小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

大相撲とウインブルドン

2013-07-08 11:33:50 | Weblog
未だにこちらのブログ読者が減らないので、その方がたのために旧ブログにも記事を貼付けることにしました。

新ブログのコピペですが、よろしくお願いします
http://masuo-san.com/?p=12748



今朝ニュースを見てたら、ウインブルドンでイギリスのマレー選手が英国人として、77年ぶりに優勝したというニュースをやっていました。

テニスもサッカーもイギリスが発祥と言いますが、そこまで国際的になったということですな。でもパブで飲んでるイギリスのファンの嬉しそうなこと。
そりゃ自国の選手が、自国で生まれた競技で、77年ぶりに優勝すりゃ嬉しいよね。

さて、われらが大相撲は稀勢の里も、ウインブルドンよりは60年ほど少ない17年ぶり、貴乃花以来の横綱昇進がかかる場所で、場内の声援を聞いても大変な人気です。
(名古屋場所の観客のみなさん。立ち合いのリズムを崩すような、変な手拍子とコールはやめましょう。 しかも相撲が終わったあとの手拍子・・・民度が低いと思われても仕方ないですよ)。

久々の日本人力士による優勝、横綱の期待というのはわかりますが、私が稀勢の里関を応援してるのは、特に日本人だからというのではありません
(まあ、もちろんそれが全然ないかと言われれば違うけど)。

日本人だからといって好きでない力士はいるし、それは外国人力士でも同じことであります。

ただ、今の大相撲は外国人力士がいないと成立しませんから、あまり「日本人の優勝」「日本人の横綱」と騒ぎ立てるのは、遠い異国から奮闘努力してきた外国人力士に失礼な気もします。



それはともあれ、誰かがツイッターに書いてましたが、とかく閉鎖的と言われる大相撲協会ですが、こと外国人に対してオープンなのではないと思います。

てゆうか、大相撲って力士と観客の垣根が低いよね。

国技館でも大阪体育館でも、おそらくは巡業なんかなおさらだと思うけど、力士のファンサービスはなかなかのもの。
一緒に写真をお願いして断られるのは見たことないし、お客さんに対しては相当オープンだと思いますよ。

10数年前に当時の大阪府知事が「女性も土俵に上げろ」と言って物議になりましたが、ああいうのを見て閉鎖的というのなら、少々おかしな話です。

よく私の父は「大相撲が封建的、封建的っていうけど、当たり前だ。だって、未だにチョンマゲ結ってる世界だぞ」なんて言ってましたが、その当時と比べてもずいぶん開かれたように思えます。



さて、昨日の相撲。なかなか熱戦が続きました。

面白かったのは注目のエジプト出身の大砂嵐。
以前、拙ブログではダメ出しをいたしましたが、 相撲を覚えてきましたね~。
技でいなそうとする鬼嵐に食いついて粘り強い相撲で押し出し、「嵐」対決を制しました。

これからちょっと応援してもいいかな~♪
(実はわたし、プチ阿覧ファン)。

大砂嵐は敬虔なイスラム教徒だそうです。そうなると豚肉の禁忌、場所中のラマダン、1日5回のお祈りなど、相撲以外の制約が多いのですが、そこは多神教の国日本・・・ましてや大相撲は多神教の最たる存在、神道のものですから、彼が活躍できるというのは、本人の資質だけでなく、それだけ外国人にも手厚いと考えて良いかもしれません。

さて、われらが稀勢の里。

昨日は勝つ時の顔をしてましたが、それでもわからないのがこの人で、2回の待ったにはドキドキでした。

それでもほぼ盤石の相撲。初日、この人はハラハラする相撲を取るんですが、昨日の相撲を見る限り、今場所多いに期待・・・ちゅうか、目標はただひとつ。

稀勢の里、全勝優勝で横綱だ!

稀勢の里おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
(ツイッターでは、相撲になると人格が変わると言われてます・・)
コメント
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