小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

ミクロネシア仰天ニッポン滞在記

2012-01-30 06:21:01 | Weblog
昨日はニトリ赤羽店でお買い物。

清水の舞台から飛び降りる気持ちで、37800円のダイニングテーブルセットを購入し、
くたくたになって帰ってからは、見るともなしにテレビ東京の仰天ニッポン滞在記を眺めていました。

こちらはミクロネシアのチューク諸島という、電気も水道もないところからやってきた親子が、
つくばのたこ焼き屋さんにホームステイするという内容です。


文明に毒されてない人たちに、日本のハイテクを見せて驚いてもらう番組は、
あまり彼らにとって良くないことが多いので、普段はチャンネルを合わせることがないのですが、
昨日のものはチューク諸島の娘と息子が利口そうな顔をしていたので、つい見てしまいました。

ところが原始生活を送る親子、なんて銘打ってましたが、
親子4人の歯並びを見てると、まるで矯正されたようにきれいに揃ってましたね。

以前、山本太郎さんがパプアニューギニアの家族に滞在する番組では、
そこのお父さんも家族も歯が抜けてたり欠けていたると、かなり不揃いでした。
よくわからないですけど、原始生活なんか送っていたら普通はそうなるのでは?


パプアニューギニアのような密林の奥に住む家族と、ミクロネシアのような青い海のそばに住む家族では、
生活に使える水の量が違うでしょうから単純に比較はできませんが、
もしかしたらミクロネシアの家族たちは、原始生活を送っていないことも考えられます。

まあ、テレビ局はそのくらいの創作は平気でしますし、
文明にあまり免疫のない人を連れてくるよりは、彼らの後の生活を考えると、
そんな意味で、本当の原始生活を送ってない人の方が良いのではないかと思いました。

少なくともミクロネシアで豊かな生活を送っている人たちのようで、
かえって、彼ら家族のサプライズはそんなに厭味のないものでした。


何より、つくばエクスプレスに目を輝かせている男の子の顔が良かったし、
日本人のボーフレンドに照れながら喜んでいる長女も良かったです。
(やっぱり子供の見た目ってありますよね)。

ああ、こちらはあんな純粋な気持ちはいつの日やらにもう(遠い目)。


日本の文明に触れて余計な欲望を抱いてしまったら困りものですが、
あの子たちのエクスプレスに乗るときの目の輝きを見ると、
良い意味での文明に対する憧憬が感じられました。

きっと、あの子たちがチューク諸島の将来に貢献できるんじゃないか、
なんて思ったりもしました。

ウォシュレットでもそうですが、いちど文明の快適さを知ってしまうと、
なかなか後戻りできないのは問題ではあるのですが・・・。

ミクロネシア・チューク諸島が「原始生活」を送っているかどうかは、
疑問も感じましたけど、視聴者が楽しめて出演者が不幸にならないのであれば、
ある程度の演出は仕方ないんじゃないかな。
(電気や水道がないのは本当でしょうけれど)。


雪で大はしゃぎするお父さん、お母さん。
納豆に心底ドン引きする親子たち。
彼らの表情からは、それが芝居やヤラセでないのが感じられ、
その点も見る方を悪い気分にさせませんでした。


それにしてもミクロネシアの親子はいったい何処から探してくるんでしょう。
いちど裏話を聞いてみたいものです。

写真は本文にまったく関係ない、北海道ラーメンセット。
中田大地くんの白くま母さんからいただいたもの。
もうとっくに美味しく頂きましたが、写真が見つかったのでアップいたします。
コメント (6)
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