小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

芥川賞の田中さんって・・・

2012-01-27 14:16:05 | Weblog
昨日、あ@花さんにテレビ出演の依頼がきたという話題になりましたが、
以下はそんな四方山話です。

「私、あんまりテレビに出たくないのよね。
 良かったら小暮さん、私の変わりに出てよ」

「ええ~?
 そりゃ、私で良ければ構わないけど・・・」
 本の宣伝になるし、出ればいいじゃない」

(そういえば先日、私はトルコ料理アセナの取材に客として出てたそうです。
 だから何ってわけじゃないけど、私自身は見ていません。
 姿を見たという人は何人もいるみたいね)。

「そりゃ、さいしょ花風社を立ち上げた時は、けっこう色々取材に応じたよ。
 でも、だからってそれで自分とこの本が売れるわけじゃないもん。
 今はそんな甘い時代じゃないよ。
 だって小暮さん、大手新聞社の書評に出てたからって、その本買うことある?」

「ああ、そういえばないね」

「芥川賞や直木賞だってそうでしょ。
 あれを取ったからって、その人の本買うかな~?」

「買わない。
 でも、今回の田中慎也さんのふてくされ会見は宣伝になったんじゃない?」

「作家はああいう人、普通にいるでしょ。
 あれを珍しがって取り上げるっていうのは、世間の人ってそうなのかなって」

「田中さんってけっこう正直な人だよね。
 でも、たったワイン2杯であそこまで酔っぱらって、酒弱いよね~。
 われわれだったら、ワイン2杯じゃとてもあそこまで酔っぱらえないよね~(笑)」

「うんうん、弱い弱い」

「先日、勧めてもらった蓬生帚木さんの”国銅”買ったけど、
 本買う時って、そういう口コミだよね」

「そうよ。
 花風社の本なんか、そういう知り合いの口コミで知る人が多いもん。
 書評やテレビで露出するに越したことはないけど、
 テレビに出ると手間が大変なわりに、その時だけだしね~」


ああ、そういえば私のブログも先日Yahoo!ニュースの取り上げられて、
ものすごいアクセス数になったけど、3日で元の数字に戻ったな。
まだ余韻があって、いつもよりは多いけどそんなものかもしれません。

写真はヤマガタ・サンダンデロのランチ(3人前)。
奥田シェフはダボス会議で腕をふるってるみたいです。
コメント (4)
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