先週の日曜日は快晴の中、サントリー美術館の「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展に行って来ました。サントリー美術館の企画にハズレなしですが、今回の展覧会も素晴らしい。
そもそも、日本絵画の名品は明治初期から多数、海外に流出してしまったものの、欧米は湿気が少ないのに加えて、美術館の保存方法がしっかりしているため、日本にあるものより良好な状態のものが多いのです。
皮肉なことに、外国に渡ってしまったからこそ、今でも輝きを保っている作品が少なくありません。そんな意味で、芸術の都でもあるミネアポリス美術館の日本絵画は実に粒ぞろいでした。