閣下の意見でけだしもっともだと思ったのが、白鵬戦はあくまで15日間の一番。白鵬とは最近は勝てていないにしろ、むしろ良い相撲が取れてるのだから、あとの14日間をどう取るかが大切ということです。

いや、これは稀勢の里関自身が一番わかってるんじゃないかな。

ともかくも今日が大切な初日。
本日はドキドキのジム観戦の予定です。

あー、心拍数が上がるのが必至。
楽しみだけど、見たくないよー!

でも見ちゃうよー!



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ヴィーナスフォートは外国人ばかり

2013-07-06 15:34:37 | Weblog
久々、こちらのブログ更新です。
と言っても、新ブログのコピペで写真は1枚だけのUPです。
新ブログはこちら ↓
http://masuo-san.com/?page_id=154

ただ、未だにこちらのブログ読者が減らないので、その方がたのために本日より旧ブログにも記事を貼付けることにしましたので、よろしくお願いします


昨日は母のつきあいで臨海副都心のヴィーナスフォートに行きました。
上の写真はキティちゃんですが、目的は家具雑貨を買いに、あのニトリへGO!

ニトリといえば昨年、赤羽店でキッチンテーブルを購入して以来ご無沙汰でした。

モダンアートっぽいテーブルを見つけ、白黒、グレー(テーブルの板、足の色も個別に選べる)から色を選び購入しました。
コーディネートは、こーでぃねえと・・・なんて、ウフッ♪ とばかり、下の写真のようなチョイスをしたあと、実はそのノリでスマホも同じ色の組み合わせで購入したところ、似合わないと不評・・・。

色の組み合わせは悪くないと思うんですが、持ってる本人のキャラじゃないっていうのね。探すのも面倒なんで、そのままにしてますが、赤坂見附にビックカメラもできたことだし見てみるかな。



実は以前、ヴィーナスフォートがゴーストタウン化しているという噂を聞いたことがあり、赤羽店に行くかヴィーナスフォート店に行くか迷ったのですが、アクセスの良いのは断然後者です。

赤羽店は南北線十条からバスに乗らなければならず、品揃えは豊富なので目的のものを揃えるには良いですが、ショッピングの楽しみというのは少ない。

意を決して、何年かぶりにヴィーナスフォートに到着したのが午後1時半くらい。
うむむ。たしかにこりゃゴーストタウンだわ。

大丈夫かいなと思った瞬間、後ろから黒山のような人だかり。

よくよく見れば、一時は見あたらなかった中国人ご一行です。北京語とは明らかに違う、香港映画に出て来るような発音だったから、香港か広東省のツーリストでしょうか。

ほかにも韓国人、インド人、東南アジア系の人たちに加え、白人のツーリストも・・・をいをい、日本人はわしら以外にどこにおるねん!(ふろむニセ関西人)

2時を過ぎた頃から、にわかにヴィーナスフォートは賑やかになっていきましたが、その大半が外国人。たぶん、日本人客が飽きて来なくなっちゃたから、旅行会社などにアプローチして、観光ルートにしたんでしょうね。

たしかに無人のモノレール「ゆりかもめ」に乗って東京湾を一望した後、ショッピングというのは外国人にとっては魅力的かもしれません。

きっと中国人観光客、帰ったらこう言ってますよ。

「どこ行っても、中国人ばかりだった」なんて。



マナーは意外と・・・というと失礼だけど、わるい人は少ないようで、むしろ話かけると下を向くシャイなツーリストが多かったです。

最近はメディアでも外国人観光客の誘致をしきりに流してますが、国内のパイが限られてきている以上、海外から客を呼ぶというのが手っ取り早い方法なんだと思いました。

コンビニ店員に聞いても客の大半は外国人だそうで、ツーリストが来なかったヴィーナスフォートは持たないということであります。

帰りの地下鉄。
座りたそうにしてる母の前に寝たフリの若者。

と、その時かっぷくの良い白人男性(6人くらいの団体のひとり)がサッと席を譲ってくれました。どこから来たのか聞くとポーランドだとのこと。これから都庁を見に行くと言ってましたが、何が観光地になるかわかりませんなあ。

席を譲られた母は「あんな太ったおじさんに席譲られるなんて、わたし、そんな年に見えたかしら?」とのたまいます。

太ったおじさんって、アンタ席を譲ってもらって失礼な。・・・それに「おじさん」っていうけど、あの人、たぶんまだ40歳前後よ。
そもそもアンタ母上、最初に「誰か譲ってくれないかな」って、座りたそうにまわり見渡したじゃない。そういうと妙に納得をしておりました。

相変わらずワガママな我が母上でございましたが、ペースメーカーをして日々奮闘中。席を譲るタイミングは難しいですが、年長者には譲ってあげましょう♪
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