38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ひとりの朝、白い朝。

2007年12月27日 | 農と暮らしの日記
今日、午前中に出荷を準備した野菜セットの材料。
年末で日程変更などあり、いつもの木曜よりセットが少ないので、ささっと収穫、ささっと完成……のつもりが、やはり一人だと何かと手間をとられてしまう。野菜のことだけでなく、ごはん、洗濯、その他、カーテンや窓を開けるとか玄関の花の水やりとか、ふだんすべておまかせになっていることが多いことにあらためて気づく。

野菜は時計回りで次のとおり。
ほうれん草、小松菜、白菜、太葱、金時人参、大根、水菜、チンゲン菜、赤蕪、蕪のまびき菜、萬葉(たかな)、蕪(小~大)。

お客さんにとっては今年最後のセットなので、少しずつ多め。
この冬は白菜がない、レタス類がない、キャベツもブロッコリも少ない……という状況だけれど、通常の大セット1,800~2,000円くらいを組むにはさほど不都合がないのが現実。逆に、いまのセットに白菜、キャベツ、レタス類を入れようと思うと、ちょっとボリュームが出過ぎる。

つくづく、セットの分量と種類というのは難しい。
うちのセットはネットなどで見る他の有機農家さんの野菜セットと比べて総額が安いように思うけれど、たとえばこれで一家4人1週間というと、それが多いか少ないか一概には言えない。ちょっと足りないくらいで、最後の1~2日は新鮮な葉ものなどをどこかで買い足して……というのがいいように思うけれど、それもまたお客さんそれぞれ。



木曜の朝、少し早めの6時起床。
一人なので。ゴミを出すのも久しぶり。パンをトースターに入れるのも久しぶり。門灯のスイッチを切るのも久しぶり。新聞をポストから取ってくるのも久しぶり……。まったく、ふだんは畑のことしかやってないわけだ。ひどいな。

朝いちばんで市街に出荷、納品。
車窓から、陽の射し始めたあちこちの畑が真っ白に輝いている。こんな霜もこの冬まだまだ珍しい。戻って上記の収穫、荷造り。昼にまた市街に出て納品やあれこれの年末の用事。戻って夕方、明朝出荷ぶんの収穫、調製、少し夜なべして出荷準備あれこれ。

ごはんも久しぶりに炊いたら、水加減をもう忘れてる。
時間も忘れていたが、それはまあ湯気の匂いでわかるから問題ない。冷蔵庫や土間にある野菜あれこれで適当に汁を作って食べる。今夜も焼酎お湯割り。

明日は雨の予報。
これから年始にかけて日本列島は大荒れだという。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋各種、大根、蕪、葉もの各種(ほうれん草、小松菜、チンゲン菜、水菜、まんばなどから)、ブロッコリィ、白菜、太葱、など。
コメント
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