小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

ブラタモリ~両国と吉原

2012-01-13 09:48:42 | Weblog
先週のブラタモリは両国。そして昨日は吉原と、江戸の下町シリーズが続きました。

タモリという人は「いいとも」を何10年もレギュラーでやってることもあってか、
芸能人には珍しく、ここ30年くらい外国はもちろん、大井川を超えたことがない、
なんて話を聞いたことがあります(今、どうか知りませんが)。

それだけに・・・というのも何ですが、タモリの町散策というのは、
近場をディープに散策する人なのでしょうか、けっこう本物です。
町の散策番組は数あれど、
段差や坂、盛り土から町の原型まで掘り下げる番組はブラタモリだけ。

もちろんブレーンがついているのでしょうが、
タモリ自身の方がそんなブレーンより、別の視点で気がつくことも多いようです。

昨日も吉原のあった場所の盛り土やお堀の跡を見つけて、楽しんでいるシーンがありましたが、
機会を見つけてあのあたりを歩いてみたいと思いました。


吉原ではありませんが、
品川の遊郭を舞台にした映画で幕末太陽伝という大変な名作があります。

これは落語の「居残り佐平二」をもとに、
佐平二がフランキー堺、高杉晋作が石原裕次郎というキャスティングで、
45歳で夭折した川島雄三が監督したもので、これが何と今、デジタルリマスターで上映中です。
(劇場や上映予定はリンク先をご参照くださいませ)。

ブラタモリを見て遊郭にご興味持った方はぜひご覧あれ。
(もっとも品川の遊郭は吉原にくらべてランクは落ちますが)。

北品川の旧東海道には、遊郭・相摸屋跡があったり(今ではコンビニになっています)、
そこかしこに昔のなごりがあって面白いのですが、ブラタモリで取り上げられたのかな。

そんな中、ブラタモリでわが町赤坂の特集はイマイチでした。
本来、赤坂とは呼ばない永田町の方ばかりにスポットを当て、
歴史の舞台になった場所をあまり取り上げなかったのが不満でした。

勝海舟の住居跡や、鬼平こと長谷川平蔵の生家があったという六丁目、
忠臣蔵の舞台になった坂道や、大岡越前が檀家だった豊川稲荷。
次回は赤坂氷川町、一ツ木町などの形で再度取り上げてくれたらと思います。


写真は白鵬を押し出した稀勢の里。
昨日は一本足という危ない体勢で鶴竜を押し出して貴重な白星!

庄三郎さんも無事土俵に復帰。
タイトルにはブラタモリ~両国と吉原と書きましたが、スミマセン。
両国についてはいずれということで。
コメント (2)
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