38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

台風接近、希望と不安。

2011年07月18日 | 農と暮らしの日記
写真手前は、先日来、何度も登場する里芋。
とにかくいまの時期にこの状態というのはかなり心配だ。生育が遅すぎる。追肥をして除草をして畝間に水も流して、昨日今日辺りは少し葉の色が濃くなってきた気がする。

そこへ台風6号が接近している。
まとまった量の雨が降るのはまず間違いなく、となればこの里芋の生育にもプラスに働くはず。一週間後、畝間を歩いて葉に触ってしまうくらいになっていればひと安心、だけれど、相変わらずスカスカしていたら、かなりの覚悟をしなければならない。

同じように台風の雨を期待しているのは、里芋の奥の人参。
昨日種を播いて白い寒冷紗を掛けてある。秋冬どりの人参は7月、8月、9月とずらして播いているのだけれど、この2~3年は7月播きの時期に雨が極端に少なく、8月の気温も高いからなかなかうまくいかない。それでも、はなから8月スタートでは出荷が遅くなるから、いちかばちかの心持ちで7月にも播かなければならない。そこへ台風接近の予報があり、昨日書いたように2列を播いた。雨は水曜まで降り続く予報だから、それならそのあといくら晴れたとしても水やりは2日もやれば芽が出てくるはず。ただし、あまりに雨が激しいようだと、土が固く締まってしまい、その後の除草や間引きがうまくいかなくなる。あくまでも「適量」の雨が望まれる。

さらにその奥、支柱を這い上がるのは収穫中の胡瓜。
写真の部分は「四葉(スーヨー)」という品種で、イボイボが特徴。細めでとって「モロきゅう」なんかがおいしそうだ。胡瓜のように支柱で育てる野菜は、まさに台風が大敵で、悪くすれば収穫開始後いくばくもなく終了ということにもなりかねない。なんとか雨だけで済んでくれればよいのだけれど。

というように、台風接近といっても、希望と不安が入り混じる。
どちらかというと来ないでほしいというのが本音で、だけれど雨だけで済むのなら、今後の真夏の乾燥を考えれば、「もらえるものはもらっておこう」という感じで、ある程度の大雨は「希望」の部類に入る。



月曜、「世の中3連休」の最終日、子どもたちも学校は休み、バレーも休み。
朝:ゆっくり起きて、7時頃からごはん。
午前:収穫2時間半ほど。台風接近が予測されるので、今日と明日の2日分をまとめて収穫してくる。
戻ってまずは本日出荷分の荷作り。

午後:昼ごはんのあと、市内に配達。
宅配便で出すセットは薫が荷作りも済ませる。僕は帰宅して15時頃から明日出荷のセットの荷作り。19時前にひと区切り、晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
小さい人参、じゃが芋、同・コロコロ芋、葱、茄子、胡瓜、トマト類(ミニまたは中玉)、空芯菜。
他にセットによって、バジル、モロヘイヤ、ピーマン、などから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする