38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

師走初日、忘年会。

2007年12月01日 | 農と暮らしの日記
チンゲン菜がこの数日で急に大きくなり始めた。
同時に草も目立ってきたので三角ホーで中耕・除草・土寄せ。年末年始の需要期に間に合うかどうか。1箇所2粒ずつの点播きにしてあるが、これを間引いて1本立ちにするかどうか悩んでいる。間引かなくてもそこそこ大きくなりそうな感じでもあるし、これから寒くなってくると成長が止まりそうな気もする。去年はもう少し早く播いたのともう少し遅く播いたのとがあり、これはその中間なので。



土曜の朝、やや遅めの7時前起床。
ごはんを食べてから収穫に出る。渚はバレーボールで四国中央市まで遠征するという。僕だってまだ行ったことのない(通過したことはあるけど)土地。スポーツ指導の担い手が学校から地域に移ったこともあるのだろう、我々の時代(30年前!)とは行動半径が全然違う。

午前中、久しぶりに援農Sさん来訪。
収穫してきた野菜を一緒にこさえ、さらにはSさんのクルマで真ともども出荷に連れて行ってもらう。ついでに買い物少々。

戻って昼まで冒頭のチンゲン菜などの手入れ。
春菊、小松菜、ほうれん草、キャベツなども中耕・除草・土寄せをする。ほうれん草はどうも成長が思わしくない。明らかに肥料不足のようだが、他の野菜はそれなりに育つのになぜほうれん草だけが不足なのか。そんなに肥料食ってどうしようというのか。消費者だった頃は、ほうれん草というと”軟弱”というか”しおらしい”というか、そういう印象だったのだが、栽培する側になってみると、なんだか”肉食獣”のイメージだ。



午後、玉葱植え付け用の畝立て。
まだまだ苗が残っているので。そのうち予定のお客さんが来訪。近郊のレストランの方で、うちの野菜に関心を持ってくださり、畑の見学に足を運んでくださった。栽培方法や当面の野菜の状況などを説明し、また逆に、お店の方針、献立作りなどの話をうかがう。

今日は日没前に早めに作業を切り上げ。
というのも、なんと「忘年会」である。家族そろって外に出ていくということがなかなかできないので、うちに人を呼んでしまおうという企画。日程も直前の思いつきなら声をかけた方々も思いつきで、企画としてはめちゃくちゃだが、ありがたくも賑やかな宴となる。食材は主に藤田家族の畑から。メインがおでんというのが師走らしい。子連れも多かったので、日付が変わる前に解散。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、大根、まびき大根、中蕪、小松菜、壬生菜、太葱、など。
コメント (2)
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