小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

新年口上~今年はおぢさんも発達します

2012-01-01 09:27:37 | Weblog
拙ブログ読者のみなさん、あけましておめでとうございます!

昨年はこのつたないブログに大勢お越しいただきありがとうございました。
BBSをやっていた頃から発信を続けて10年あまりになりますが、
徐々にアクセス数&訪問者数も増えてきました。

内容はともあれ、健在であることを発信する意味もありますが、
おかげさまで、ブログを見て連絡をいただけることもあり、
今年は肝心の仕事の方も、より充実させていきたいと考えています。


世の中的に2012年を予想すると、マヤの予言ではありませんが、
普通に考えてあまり良いことは期待できないと思います。

しかしながら、マヤ文明本家のメキシコやグアテマラでは空前の観光ラッシュと聞きますから、
何かしら「禍」を「福」に変える機会にしないといけません。


そんな中、当然さまざまな策は高じていかないといけないのですが、
本年の目標は、その中で仕事のクオリティを如何に上げていくかであります。

10代20代の頃と違い、1年や2年で急激に技量が伸びる年齢ではなくなってきていますし、
逆に体力面も含めて、伸びることより落とさないことに腐心しなければいけない歳にさしかかり、
如何にクオリティを上げるかというのは、実はけっこう大変なことであります。

しかしながら「発達障害は発達します」の言葉ではありませんが、
人間というのは、ある側面に関しては一生進歩発達のできる生き物だと思います。

言い方を変えれば、死ぬ時に最高の仕事が出来るもの。
最近、そうした目標設定をしていこうと考えはじめたところです。


若い頃、父が私によく言っていたことに、こんなことがありました。

「若い頃の差なんて、面積比にしていえば大したことない。
 若い時が1と2の違いとすると、”1×1=1”と”2×2=4”・・・1と4で、たった3の違いだ。
 でもオレの歳になると、”4×4=16”と”8×8=64”で、違いは46の違いになる。
 だからオレの歳になると、そうやって開いた数字を縮めるのは大変なんだ」


さて、自分と同い年の時に父はすでに埼玉大学の教授でいましたし、
著書も専門物理書ながら続々出していて、正直言って、とても親爺とは比較になりません。

ただ、親爺が言っていたことは、社会的地位の話ではなく、仕事の能力だったのですね。

まあ、私自身に大した積み重ねがあったわけではありませんが、
最近になって、面積にして考えるとそこそこ積み上げてきたものがあったかな・・・?
なんて思えてきたのです。

まあ、ニキリンコさん言うところの「残存能力」といったところでしょうか。

そんな意味で今年の目標は、残った能力の「正しい精進」です。
(なんか仏教の八正道みたいですが、ちょっと意味は違うかな)。

昨年は「山形山水図屏風」や花風社さんの一連のイラスト仕事を通じて、
もう一歩、自分の絵が伸ばせられるという感触が得られました。

金銭面のことも含めて仕事で結果を出すのは当たり前のことですが、
今年はもう一歩上のクオリティを目指していきたいと思っています。


ところが、そう言いつつ実は使っているPhotoshopが不調でまったく立ち上がらなくなりました。
同時にスキャナーも使えなくなったので、年賀状のカラー印刷ができなくなってしまいました。
嗚呼、草野球のキャッチャー(ミットもない・・なんて、また高倉ぎゃぐだけど、ウフッ♪)。

仕事には差障りないように調整しますが、
やむなく本年の年賀状はモノクロコピーしたものをお出ししました。

本年、やむなくデジカメで撮ったカラー版年賀状を最初のアップ画像といたしました。
字が切れているのはご愛嬌と容赦くださいませ。

それでは、みなさま。
本年も「小暮満寿雄 Art Blog」をよろしくお願いいたします!
コメント (4)
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