昨日、橋下市長と北海道大学の山口二郎教授がバトルをしてるのを、
見るともなしに見ていました。
見た感じは教授の方がコテンパンに攻められていて、かわいそうなくらいでしたが、
あのタイプの人は自分が負けたとか思うタイプではないので、
またゾンビのように生き返ってバトルをするのではないかと思いました。
個人的に橋下さんが好きかと言われると、別にそういうわけではありません。
敵の敵は味方と言いますが、「税金上げればええやん」などと発言し、
橋下さんにつっかかるアンチ橋下が問題だと思うのです。
(結局、彼らが騒げば騒ぐほど、世論は橋下市長に傾くのですが)。
20数年前、厚木市で臨時採用職員をした時に教育はダメだと思いました。
当時、校内暴力のピークは過ぎていたものの、東名中学などの荒れ方は有名でしたし、
2校目に勤めていた依知(えち)中学では、
卒業式が終わった日に、一旦家に帰った3年生の問題児たちが、
酒を飲んで職員室に乱入し大騒ぎをするのを目の当たりにしました。
それを職員は誰も注意せず(ちなみに私は注意しましたが)、見て見ぬふり。
卒業式の段階では、まだ卒業ではなく、その中学に属してるはずなのに。
ここは看過して、早いとこ送り出しちゃおうという事なかれ主義ですね。
教育現場の問題は、すでにこの時から・・いや、実は戦後から引きずられて、
何10年もの間放置されてきたのだと思います。
当時、私が教員をしている時でも、教師に対する縛りというのはあったのですが、
どうやら、今はそれどころではなく、大声を出して叱ることもできないのだとか。
いやはや、そんなことをしたら、生徒は完全に教師をナメますよね。
昔よく言われた「三歩下がって師の影を踏まず」という言葉、
私たちの時代でもバカにして言っていたものですが、
人にモノを教わるときに、教える人間に対して敬意を払うのは理の当然です。
相撲や武道の世界などのように、師匠の言うことは絶対とまで言いませんが、
叱られもしないで育った人間と比べて、どちらがまともな人間が育つかと言えばねえ・・・。
そういえば、自分が小学校4年生だった時、新任の女性の先生が担任になり、
今で言う学級崩壊がありました。
わたしはあまり強い子供ではなかったので、イヤで仕方なかったのですが、
5年になって経験豊富な男性の先生が担任になって、学級崩壊は一気に治まりました。
南京大虐殺の話を聞いたのは、その先生からだったので、
今考えれば、かなり左寄りの人だったと思いますが、
やはり何もわからない子どもに過度な自由を与えると、とんでもない無政府状態が生まれます。
マキャベリの言葉ではありませんが・・
「愛される君主と恐れられる君主を比較するならば、
愛されるより恐れられるほうがはるかに安全である」
これは教育現場においても真実であり、今の教育に必要なものはトップダウンだと思います。
ここまで壊れた教育現場に、今更こわされるのがイヤだから橋下がダメだと言っても、
あまり説得力はありませんね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
話は違いますが、昨日凝りもせず「平清盛」を見ました。
使用回数は減ったものの、相変わらず「王家」の呼称は耳障り。
ただ、ドラマ自体はそう悪くないので、逆にもったいない感じです。
新鮮だったのは、冒頭の吉松隆の音楽です。
何とこれに、かつてのプログレッシヴロックの雄、
エマーソン・レイク&パーマーの「タルカス」を自ら編曲した、
オーケストラ版タルカスが使われているではありませんか!
吉松隆は国学者と昭和天皇の侍医だった祖父を持つ人で、
うーん、なんだか良くわからない人選ですが、この人の音楽は本物ですので、
そのあたりは見ていきたいところです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
写真は昨年末の稽古総見での稀勢の里と琴奨菊。
今場所の調子を象徴するような感じで、きせが攻めまくってました。
さー、これから国技館だ♪
見るともなしに見ていました。
見た感じは教授の方がコテンパンに攻められていて、かわいそうなくらいでしたが、
あのタイプの人は自分が負けたとか思うタイプではないので、
またゾンビのように生き返ってバトルをするのではないかと思いました。
個人的に橋下さんが好きかと言われると、別にそういうわけではありません。
敵の敵は味方と言いますが、「税金上げればええやん」などと発言し、
橋下さんにつっかかるアンチ橋下が問題だと思うのです。
(結局、彼らが騒げば騒ぐほど、世論は橋下市長に傾くのですが)。
20数年前、厚木市で臨時採用職員をした時に教育はダメだと思いました。
当時、校内暴力のピークは過ぎていたものの、東名中学などの荒れ方は有名でしたし、
2校目に勤めていた依知(えち)中学では、
卒業式が終わった日に、一旦家に帰った3年生の問題児たちが、
酒を飲んで職員室に乱入し大騒ぎをするのを目の当たりにしました。
それを職員は誰も注意せず(ちなみに私は注意しましたが)、見て見ぬふり。
卒業式の段階では、まだ卒業ではなく、その中学に属してるはずなのに。
ここは看過して、早いとこ送り出しちゃおうという事なかれ主義ですね。
教育現場の問題は、すでにこの時から・・いや、実は戦後から引きずられて、
何10年もの間放置されてきたのだと思います。
当時、私が教員をしている時でも、教師に対する縛りというのはあったのですが、
どうやら、今はそれどころではなく、大声を出して叱ることもできないのだとか。
いやはや、そんなことをしたら、生徒は完全に教師をナメますよね。
昔よく言われた「三歩下がって師の影を踏まず」という言葉、
私たちの時代でもバカにして言っていたものですが、
人にモノを教わるときに、教える人間に対して敬意を払うのは理の当然です。
相撲や武道の世界などのように、師匠の言うことは絶対とまで言いませんが、
叱られもしないで育った人間と比べて、どちらがまともな人間が育つかと言えばねえ・・・。
そういえば、自分が小学校4年生だった時、新任の女性の先生が担任になり、
今で言う学級崩壊がありました。
わたしはあまり強い子供ではなかったので、イヤで仕方なかったのですが、
5年になって経験豊富な男性の先生が担任になって、学級崩壊は一気に治まりました。
南京大虐殺の話を聞いたのは、その先生からだったので、
今考えれば、かなり左寄りの人だったと思いますが、
やはり何もわからない子どもに過度な自由を与えると、とんでもない無政府状態が生まれます。
マキャベリの言葉ではありませんが・・
「愛される君主と恐れられる君主を比較するならば、
愛されるより恐れられるほうがはるかに安全である」
これは教育現場においても真実であり、今の教育に必要なものはトップダウンだと思います。
ここまで壊れた教育現場に、今更こわされるのがイヤだから橋下がダメだと言っても、
あまり説得力はありませんね。
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話は違いますが、昨日凝りもせず「平清盛」を見ました。
使用回数は減ったものの、相変わらず「王家」の呼称は耳障り。
ただ、ドラマ自体はそう悪くないので、逆にもったいない感じです。
新鮮だったのは、冒頭の吉松隆の音楽です。
何とこれに、かつてのプログレッシヴロックの雄、
エマーソン・レイク&パーマーの「タルカス」を自ら編曲した、
オーケストラ版タルカスが使われているではありませんか!
吉松隆は国学者と昭和天皇の侍医だった祖父を持つ人で、
うーん、なんだか良くわからない人選ですが、この人の音楽は本物ですので、
そのあたりは見ていきたいところです。
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写真は昨年末の稽古総見での稀勢の里と琴奨菊。
今場所の調子を象徴するような感じで、きせが攻めまくってました。
さー、これから国技館だ♪