38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

気がつけば、この夏も乾季。

2011年07月29日 | 農と暮らしの日記
里芋の畑に今日も水を入れた。
台風のあと雨がほとんど降らず、いよいよ「乾季」に入ってきたので(どうやら当地における夏の農業は、暑さより乾燥が課題)、1~2日おきにこうして、ポンプアップした地下水を畝間に流し込んでいる。たいていは夕方に水を入れ、しばらくは畝間に堪まっているけれど、翌朝にはもう引いている。それでも、2週間前、除草と土寄せが終わって水を入れ始めた頃と比べると、葉色も濃くなり、少し里芋畑らしくなってきた。



金曜、晴れ時々曇り。昨日よりもまた少し気温が高いようだけど、それでも30℃をちょっと過ぎたくらい。
午前:ごはん、収穫、セット荷造り。
昼前に薫が市街配達。僕は7月上旬に播いた大豆の畝間に初めて管理機を通して中耕・土寄せ。さらにオクラの除草など少しして帰宅、渚も部活動から帰って来て昼ごはん。

午後:今日もあちこちの草刈り。
刈り払い機で畦を刈ったり、鎌で野菜の畝の草を刈ったり。途中来客、うちの野菜を取り扱いたい(そのまま、あるいは加工して)という会社の方で、畑を見て頂いて、「このとおり零細だし、食べてくださる方への直接販売でほとんど出荷してしまっているので」とご説明しつつ、地域の有機農業を支えるという姿勢は有り難いことなので、「すでに有機栽培をしている農家ではなく、希望される野菜を力を入れて作っている地域の生産者に、これを有機で作ってほしいと働きかけて販路を確保すれば、地域の有機圃場の比率が高まっていく」ということもお願いしておいた。

夕方:上記の通り野菜畑に水を引く。
里芋、茄子、胡瓜、オクラ。その水口で如雨露に水を汲み、同じ圃場内の人参の畝で毎夏おなじみの発芽の灌水。台風の雨で発芽が始まったので安心していたら、その後の乾燥で発芽が進まず、一方では草も出始めて一通りは草むしりをしたのだけれど、また次々に出てきて、少々焦り気味。ひと雨来て、ばっと発芽してくれると助かるのだけれど。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋(メイクイン、男爵、男爵コロコロなどから)、胡瓜、茄子、ピーマン、空芯菜、モロヘイヤ。
セットによっては他に、赤毛瓜(アカモウイー、沖縄野菜)、オクラ、つるむらさき、バジルなどから。
コメント
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