38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

藤田家族、仕事納め。

2007年12月30日 | 農と暮らしの日記
いつものスーパー地産地消コーナー、今夜の様子。
藤田家族は今日で仕事納めだけれど、スーパーは年中ほぼ無休で正月はもちろん営業。ということで、明日の大晦日から正月3日までは野菜の入れ替えがないまま、残ったものはそのまま次の日も並んだまま、なくなったものは補充されず……という状態になる。そこで今日はその間の棚をなんとか維持するための品揃え。

朝出荷した葉ものはほぼ売り切れていた。
残ったのはチンゲン菜1束だけで、それは持ち帰る。葉ものはいまとてもよく売れるのだけれど、鮮度がすぐに落ちるので、目の行き届かないときに棚に並べることはできない。そこで、いつも(たとえば最近だと普通はこんな感じ)とは違い、写真のように、大根、人参、里芋をずらりと並べた。写真には写っていないけれど、最下段にはさつま芋。



今日は5時起き。
仕事納めの日なのでやることが山積みだから。まずは朝一番のスーパー出荷ぶんの仕上げをして出荷し、市街に出たついでに、昨日のうちにつくっておいた野菜セットその他の荷物を宅急便の集荷センターに持ち込み、さらに買い物いくつか、戻って、強風で外れた稲藁のブルーシートを整理し、さらに、遅くなっていた地代の支払いや年末の挨拶などで近所をうろうろ。

そして、上記のスーパー追加分の野菜の収穫。
人参、大根を畑でとる。里芋は在庫から。昼頃から予報どおり雪というかあられのようなのが降り始める。風も強くなり、わざわざこんなときにたくさん人参や大根をとってきているのを洗うのがたまらなく冷たい。泥を落とすために洗うので、流水ではなく汲み置きの水を使う。これがとにかく冷たい。軍手でごしごしやって、感覚が麻痺してきたころに終了、急いで水道の蛇口をひねるとまるで温水のように温かく感じる。

遅昼のあと、荷造り。
人参は3~4本を1袋に入れ、大根は小さいのは1本、大きめのは半分に切って袋に入れる。里芋は泥つきのまま保存してあるのをパキパキと折り取って袋詰め。並行して家のまわりの片付け。注連縄も飾る。

夕方、野菜の仕事は終了し、近所の散髪屋さんへ。
髪を切る時間がないまま年越しかと思っていたが、年賀状を年越しさせることにして、さっぱりするほうを優先させた(珍しく電話で予約なんかした)。

日没後、しばらく年賀状書き。
8時前に家を出て、上記の通りスーパーに今年最後の出荷。戻って晩ごはん、そしてとりあえずブログを書いている。このあとは明朝6時頃の出発まで年賀状を書き続けるか、気力が絶えて途中ひと眠りするか……。

しかし、ここへ来てようやく年の瀬らしい寒波の襲来。
愛媛も今日明日は曇りのなかに雪が混じる予報で、元日はいま「暴風雪」となっている。ネットの天気予報を見るようになって数年になるが、初めて画面上で出会う表現だ。念のため、二階の雨戸を閉めた。



日本列島全体が寒波にのまれる予報の年末年始。
みなさまくれぐれもお気をつけください。ブログはたぶん、今年はこれが最後になります。大晦日からの記録は年が明けてからまとめてアップ予定。

今年一年、ありがとうございました。
来る2008年がみなさまにとってよい年になりますように。
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