38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

消費者さん、畑見学。

2007年12月18日 | 農と暮らしの日記
「麻婆(マーボー)大根丼」。
麻婆豆腐に準じた味付けで、豆腐の代わりに大根。麻婆茄子の茄子の代わりに大根、といってもいい。大根の甘みととろみに麻婆味がよく合う。

藤田家族の食卓には、たぶん初の登場。
きょう初めてうちに遊びに来てくれた野菜セット消費者のSさん(なぜだか仮名の人はみんな“Sさん”になってしまうが)が教えてくれた「麻婆大根」を薫が試作し、丼にしたもの。



火曜日の朝も家族そろってのごはんから。
食後に一回目の出荷・納品に出て、戻って収穫・調製・荷造り。昼前に上述のSさんら本日のお客さんが来訪。通常は野菜セットをこちらから配達しにいくところを、今日は逆にうちに来てもらい、畑を見てもらい、簡単な昼ごはんもご一緒に、という趣向である。ふだんの配達時にはゆっくり話もできないので、こんな機会をできるだけ作っていくのが藤田家族の希望です。グループでとってくださっているので、他の方々のぶんも含めて“できたて”の野菜セットを持って帰っていただく。

午後、生協ほかの納品と配達、ほかの用事も済ませる。
戻るともう夕方になり、明朝出荷ぶんの収穫、荷造り。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋各種、大根、蕪、小松菜ほかの葉もの2~3種、太葱、など。
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土佐嶺北に、視察。

2007年12月17日 | 農と暮らしの日記
高知県土佐郡土佐町、「高須の棚田」。
冬の棚田の風景はあまり見る機会がない気がする。ここは今日初めて訪れ、その規模と手入れの行き届いた(ように僕には見えた)様子に感動した。「棚田百選」には入っていないけれど(で、棚田百選に入っている棚田がどんなふうにすごいのかよく知らないけれど)、とにかく「昔の人ってすごいな」と思わずにいられない。そして、「いまこの田を耕している人もすごい……」。



この棚田のある土佐町に行ったのは「研修」である。
西条市および西条地区の青年農業者協議会の行事で、例年は年末か年始頃に1泊2日で主に四国の外に研修旅行に出かけているようなのだが(僕はまだ行ったことがない)、今年は先日の役員会でその候補地がいくつか出て、この高知県の「嶺北地域」もその一つに挙がり、だけど「ここなら日帰りで行ける」ということで、正式な?研修旅行の候補からは外れて、「だけど行ってみたいねー」という人がけっこういたので、臨時の研修が急遽組まれ、本日実施となった次第。泊まりの研修にはまず参加できない藤田家族の現状でも、日帰りなら……ということで僕のみ参加。



で、視察は午前中が「JA土佐れいほく」。
夏秋の農産物が多い地域のため、この時期は圃場視察には向かないということで担当者さんの話を聞きながら資料をいろいろと見せていただき、さらにあれこれの質疑応答で、かなり勉強になった。とにかく、”四国三郎”吉野川の源流にあたるということで、上流としての責任みたいなところから環境保全型の農業への取り組みが盛ん、というところが視察のポイント。詳細は上記HPをご覧ください。



午後は環境保全型農業の一環でもある「土佐町堆肥センター」。町内の畜産農家から持ち込まれる牛糞を25日間で堆肥化し、町内の稲作農家や町外の園芸農家を中心に販売しているとのこと。かなり標高の高いところにあり、そこに至る山道沿いに冒頭の棚田が連なっている。

なお、この土佐町には「有機のがっこう 土佐自然塾」がある。
山下一穂さんが塾長を務める有機農業の研修所というようなところで、ここから巣立った人たちが周辺で就農し始めているそうだ。埼玉県小川町や静岡県富士宮市のように有機農業の盛んな地域になっていくのかもしれない。



月曜なので出荷はいつもどおり。
昨日のうちに出荷できるものは済ませ、朝いちばんの納品・出荷も早めに出かけて、8時集合で貸し切りバスに乗車。視察を終えて午後4時過ぎに帰宅、明朝ぶんの収穫、荷造りなど。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋各種、大根、まびき蕪、小松菜、チンゲン菜、ブロッコリィ、太葱、など。
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稲藁、ようやく片付け。

2007年12月16日 | 農と暮らしの日記
軽トラから稲藁を放り投げる子どもたち。
脱穀後ひと月以上が過ぎ、ようやく田んぼから搬出して、畑の片隅に積み上げることができた。この11月は雨が少なかったのがここでは幸いし、稲藁もさほど傷んでいない。来春、近くの農家さんから麦藁を分けていただくまで、あちこちの畑でマルチングやさつま芋の元肥などに使う予定。



日曜の朝、まずは市街に出荷。
戻ると子どもたちも起きてきており、みんなで朝ごはん。午前中、上記の稲藁片付け。午後、野菜セットほかの収穫、出荷など。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、大根、蕪、小松菜、チンゲン菜、太葱、など。
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子ども会、料理教室。

2007年12月15日 | 農と暮らしの日記
ベーコンとほうれんそうのペンネ、調理中。
地区の子ども会の行事で料理教室があり、渚と真が参加、薫は役員で走り回り、ついでに(?)僕も出荷を終えて途中から写真撮りにいき、そのままご相伴にあずかりました、ごちそうさま。

講師は市内小松町の老舗レストラン「MARUBUN」の真鍋社長さん。
春に食の創造館」で行われた料理教室でもお世話になり、またまた楽しい時間を過ごさせていただいた。それにしても、限られた時間で、たくさんの子どもたち、そして親たちを相手にものすごい勢いで、だけれどしっかりと一体感のある”教室”をつくっていく真鍋さん、いわずもがなだが、やはり“プロ”である。子どもたちも(とくに男子)とても楽しんでいた様子。アシスタントさんも大車輪、チームワークって、いいですね。

今日の献立は4品。
詳しい名前は忘れたが、パスタ2種(写真のペンネとカルボナーラ)のほか、ジャガイモとソーセージの一皿と、デザートのケーキ。もうこれでクリスマスってことっでいいか、というような豪華なランチでした。



土曜の朝、ごはんのあと市街に出荷。
戻って収穫、また出荷。11時前頃から上記の料理教室に合流。午後、春菊の移植など少し畑仕事をしてから、日没前後に収穫、戻って調製・荷造り。

<本日、野菜セットの出荷なし>
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ようやく、野菜干し日和。

2007年12月14日 | 農と暮らしの日記
この冬初めての野菜干し。
畑で取り残したままだった茄子、漬物用のからし菜、そして厚切りの大根。大根は一般的な千切りのをこれとは別にざるで干してある。



金曜の朝も7時前からごはん、そのあと出荷に出る。
戻って野菜セットの収穫、荷造り、並行して上記の野菜干し。この数日続いていた曇り空は今日もまだすっきりしないけれど、ようやく少し冷たい風が吹くようになってきたので。

からし菜は半日ほど干してから塩漬けに。
塩は菜の重量の4%にしてみた。ちょっと保存するつもりで。

午後、野菜セットを仕上げてから夏の畑の片付けの続き。
とりあえず支柱をすべて抜いてきて、あとは土に帰るものばかり、だけど、自然に任せて土に帰るのを待つほどの余裕はなく、どこかで人力で(機械力も含めて)強引に「さらの畑」にしてしまう予定。ま、年が明けてからかな。日没前後に明朝出荷ぶんの収穫、戻って調製、荷造り。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋各種、大根、中蕪、葉もの2~3種(ほうれん草、壬生菜ほか)、太葱、など。
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茄子、ピーマンの片付け開始。

2007年12月13日 | 農と暮らしの日記
西条市街のなんでもない朝の風景。
正面奥のJR伊予西条駅に向かう南北の駅前本通りと、東西に走る通称「くすのき通り」の交差点。「ひめぎん」(愛媛銀行)の看板が見えているが、手前左角は伊予銀行である。

見えているバスはたぶん瀬戸内バスの「いしづちライナー」。
今治、壬生川方面から西条を経由して、神戸・三宮、大阪駅前ハービスまで走ってくれる便利なバス。西条-神戸は約4時間(4500円)、大阪まで約5時間(4700円)を座ったまま乗り換えなしというのがいい。(すみません、野菜や畑の写真がなかったので、今日はこんな話になっちゃいました……)

ちなみに東京行きのバスはこれパイレーツ号



木曜の朝は3日続きの曇り空。
いつもと同じパターンで朝ごはんのあと市街出荷納品、戻って野菜セットと生協出荷ぶんの収穫と荷造り。真は風邪気味で幼稚園を休んだ。が、基本的に元気なのでかえって困る。ひとりで寝てるっていうわけにいかない。けど、まあ寝込まれても困るといえば困るので、元気なほうがいいといえばいい。

昼前に職場”置き売り”ぶんと生協出荷で再び市街へ。
その間にちょっと時間があいてしまったので、公園の駐車場に軽トラを停めて、しばし読書。30分ほどだけど、かなり贅沢な時間である。

戻って昼ごはんは炒飯。
午後、野菜セットの仕上げをしてから、畑の片付けへ。夏の茄子、ピーマンがいよいよもうおしまいになったので(ピーマンやししとう類はまだとれる実が少しついているけど)、誘引している紐を解いて支柱を抜いていく。日没まで明朝出荷ぶんの収穫。戻って調製・荷造り。

明日からは青空が戻り、冷え込む予報。
いよいよ本格的に師走の空気に突入か……。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋各種、大根、蕪、小松菜、各種葉もの(雪白体菜、まびきチンゲン菜、まびき水菜など)、ブロッコリィなど。
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晩秋の、“梅雨空”?

2007年12月12日 | 農と暮らしの日記
大根の甘酢漬け。
昨日の残りの冬野菜カレーを温め直した今日の昼ごはんに、薫が試作して添えたもの。手前の鮮やかな紅色は、紫色のさつま芋から出たもので、芋を輪切りにしてお酢に浸したら、数分でこんな“紅酢”ができたそうだ。大根のほか、蕪や蓮根でもおいしそう。この色だからたぶんポリフェノールの一種、アントシアニン含有でからだにもよさそう? むらさき芋、あります!



水曜の朝は昨日に続いて曇り空。
朝食のあと市街に出荷に出て戻り、今日は野菜セットがないので生協のみの収穫と荷造りをささっと済ませる。午前中にまた市街に出て買い物その他の用事、戻って昼食、ひと休みしていたら午後から予報通りの小雨が降り始める。やらなきゃいけない机しごとがあったのでパソコンに向かい、夕方になってもまだ雨が降っているので、軽トラで渚のピアノの練習の送迎。

予報では今晩から明朝にかけても雨らしい。
こんな空模様が続くのは本当に久しぶり。からからの夏が遅くまで続いたあと、一気に寒くなってなお雨が降らず、やっと土が黒々としてきたと思ったら、今週末からは5℃を下回る冷たい朝が続くようだ。さすがに収穫はもうしていないけれど樹は元気に生きている茄子、ピーマンも、ぼちぼちおしまいか……。
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9月の人参、収穫開始。

2007年12月11日 | 農と暮らしの日記
きょう初めて本格的に収穫してみた9月播きの人参。
いま毎日とって出荷しているのは8月に播いた「新黒田五寸」で、12月に入ってちょっと毎日の収穫量(出荷量)が増えてきたので、ひと休みさせる(=成長と出荷のバランスをとる感じ)ために別の畑のをとってみよう……ということで。

この9月播き、品種は「れいめい」を50本ほど抜いてみた。
まびきが不完全なため、1本100g程度の「とりごろ」サイズの人参がひしめき合っているところがあり、そんな辺りをまびき的に。髭根が8月の新黒田五寸より少なく肌がきれいだけれど、変形などはこっちのほうが多い印象。葉も緑濃く柔らかい。畑も別なので、単純な比較はできないが。来年は8月・9月ともそれぞれの畑で両方の品種を播いてみたい……けど、どんな余裕はきっとない。

火曜の朝は予報通り未明から小雨。
みんなそろっての朝ごはんのあと市街に出荷に出る。最近はほぼ毎日スーパーと保育園。戻ってセットと生協出荷の野菜を収穫、調製、荷造り。昼前にまた出荷に出かける。雨はもうあがったけれど、曇り空。

帰りに追加の野菜をとって戻り、薫と昼ごはん。
午後は宅急便の野菜セットを仕上げてから稲作をした田んぼの隣の葉ものの手入れ。ここはまだ収穫が始まっていないために毎日来ることができず、それで目が十分に行き届かないのを見越して、早め早めに三角ホーで草を削っている。

終わって冒頭の人参など、日没まで明朝出荷ぶんの収穫。
ついでに太葱の土寄せ、その他、余裕のない日が続くと放りっぱなしのところに少しずつささっと手を入れる。

渚がバレーなので、晩ごはんはカレー。
冬のカレーは人参、大根、里芋、さつま芋などがたっぷり入った根菜カレーが多い。本当は蓮根や牛蒡も入れたいところだけど、蓮根は作ってないし、牛蒡は掘ればあるけど掘る暇がない。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋各種、葉つき大根、葉つき中蕪、小松菜、ほうれん草、その他の葉もの(まびきチンゲン菜や雪白体菜)、太葱、など。
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レタス畑に、籾殻マルチ。

2007年12月10日 | 農と暮らしの日記
すくも(籾殻)でマルチされたレタス類の畝。
これまでは黒マルチを使うことが多かったのだけれど、石油製品をできるだけ使いたくないのと(環境面だけじゃなく費用的にも)、収穫後の片付けにいつも手間取ってしまってなんとかしたかったのと……。それでこの作型からは苗を植えたあとに籾殻を畝の全面に敷き詰めるかたちにしてみた。抑草、保温・保湿、雨の跳ね上がりによる病気の予防など、黒マルチの役目は程度の差こそあれ、一応果たしてくれるのではないか、と思っている。

すくもは近所の農家さんから。
うちの米もそこで籾摺りしていただいたので、もしかしたらうちの籾も入っているかもしれないけれど、基本的にはこの地域の他の農家さんの稲のもの。僕が牛糞堆肥を分けてもらっている酪農家さんもこの籾殻を牛舎で使っているそうで、そんな話を晩ごはんのときにしていたら、渚がひとこと、「まわってるね」。はい。半分だけど。うちの野菜をその牛たちが食べてくれたらいいんだけど。



月曜の朝、今日もごはんで一日が始まる。
渚の登校する頃に僕も市街へ出荷に出る。戻って今度は野菜セット、生協出荷の収穫と荷造り。11時頃に再び軽トラに乗り、あちこちに出荷と納品、戻って昼ごはん。真は土曜のクリスマス会の振り替えで幼稚園が休みだ。

午後一番で、残りの野菜セットの仕上げ。
宅急便の箱詰めを終えてから、冒頭のすくも(籾殻)をいただきに行き、そのままレタス類の畝に敷く作業、そしてそのまま明朝出荷ぶんの野菜の収穫で日没。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋各種、大根、蕪、小松菜、まびき水菜、太葱、など。
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レタス類の植え付け。

2007年12月09日 | 農と暮らしの日記
最近のスーパー「地産地消コーナー」。
大根を並べ始めている。去年もそうだったのだけれど、まるまる1本、しかも泥つきというのでは売れにくい(と思われる)ので、洗ったうえで、たいていは半分または3分の1くらいに切り、わりと“上品”に仕上げている。その他の野菜は、蕪、人参、小松菜など。ポリフェノール含有の「むらさき芋」もあります。



日曜の朝、実家から上記スーパー出荷に直行。
家に戻ってから、野菜セットの収穫と調製、荷造り。終わって午前中はレタス類の定植を少し。玉レタス、サニーレタス、リーフレタスの3種類をとりあえず。厳寒期に収穫を迎える作型なので、おそらくトンネルが必要になるが、今日のところは植え付けまで。

渚はバレーボールの関係で、今日は地域の空き缶拾い。
薫もその昼食(カレーライス)の準備で朝から学校へ。真は実家のおばあちゃんと一緒にその校区(大町)の文化祭のバザーに行ったようだ。

午後、市街に買い物そのほかの用事。
戻って日没前までまた明朝出荷ぶんの収穫、そして調製。それにしても、寒さが本格的にならず、日中動いているあいだは少し厚手のシャツだけで汗が出る。虫もいっぱい。ずらして播いてある小松菜がどんどん仕上がってきて、それはそれで安心感があるのだけれど、年が明けてから2月、3月頃の品揃えが心配だ。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、大根、蕪、小松菜、ほうれん草、壬生菜、雪白体菜、など。
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石焼きピザ、石焼き芋。

2007年12月08日 | 農と暮らしの日記
石焼きピザ、まさにいま焼き上がりの瞬間!
このあいだ「あめつちかぜのものがたり展」で藤田家族の野菜も並べさせていただいた「いよせきガーデン」で、昨日(12/8)から始まった「あかりのありか」展のオープニングで、作品も出されているルカ・ローマさんらによる本場イタリア仕込み(?)のピザだ。

いちおう電話で予約したのだが……。
たぶんそんなきっちりできあがってたりしないだろう、という予想どおり、現地に着いたら「これから、これから」って感じ。おまけにピザ製作スタッフ?が足りないようすで、これ幸いとばかり、自分の注文したピザは自分で生地を伸ばしました。「うどんやったことがあるならダイジョーブ!」とルカさんに言われたが、うどんとは違って、ピザは円周の部分を伸ばしてしまわず、ちょっと“土手”にするのがコツらしい。

※石焼きピザは12/22(土)も(12時~)あり(有料、予約可)。
 展示は25日まで毎日。古い農具を使った展示もあり。R11、石鎚温泉の少し東。
 「あかり」の展示なので、22日以外は、うすぐらくなってから19時まで。



12月最初の土曜日。
朝ごはんのあと、7時に市街各所への出荷に出て、そのまま今日は「JA感謝デー」で青年農業者の石焼き芋出店。西条市産業祭にぜんぜん顔を出せなかったので、今回は昨夕の準備から参加、しかし、午前中また別の用事があるため、今朝も開店前の準備が終わったところで辞去。

午前中、その別件、真の幼稚園のクリスマス会。
年長組なので、イエスさまの降誕劇に真も出演する。で、親子二代続けて配役は「羊飼い」であった。真は2つか3つ台詞があったが、僕も何かしゃべったんだっけかな……と振り返って、また思い出した。(昨年の記事参照

会の終了前に退出し、収穫に出る。
午後に出荷する野菜セットで、ささっとこさえてあとは薫に任せるべく分量や値段などをいつものメモ板に書き込んで、それから冒頭の「石焼きピザ」に軽トラを走らせる。

“半分(1/3~1/4?)自作”のピザをJA感謝祭の石焼き芋テントに差し入れ。
師走らしい肌寒さも手伝ってか、焼き芋の売れ行きも順調のようす。石焼き芋の販売というのは意外と難しく、行列ができるほどお客さんが来ても、そんなに次から次へと焼けるわけではないし、といってお客さんがいないと芋が保温中のままどんどん貯まり、「焼きたて」ではなくなってしまう。お客さんが少ないようで、それでいて頃合いよくチラホラというのが理想。

15時、終了で片付け、16時解散。
明朝ぶんの野菜を収穫してきて調製、荷造りし、今夜は市内の実家へ。しばらくご飯を食べにも行っていなかったし、年内は忙しくてもう1~2度立ち寄ることができるかどうかという感じなので、ここでなんとなくの忘年会。



ジョン・レノンの命日であり、日本軍による真珠湾攻撃の日。
しかしクリスマス前ということもあるのか、世の中全体としては、この時期にこのテーマは重すぎるようだ。
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とりあえず、よい雨。

2007年12月07日 | 農と暮らしの日記
稲作をした田んぼの隣の小さな圃場。
その右半分、緑が見えているのが11月上旬に播いたほうれん草、小松菜、蕪。左半分は写真ではよく見えないけれど、11月中旬に播いて発芽が揃ったほうれん草と小松菜。このあとの作型を早く播かなければいけないのに、手が回らない。



金曜の朝。今日も朝ごはんのあと作業開始で、まずは市街出荷。
戻って午前中は収穫と荷造り、出荷の作業。真が今日は幼稚園が昼前までで終わったので、昼ごはんは3人で、ソーセージ入りのチキンライス。

朝のうちから小雨が降ったりやんだり。
数日前までの予報では今日は雨が降ることになっていたのに、2~3日前に傘のマークが消え、「また降らないのか」と思っていたら結局降った。こういうことが今年は多い。長期的な予報は当たっているのに、直前に外している。なぜ? というか、こちらが予報を気にしすぎなのかも……。

午後、野菜セットの仕上げ。
雨が本降りになったりして、しばし事務仕事のあと14時頃から管理だけ任されている畑の草刈り、そのあと日没前に明朝ぶんの収穫に出る。晩ごはんまで調製、荷造りをできるところまで。

明日は第二次世界大戦の開戦日。
終戦の日よりこの日にこそ、日本人はもっといろいろと考えなければいけないと僕は長年ずっと思っている。けど、そう言いつつ余裕がない……。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋各種、大根、蕪、小松菜、ほうれん草、その他葉もの、など。
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玉葱、植え付け終了。

2007年12月06日 | 農と暮らしの日記
さつま芋とブロッコリィのグラタン。
藤田家族の夜の食卓には珍しい“洋食”である。さつま芋は栗のようなホクホクした食味が“僕好み”の「ことぶき」を使用(在庫あります!)。



木曜の朝、まずはみんなでごはん、そして出荷。
戻って8時半頃から畑に出て、春キャベツの中耕・除草・土寄せ、そのまま野菜セットの収穫。昼までに調製・荷造りして、ごはんを早めに食べた後、再び市街に出荷に出る。戻って14時頃まで野菜セットの荷造り。

午後、2時間ほど玉葱の植え付け。
これでとりあえず今季の玉葱は終了した。ざっと計算して約5000株。去年よりは多く作付けることができたけれど、今後の成育は未知数。こまめに葉色などをみて手を入れていかなければ……。

日没前後に明朝出荷ぶんの収穫。
渚がバレーに行っているので、晩ごはんの20時まで調製・荷造り。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋各種、中蕪、まびき水菜、新しょうが、その他の葉もの、など。
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商店街「五日市」、一周年。

2007年12月05日 | 農と暮らしの日記
本日、毎月恒例の商店街「五日市」に並べた大根。
藤田家族では通常、大根は「葉つき」の目方で出荷しており、今季の最初は1kgあたり150円にしていたのだけれど、ちょっと大きめのがどんどん出てくるようになって、それではちょっと高すぎる気がしてきたので(たとえば1本2kgの大根だと300円になる)、当面は@120円にした。

…けれど、五日市では@100円。
まあここは“催し”なのでどの野菜もうちの通常の定価よりは安くしている。葉つきで並べたのはここの客層を想定して大丈夫だと判断したからで、お客さんの多くは「そのままでええよ」。切り離して別に包んだ方が少しいて、「葉はいらない」という方はほとんどいなかった。

今日は初の試みで、さつま芋を「よりどり3本100円」。
これはうちの定価からすると格別の安さで、「まずは一度食べてみてください」という感じのキャンペーン価格である。さすがによく売れました。栽培した全量をこの値段で売るのなら、僕はさつま芋は作らない。

なお、今日の出店で「五日市」一周年。
去年の12月が初出店だったので。ここまでなんとか毎月出すことができて、いろいろな出会いがあり、また、地元のお客さんと直接話をすることで、栽培や販売のあれこれについて多くのヒントを得ることができた。これからもよろしくお願いします。



正午に店じまいして、帰宅。
2時頃から遅昼のあと、午後はあちこちの中耕・除草やまびき、16時頃からは明朝出荷ぶんの収穫。晩ごはん前後で調製、荷造りを終えて、今日は早めに作業終了。

<本日、野菜セットなし>
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西条市の歓楽街。

2007年12月04日 | 農と暮らしの日記
西条市街にある、古くからの歓楽街。
といっても、どの辺りがいちばんの中心なのか、高校卒業と同時に西条を出てしまった僕にはよくわからない。JR西条駅前から都心部(市役所や裁判所、西条高校がある辺り=西条藩の“城下”)に至る1kmほどの間に、たくさんの飲食店がある。

写真の奥がアーケードの商店街、栄町の植木果物店の角。
僕が通っていた幼稚園も当時はこの近所にあり、「ルンペン」という存在を知ったのもその頃だ(何度も書いているけど、現在はその幼稚園が飯岡に移り、真が通っている)。あすの毎月恒例「五日市」で藤田家族が出店するのもそのすぐ近くである。



今日は火曜、朝起きて、みんなで朝ごはん。
昨夜用意しておいた野菜を持って市街に出荷に出て、戻って収穫、調製、荷造りを済ませ、再び出荷。今日は新居浜方面から西条市街各所をまわって昼にいったん戻る。

昼はひとりで、大根葉とじゃこの炒めたのと卵の炒飯。
卵も久しぶりだ。そういえば、真は朝方お腹が痛くて、薫が近所のお医者さんに連れて行ったら便秘だったようで、近くのおばあちゃんに「もっと野菜食べんといかん」と言われたそうだ。野菜ならよその3~4倍食べてる気もする藤田家族だが、だからといって健康だと思ってたらいけない。それとも野菜の食べすぎか?



午後いちばんで、ゆうき生協の納品。
そのまま愛媛県の農業者研修大会というような行事が市街地の文化会館であり、青年農業者協議会もその主催者に加わっていて、その「リーダー研修会」を兼ねていることもあり、顔を出す。いくつかの講演(発表)が併行しており、僕が聴いたのは玉葱4hなど大規模な農業で株式会社化してがんばっている20代の後継者の方の話。自分の農業とはスタイルが大きく異なるけれど、それはそれなりに勉強になることが多い。

大会の途中で辞去して戻り、日没後まで明朝出荷ぶんの収穫。
晩ごはんを挟んで調製、荷造りが終わるとまた日付更新間近だ。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋各種、大根、小松菜、小蕪、その他の葉物、など。
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