38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

大晦日、今年も大阪へ。

2007年12月31日 | 農と暮らしの日記
大阪、阪急の十三(じゅうそう)駅前。
改札を出るとアーケードの中というのが、たまらない。駅前からアーケード商店街が延びている町はわりとあると思うけれど、「屋根続き」は珍しい気がする。



ついに、大晦日。
5時半に目覚ましで起き、6時過ぎに飯岡の家を出る。毎年恒例の大阪帰省(薫の実家)、まだ真っ暗な旧道を自転車で飛ばす。6:30、JR伊予西条駅前から高速バス「いしづちライナー」に乗車。

高速に乗るとすぐに雪がちらつき始め、吉野川PAあたりは吹雪。
しかし、鳴門から淡路島へと渡る頃には晴れ間も出て、どうやら阪神方面はさほどの天気の崩れはなさそう。

10時過ぎ、予定より早く神戸・三宮に到着。
バス自体は大阪・梅田行きなのだが、今年はここで降車。しばらく、繁華街をぶらつく。そごう神戸店で、地下の食品売り場をのぞくと、まあなんと野菜の高いこと。里芋100g198円(うちは60円)に始まり、小松菜、ほうれん草、蕪などなど、いちいち「おーっ!」と声が出そうな値がついている。聞くと、「やはり年末なので品薄のものはだいぶん高くなってます」とのこと。

阪急の電車で冒頭の「十三」へ。
阪急に乗るのは久しぶり、というか前に一度か二度乗っただけだけれど、チョコレート色の車体もいいし、遠くに海を見下ろす感じもいいし、そして、小学校時代からずっと、いまはなきブレーブスのファンだった僕としては(山田、佐藤、今井、福本とか、ショートに弓岡とかのいた頃)、感慨深く乗車させていただいたのである。

で、十三は何の用事かというと、映画である。
第七芸術劇場で、前にちょっと書いた「いのちの食べ方」。大晦日だからか何だからか、なんと特別料金の1,000円で観ることができた。感想はまたどこかで書きたいと思いますが、観てよかった。ストーリーはなく、ドキュメンタリーとしても筋書きというほどのもはなく、とにかく淡々と、畜肉、野菜、穀物など食糧の生産現場を主にカメラを固定したかたちで撮影しただけ、という映像。美しいです。全国各地で上映中&上映予定で、この第七芸術劇場では1/5から「食の未来」も同時上映。愛媛では松山のシネマルナティックで2/9~2/22。



見終わって薫の実家、山田家へ。
難波から南海線に乗り、駅は北助松。3時半頃に到着したので、さっそくお茶の時間となり、そのあと近所のユニクロでちょっと買い物。このエリア(泉大津市の北部)は電車をおりると駅前商店街が続き、そのままそれがバイパスにつきあたって、そこにいわゆるロードサイドの大型店が建ち並んでいるので、小さな買い物にも大きな買い物にも便利なところである。



大晦日の夜はもちろん紅白歌合戦。
去年に続いて出場の秋川雅史くんをはじめ、徳永英明、アンジェラ・アキ、アイコ、和田アキコらの歌を楽しむ。いつのまにか「せんのか~ぜ~に~」が得意になっていた真が秋川くん登場の前に眠ってしまったのは残念だが、やむをえない。僕も薫、渚とともに、年の改まる前に就寝。今年一年をゆっくりと振り返る間もなく……。
コメント (2)
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