つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

賢くなる

2010-04-19 | Weblog
死がない人はいない。だから、
生まれることは死ぬことである。死ぬ為に生まれるということになる。
生まれたということは、いかに死ぬかということである。
いかに死ぬかということは、いかに生きるかということ。
いかに生きたかで、不死の生命の幸、不幸にわかれる。
肉体には死があるが、生命そのものには死がない。
不死である生命の目的は、永遠の幸にたどりつくことである。
何度も何度も肉体を変えて、悟れるまで輪廻する。
悟ることは、肉体の誕生を離れることとなる。
それは、苦からの解脱ということと同じ。
生まれることを離れれば、苦るしむことはなく、
悟って得られた永遠の生命の極楽に生きることとなる。
生命の求めはそこにある。
生きて苦しむことで、幸せを切に望むものである。
苦しむからこそ‘なぜ’と考える。考えるからこそ、
幸せはその先にある。賢くなるものの先にある。それは、
誰でも気がつくことができるものとなっているのだが・・・。



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