38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

毎日除草、今日は人参。

2011年07月25日 | 農と暮らしの日記
1週間前に播いた人参の草とりに着手した。
写真の奥のほう、草が出てきているのがこの畑の現状で、それを一本ずつ抜いたのが手前の姿。今日は4条×約40mを約3時間で片付けた。人参そのものの発芽はまだ1~2割か。それでも、台風前に播いたから水やりは一切必要なく、その後も雲の多い天気だからうまくいけばこのまま「自然発芽」しそう。ただ、去年もこの狙いで発芽まではうまくいったけれど、そのあと土がかちんかちんに固まって除草どころではなくなり、結局は放棄してしまったのも事実。この二の舞を踏めば来るべき8月播きが今年の第一歩になる。そうならないためにどうすればよいのか、明確な答えはなく、いまはただ草をとる。



月曜、予報は曇りで昼前後に雨、ところにより雷。だけれど、昼前にさぁっと降ってあとはほぼ晴れ時々曇り。
今日も暑さを感じるのは真昼の2~3時間ほどで、夕方はもう涼風が吹いて、用意してきた水筒の水も減らない。

朝:5時過ぎ起き、野菜セットの準備。

6時半から渚と二人で朝ごはん。今日は珍しくお粥。
夏の朝のお粥、僕は好き。うちでは滅多にしないけど。梅干し、じゃこ、海苔、味噌と薬味はけっこう豪華で、だけどたぶんすぐにお腹が減る。

午前:渚は部活に行って僕は収穫。
11時頃までに荷造りも終えて、その頃にちょうど薫と真も昨日からの小学校のサマーキャンプから帰還。とり急ぎ配達に出て、14時頃に戻って昼ごはん。

午後:冒頭の人参の草とりを3時間ほど。
明朝出荷分の収穫を30分ほど、戻ってその整理や明日の出荷準備を1時間ほど、19時頃から晩ごはん。



TVのアナログ放送が昨日で終了し、今日からは完全にデジタル時代。
藤田家族には、何度も書いているとおりテレビはないからほとんど関係ない。ただ、ラジオでテレビの音声を聞くことはよくあったので、それができなくなるのはちょっとさみしい(受信料のことでNHKの方が来たときはいつも、その事情を話して、テレビはないけどそういう聴取料の仕組みがあるなら、ラジオもテレビも音で聴かせてもらっているから、必要なものは払いますよ、と毎回伝えてきた)。これについては聴覚障害者の不便が指摘されている。まあ、もともとラジオでテレビの音が聞こえるというのは「おまけ」みたいなものだと僕自身は思っていたけれど、これが頼みの綱となっている人たちもいるということを考えると、何年もあった準備期間に何らかの対策を取ることを国民全体で考えなければいかなかったかもしれないと思う。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋(男爵と、そのコロコロ芋)、胡瓜、茄子。
その他の果菜類はトマト類、オクラ、ピーマンなどから1~2種。葉ものはモロヘイヤ、空芯菜、つるむらさき、バジルから2~4種。それに、セットによって小さい人参、葱、赤玉葱から。


コメント
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