穴にハマったアリスたち

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プリキュアさん商法:TOEI ANIMATION オンラインショップ

2010年04月06日 | プリキュア雑談・総合
諸々の感想が貯まっていますが、微妙に時間が取れなかったので場繋ぎで。



先日購入したプリキュアさんキーボード。
こうやって画像で見ると、「どこがキーボードだ」と罵りたくなりますが、とにかくキーボードです。
その購入特典のオリジナルステッカーが郵便受けに入ってました。
一応、キーボードの上に映ってるのがそれです。
何せキーボードが派手すぎるせいで、いまいちよく見えませんが。

本来ならキーボードと一緒に届くはずのところを、梱包ミスで別送したらしいです。
花咲さん…。まぁ新人さんのミスは優しくフォローするのが社会人の嗜み。
何となく、花咲さんは仕事上のミスは気にしないタイプに思えますけど、それはともかく。

ついでなので、東映アニメ様のネット販売ページ。

プリキュアオールスター特集!!TOEI ANIMATION オンラインショップ

商品が魅惑的すぎて、本当困ります。
ふと気が付いたら、マイクロファイバータオルとスクールカレンダーも買ってた。
今は月キュアさんの高額フィギュアが欲しくて仕方がない。欠品で助かった…。

とりあえず目下の問題は、風キュアさんの高額フィギュアを買うかどうか。どうしたものか悩ましい…。
コメント (2)
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感想:朝までプリキュア!オールナイト上映

2010年04月05日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
概要からの続き。

■朝までプリキュア!オールナイト上映

(本記事は私の記憶・思い込みに依るものであり、実際の演者の言動・意図とは大きく異なる場合があることをご了承ください)

【諸々開場前】

イベントの参加賞は特製ポストカードとミラクルライト。



ポストカードはこのイベントのためだけに作成したそうです。
絵柄はいつものとは言え、企画側の気合が伝わってきます。
ミラクルライトは「DX2」「フレッシュ」「DX1」の3つ。

会場の客層は予想以上にバラバラでした。
イベントの性格上、低年齢層はいませんでしたが、それ以外はあらゆる人たちがいた。
カップル、兄弟姉妹、女性一人、男性一人、女性複数、男性複数、中年会社員に学生さん等々。
3割前後は女性だったように思う。
ちなみに大塚監督もツイッターで紹介されてましたが、ベリーさんのコスプレされてる方もおられた。

バルト9さんはもちろん通常営業中。他の映画も上映されてます。
ですが、チケット売り場上の大スクリーンでは延々「プリキュア」映画の宣伝動画を流しまくり。
とうに放映の終わった「プリキュア5」の宣伝動画が、堂々と流されてる様は、感覚喪失する勢いでした。他にも、全員のサイン入り宣材の展示等、おかしな状況。


 (上述のスクリーン)

開演前に水樹さんと水沢さんによるコメント映像が流されました。
チケットが即完売したことから、てっきり水樹さんが原因かと思っていたのですが、違ったらしい。
逆にいえば、声優さん単独人気に頼らずとも、オールナイトを売り切るだけの需要があるということか…。

また司会のお姉さんによる「こんにちはー」や「ライトと応援の練習」も行われました。
最初から、企画側のテンションもおかしなことになっている。
でもやってくれたおかげで、こちらも心おきなく楽しめる準備ができました。
(以前の2年前のプリキュアコンサートの教訓を活かされたんだろうか…。
あの時は、どこまでやっていいのかの線引きが提示されず、盛り上がり損ねた空気があった)

■トークイベント 第一部(沖佳苗、小松由佳)

トークは司会のお姉さん+ゲストの形式で行われました。

(その1)
司会の方:
 「それでは『フレッシュプリキュア』について思い入れなどありましたらお願いします」
沖さん:
 「そうっすねー…」
小松さん:
 「…『そうっすね』?」
沖さん:
 「違っ!?『そうですねー』!」

(その2)
司会の方:
 「お二人は絡むことが多かったと思いますが…」
沖さん:
 「ええ、ラブとイースは一緒にいることが多…」
小松さん:
 「今、『イース』って言った?」
沖さん:
 「違っ!?『せつな』!」

桃園さんがどんだけ愛されてるか、それだけはとてもよく分かりました。

(その3)
小松さん:
 「子供向けのイベントで一つだけ不満があって」
 「イースの話題ができない」
 「だから今日はイースの話をしようと思って来た」

(その4)
小松さん:
 「アフレコの現場では、一時期」

 『馬鹿な子』 (※騙しても騙しても騙され続ける桃園さんに対して発せられたイース様の名台詞)

 「が大流行した」
 「誰かが台詞間違えたりするたびに」

 『馬鹿な子』

イースさんが愛されてることも分かった。
あとタルトさんの物真似も流行ってたそうです。謎生物も愛されている。
そして何て楽しそうな職場なんだ。

一発目のトークイベントの時点で予定時間は大幅超過。
小松さんの「普段話せないイースの話を…」からも分かるかと思いますが、出演者の皆さまからしてこの手のイベントが求められてたのかもしれない。
「フレッシュ」の二人に限らず、皆さま全く話が止まらない。

■映画プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!

見るのは3回目。そしてやっぱり花咲さんが立ち上がるシーンで泣いた。
思うに、あの場面の台詞が「私も頑張りたい」なのがツボ。
「私も頑張ります」ではなく、「私も頑張りたい」。

明らかに研修不足のまま、いきなりとんでもないトラブルに対面した花咲さん。
怖いしきついし、ていうか無理!な状況で、それでも立ち上がる。
みんな頑張ってた。だから私も、同じ一員として頑張りたい。

もう頑張れる気すらしないほどに大ピンチなので、「頑張る」とは言えないけれど、とにかく「頑張りたい」。
涙をボタボタ流し、ガクガク震えながらも立ち上がる花咲さんを見てると、私も「頑張りたい」と思えてくる。
割と真剣に、新社会人の人はここから何か受け取るものがあっても良い気がする。

承知の通り、この映画ではミラクルライトを振るシーンは2回あります。
1回目は会場内に結構照れ笑いが満ちてた。
2回目は普通に真剣に振っていた。何せ映画の説得力が物凄いので、揶揄する気持ちなんて吹っ飛ぶ。

EDのダンスムービーでも、誰彼ともなくミラクルライトを振りたくり始めました。
さすがに(映画上映中ですので)コールが上がることはありませんでしたが、ほとんどそれと同じノリ。
物凄く楽しかったです。
真面目な話、大スクリーンを使用した「プリキュアライブ」は高い需要と可能性があると思った。
「マクロス」の世界が現実味を帯びてきた。ミク姉さんはやったとか聞いてますし、ぜひ実現して欲しいです。

【トークイベント 第二部】(本名陽子、ゆかな)

まず、司会のお姉さんが興奮しきっていたのが素敵だった。
あの!初代の!黒と白がここに来る!
その結果、トークを決して止めることがなかったため、第一部に引き続き時間はオーバーしました。

ゆかなさんがおっしゃてた「監督は普通のことを普通だと言い、やり遂げるのが凄い」と言うのが印象に残りました。
プリキュアさん自身もやってることは普通です。とんでもないレベルでやってるので異常に思えますが、やってる内容自体は異常じゃない。
しかしこれを出来るというのは社会人として見習いたい。

苦労話として「『プリキュア』の名称を浸透させるのに苦労した」と初代ならではの話も。
「プリキュア」さんの成功要因の一つには、完全に造語の「プリキュア」なる語句を作れたこともあると思う。
大先輩の「セーラームーン」さんと比較すると、「美少女戦士」や「セーラー戦士」と比べ、はるかに可能性に満ちてる。

トークイベントでは、自己紹介がてら変身台詞を全員言われていました。
お馴染みの「光の使者キュアブラック!……美墨なぎさ役の本名陽子です」とかそんな感じ。
基本盛り上がるわけですが、黒白のお二人の時は妙な間が空いた。言ってる本人たちも、違和感ありまくりな顔されていた。

ゆかなさん:
 「いつもブラックの後に続けて言ってるから」
 「一人でホワイトやるのに慣れてない…」

なぎほののラブラブぶりがこんなところにまで…。

【映画ふたりはプリキュア マックスハート】
【映画ふたりはプリキュア マックスハート2 雪空のともだち】

九条さんの可愛らしさを再認識しました。ひたすらに再認識しました。
初代映画の「黒白が変身できないので、一人で戦うルミナス」のシーンなんて、もはや逆に不安が無いです。
その期待通り、秒殺される九条さんが光輝いてる。

(希望の郷から「すぐに助けに来て欲しい」と言われて)

九条さん:
 「今日は日曜日で…」

この後に続く台詞、普通ならば「日曜日だから時間がある」です。
しかし九条さんは違う。

九条さん:
 「タコカフェがかき入れ時だから、出かけることはできない」

意味が分かりません。これが女子中学生様の言う台詞か。
続く「MH2」でも、先輩方が遊び倒してる中、疲れ切った表情で店番です。
アカネさん…。光のクイーンをどんだけ教育しきってるんだ…。

美墨さんが、ゲスト謎生物との別れを嘆くポルンに対し、「頑張っていれば、また会える」と言うシーンがあります。
実際、頑張った結果、また「DX2」で会えた。
まさか美墨さんも脚本家さんも実現するとは思わなかったろうに。凄いな「プリキュア」さん。

ところで「ダイヤモンドライン」って商品名(企業名)だったんですね。気がついてなかった。

【トークイベント 第三部】(樹元オリエ、榎本温子、三瓶由布子、仙台エリ)

初めに樹元さんと榎本さんが舞台に。
お二人はお揃いのワンピースでした。
それもちゃんと日向カラーと美翔カラーで色分けして。格好いい。

榎本さん:
 「こんなに戦闘の激しいアニメはやったことがなかったのでアフレコは大変だった」
 「演じ方は、カレハーンに教えてもらった」
樹元さん:
 「ほら今着地したよ!キックしたよ!とか教えてもらってたねー」

ダークフォールの敗因はカレハーンさんにあった。
他の幹部さんにも良くしてもらったそうで、退場する際には花束を贈っていたそうです。
聞けば聞くほど素敵な職場だ…。

榎本さん:
 「(映画の見どころを熱く語られた後)…まぁそういうところも良いんですが」
 「私は『絶好調なり!』と咲が叫んだ後の」

 『どこが絶好調なの?』

 「が好きです。まさかの全否定」

「SS」映画は「どこまでやったら美翔さんは切れるか」の実験映画とも言えます。
美翔さんの舫い綱のような堪忍袋の緒に、ぶら下がり健康法をする日向さんの悪さは、ちょっとフォローができないレベル。
思わず飛び出る全否定の台詞には、確かにぞくぞくするものがある。

そんな日向さん役の樹元さんはブラック家族でお馴染み。
同じブラック家族の沖さん同様、アフレコの際には拳を振り上げじたばた走りながら演じられてるそうです。
見たい。あのお二方は何をやっておられるんだ。

その後、同じくブラック家族の三瓶さんおよび仙台さんも合流。

三瓶さん:
 「舞台裏で鷲尾さんが『お客さん達はみんなお行儀が良くて良い』と褒めてました」

確かに皆良い子で映画を見ていました。
上映中に奇声を発する人が居てもおかしくはなかったんでしょうけど、そういったことをする人はなし。
もちろん雑談やらで雰囲気を壊す人も、ほとんどいなかった。

ミラクルライトを一斉に振っていたことにも感動するものがあったらしく、呼びかけに応えてゲスト4人の前で振ることになりました。
「プリキュア頑張れ」の声援付き。
榎本さん、大喜びしすぎ。

トークの中で「他のシリーズの出演者は仲が良くて一緒にいるが、5の面々は割とバラバラに行動している」とおっしゃってました。
もちろん仲が悪いわけではなく。
この辺、「バラバラだけど相性ばっちり」を体現されてると思った。

【映画ふたりはプリキュア Splash☆Star チクタク危機一髪!】

弊ブログは「好きなプリキュアは?」と聞かれたら、「キュアドリ……!…あぁ、うん、イーグレット、かな…」と腫れ物に触るように答える、という立ち位置を長らく取っています。
何でそんなことやってんだろうとも思いましたが、久々に映画を見て納得しました。美翔さんのスペックの高さは異常。
そのスペックの高さを、何かが致命的に台無しにしてる感じも含めて異常。これは惚れる。踏まれたい。


 (会場のサイン入りポスターから美翔さんの部分)

演じておられるのが榎本温子さんなのも、プラスに働いてるなぁ…。
イメージ的に中の人と外の人は、比較的近しい方々が多いですけど、榎本さんに関しては全くそんな気がしない。でもそこがいい。
あの方の仕事に対する熱意と行動力は、社会人として見習いたい。(こればっか書いてる気がする)

【映画Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!】

色んな意味で特殊な立場になった「5」。
コスチュームも必殺技も、今では幻となってしまった。
まぁ黒白先輩もそうなんですが。

この映画はレモネの「私もう行きますね。ドリームが呼んでいるので」の下りが最高に好き。
「役者の夢なんてくだらない」と嗤う闇レモネへの回答は、「馬鹿は放置」。
また、この時点でのレモネと「GoGo!」終了後のレモネでは、同じ「役者の夢」に対するスタンスも変わってる。
「1年前の私よりずっといい私になる」とは夢原さんの弁ですが、現在のレモネが「鏡の国」の闇レモネと戦ったら圧勝するんだろうな。
戦闘能力が上がってるから、とかそんな単純な話ではなく。

映画開始前の「ライトの注意事項」のミニコーナーは大喝采でした。
見事に前座の役を果たしておられた。
作られた当時は、こんな使い方をされるとは思いもしなかったでしょうけど、連続して映画が流れる中、良いアクセントになってた。

【映画Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪】

ここに来てようやく、映画はその年のシリーズのテーマを1時間に圧縮リメイクしたものだと気が付きました。
「5」は「表面上はバラバラの道を歩んでいるけど、本当に必要な時は助け合う人たち VS 表面上は同じ目的のために団結してるけど、内面ではバラバラな人たち」との戦闘。
「GoGo」でも「コミュニケーション」というシリーズテーマが主軸になってる。

単に「話せば分かり合える」ではなく、「受け取る側に問題がある場合は、コミュニケーションは成立しない」に踏み込んでるところも熱い。
よくあるビジネス系の研修では「相手が馬鹿だからこちらの言うことを理解できないのだ、とは考えるな。伝え方を学べ」と説明されます。それこそ馬鹿げている。
相手のレベルが低い場合、会話は成立しない。話して欲しければ、こちらのレベルに上がってこい。傲慢とも思える夢原理論は、でも実体験としてはかなり共感できる。

クライマックスのミラクルライトシーンでは、劇中の掛け声通り「ドリーム!ドリーム!」の声援が上がりまくりました。
夢原さんは神!夢原さんは神!「あの人になら絶対的に任せられる」「全力で応援したい」と思う人に、声援を送るというのは想像以上に楽しかったです。
これまた真面目な話、ギリシア神話とかこうやって誕生したんじゃなかろうか。

【映画フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?】

希代の問題作「おもちゃの国」。
バンダイ様の「おもちゃの国」との戦争を描いた衝撃のドキュメンタリですが、ここまで通して見てると変化を如実に感じます。
今までは「応援してくれる」「一緒に戦ってくれる」側だったゲスト謎生物と不思議の国が、今度は敵。

「フレッシュ」さんのライトは、他のライトに比べて白光のせいか光が強いです。
それが一斉に館内に灯った光景は、とても綺麗でした。
これはクマさんも納得する。

現在のところ「フレッシュ」映画だけ本編の敵組織が出てこない。ジャアクキング様とかダークフォールとかコワイナーとか。
「5」のところで書いたとおり、劇場版は本編の圧縮リメイクだとすると、「フレッシュ」さんがこうなったのも必然なのかもしれない。
桃園さんが戦っていたのは、ラビリンスという明確な「これを倒したら勝ち!」な相手ではなく、日常生活そのものだったんだなぁと勝手に思ってみる。

【映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!】

榎本さん曰く「出演者全員が魂を込めて作った」。
鷲尾さん曰く「今でこそ『DX1』と呼んでいますが、当時はナンバリングされるとは思わなかった」

DSゲームや「ちょ~短編」での狂喜を経て、「DX」映画化決定時にはもはや狂気のレベル。
まだ1年しか経ってないと思うと不思議な気分です。
当時は「美翔さんが!また大スクリーンで!」と感極まったのに、今では「来年もあるよね!ね!」とかそんな調子に乗ったことを思ってる自分がいる。
感動になれて薄れさせちゃダメだと、そんなことを思ってみた。

【終了後のサプライズ】

まず水樹さんと水沢さんからのコメント映像。
「この後はハートキャッチをよろしく」(イベント終了したのは土曜日30時)の言葉を始め、録画物とは思えないほど会場内の反応とリンクしてた。
会場もやたらに盛り上がる。

その後、参加されてた鷲尾さんからのコメント。
元々予定してなかったそうですが、会場の様子を見て一言コメントしたくなったそう。
失礼ながら顔を知らなかったのですけど、前からイベントで「あのやたらオーラのある人は誰だ?」と思ってたその人が、鷲尾さん本人だった。

「概要」記事でも書いた通り、「こういったイベントを増やしていきたい」と言ってくださるほど好意的にとらえていただけました。
「これからも日曜朝という時間枠の関係上、子供を意識していく。ですが、皆さんの存在も忘れない」「18人目のプリキュアは皆さんだ」。
コメントの一つ一つが、ファンの一人としてとても嬉しかったです。

あと鷲尾さんもまた、話し始めたら止まらない方だった。徹夜明けだと言うのに、全く疲れた素振りも見せず。
関係者の皆さまの「プリキュア」愛が凄すぎる。
僭越ながら、関係者様自身のためにも、こういった場を増やす必要があるような…。

【感想】 

色々な意味で素晴らしいイベントでした。
「プリキュア」というコンテンツが、どうして成功したのか、その一端を見た。
何より関係者の皆さまの想いが凄い。

表面的には「子供向け」ですので、「子供向けのものに熱中している痛い行為」といった反応をされることを期待(?)する向きもあるかと思いますが、そんな次元はとうに超えてる。
例えば先日の東京国際アニメフェアでも、あまり慣れていない感じの人たちが「大人が声援送ったら出演者もひくだろうなw(それをあえてやってる俺達は痛い&格好いい)」といった会話をしている様子をちらほら見ました。
が、そんな認識はもはや古すぎる。(実際、アニメフェアでもステージが進むにつれ認識の遅れに気づき、沈黙していく様子がおかしかった)

もちろん観客一同も素晴らしかった。(この書き方は、一観客に過ぎない私が書くには、自画自賛だったり、あるいは偉そうな表現だったりもしますが)
本気でプリキュアさんを応援してたし、映画が終わるたびに自然と拍手が沸き起こってました。
スタッフの方からも客層の良さに対する言葉が何度か出てました。素直に喜びたい。

今回のイベントで一気に映画を振り返りましたが、7年間という期間は長いような短いような…。
7年前には予想もしなかったことが、今現実になってるし、1年前にも予想できなかったことが、やっぱり現実になってる。
というか、毎年毎年「予想もしていませんでしたが…」という前置きで語られる進展を見せてる。
去年は「DX1」、その前はDSゲーム、もっと言うなら5人になるとか、二世代目が始まるとか、二年目決定とか、単品での映画化とか。
どれもこれも「予想もしなかった」のに、どんどん実現していく。もう凄いとしか言いようがない。

来年の今頃も、同じことを思えてるんだろうな、と期待できることもまた凄い。
つくづく「こんな仕事ができる人間になりたい」と思った。
関係者の皆さまとプリキュアさんたちには、心からお礼を言いたいです。
コメント (6)
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ハートキャッチプリキュア! 第9話「スカウトされたお父さん! お花屋さんをやめちゃいます!?」

2010年04月04日 | ハートキャッチプリキュア!感想
【今週のオールスターズ】

新宿バルト9で開催の「オールナイトプリキュア」に参加してきました。
幾人もの出演者が、トークショーでおっしゃった。
「このオールナイトが終わった後、どうせ『ハートキャッチ』も見るんでしょ」と。

もう全てが織り込み済みの全力企画に惚れ惚れしました。
終了時刻が朝6時でしたので、移動と食事、風呂等々で、ちょうど「ハートキャッチ」さんが見られる配慮ぶり。
ちなみにイベントに客として参加されていた工藤真由さんも、しっかり「ハートキャッチ」まで完走された模様。みんな頭がおかしい。

■ハートキャッチプリキュア! 第9話「スカウトされたお父さん! お花屋さんをやめちゃいます!?」



今週のあらすじ:
 花咲さんの御両親は、偉い企業さんからスカウトされました。断りました。
 なぜなら花咲さんが「寂しい」とおむずがりになるからです。
 それを知ったスカウトマン、諦めました。

三行でまとまる。
相変わらず、プリキュアさんが直接的に関与してない。
何せ主体的な問題の一つ「両親がスカウトを受けるか」は、物語開始時点で妥協不可能のレベルで解決済み。
花咲さんも、一切迷わない。交渉の余地はないです。寂しいんで、不可です。
密かに花咲さんは、こういう局面では凶悪なまでに他者の干渉を許さないタイプだと思う。

そしてふと思いいたった。
もしかしてハートキャッチさんのテーマは「プリキュアに頼らずとも人は変われる」なんだろうか。
問題解決に対し、ここまでプリキュアさんが無関係だと意図的にやってるような邪推をしたくなる。

今や「若い娘を見たらプリキュアと思え」の時代。
掃いても掃いても沸いて出てくるのがプリキュアさん。
だからこそ。
プリキュアにならずとも、人は変われる。逆に考えるならば、プリキュアがいれば変われると言う訳ではない。
「MH」の初代映画にそういう要素がありますが、「ハートキャッチ」さんはシリーズ全体でそんな感じとか。

次回大活躍と思われる闇キュアさんは、察するに「変わりすぎちゃった」方だと思うのですが、「プリキュアに変身する」ことに負の要素を持たせたりするんだろうか。
だとしたら随分思い切った展開だなと思う。
的外れの大外れだったときは、「やっぱプリキュアさんがいれば万事解決だよね!」と大喜びすることにします。


(左画像)
「ハートキャッチプリキュア!」OP&EDテーマ::Alright ハートキャッチプリキュア!/ハートキャッチ☆パラダイス

(右画像)
500ラージピース プリキュアオールスターズDX2 500-L113

「ハートキャッチプリキュア!」挿入歌::つ.ぼ.み~Future Flower~/スペシャル*カラフル


【今週の花】



今更ですが、変身後に自分自身を指差しするのが可愛いです。
ふふふん♪、私、プリキュア!
凄く得意気な感じ。

花咲さんの自己評価の高さは称賛に値します。
今回も一切ブレない。ここで「私、もう大人に変われるからお父さんがいなくても大丈夫」といった方向には進まない。
果たしてこれは強さなのか、弱さなのか。「ハートキャッチ」さんの今後が分からない。

【今週の海】

来海さん:
 「トンカツの好きな犬と」「てんぷらの好きな猫が」
 「将棋で勝負をしました」
 「勝ったのはどっち?」

クイズの回答は弊ブログ的には「どちらもNoteする」。
それともちゃんと正解が用意されているのか、正解がないことが今回の話にかかってるのか。
スタッフ様は、こうやって人を安易に思考の迷路に叩き込むのは勘弁してください。

【来週の闇】



遂に出陣、闇キュアさん。
ようやく博士も決断した。いつまでも闇と戯れていてはいけない。一時のぬくもりを、より大きなことのために手放そう。
人は成長できるんです。
そうだ、闇だけじゃなく、花や海も手に入れよう。そうすればプリキュアさんいっぱいだ!
博士も成長した!

花&海:
 「努力・根性・愛情・勇気!」
 「輝くのは真の友情!」
 「邪悪を消し去る無限の力!」

これでもかとばかりのワードの羅列が、必死の虚勢にしか見えません。
どうしたんだ花咲さん。状況はそんなに絶望的なのか。
まぁ仮に闇キュアさんを他の先輩プリキュア方と同程度の能力だとすると、花&海ふたりがかりでも勝てるビジョンが見えませんが。
コメント (1)
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感想:朝までプリキュア!オールナイト上映(概要)

2010年04月04日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
とりいそぎ概要。

■朝までプリキュア!オールナイト上映(概要)



 日時:2010年04月03日(土)~04月04日(日)
 場所:新宿 バルト9
 出演者:本名陽子、ゆかな、樹元オリエ、榎本温子、三瓶由布子、仙台エリ、沖佳苗、小松由佳、プリキュアオールスターズの皆さま

[スケジュール表から転記]

 17:30~17:50 トークイベント 第一部(約20分)
 17:50~19:02 「映画プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!」(10/03/20 公開作品)上映時間 72分

(休憩時間 8分)

 19:10~19:25 トークイベント 第二部(約15分)
 19:25~20:37 「映画ふたりはプリキュア マックスハート」(05/04/16 公開作品)上映時間 72分

(休憩時間 8分)

 20:45~21:56 「映画ふたりはプリキュア マックスハート2 雪空のともだち」(05/12/10 公開作品)上映時間 71分

(休憩時間 9分)

 22:05~22:30 トークイベント 第三部(約25分)
 22:30~23:21 「映画ふたりはプリキュア Splash☆Star チクタク危機一髪!」(06/12/09 公開作品)上映時間 51分

(休憩時間 9分)

 23:30~24:40 「映画Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」(07/11/10 公開作品)上映時間 70分

(休憩時間 10分)

 24:50~26:07 ちょ~短編「プリキュアオールスターズGoGoドリームライブ!」上映時間5分
       「映画Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪」(08/11/08 公開作品)上映時間 72分

 休憩時間 13分
 (お腹が空いた人はコンセへGoGo!)

 26:20~27:31 「映画フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」(09/10/31 公開作品)上映時間 71分

(休憩時間 9分)

 27:40~28:51 「映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」(09/03/20 公開作品)上映時間 71分

 お疲れさまでした!!最後まで御覧いただいた方にはっ!・・・何かサプライズがあるかも?!

 深夜帯の小腹には・・・9Fのコンセ:26:20まで開いています。
 その後はご飲食品をゲットするのが難しくなるので、26:07に終了後、「映画フレッシュプリキュア!」が始まる前に、
 最後のフード&ドリンクをゲットだよ!

[転記終わり]

まずお礼を。
今回のイベント、私自身はチケット完売に付き購入することができませんでした。
ですがそれを察した方から「1枚余ったので譲る」とお申し出をいただき、御厚意に甘える形で参加できました。
本当にありがとうございました。
「プリキュア」コンテンツの暖かさを改めて感じました。

上記の通り、スケジュールは恐怖の分刻みでした。
ですが予定はすぐに崩壊しました。トークイベントが悉く長引いたからです。
あの人たち、話し始めたら止まらない。放置してたら朝まで続きそうな勢い。

「MH1」と「MH2」の間の休憩時間は、スケジュール上は「8分」となっていますが、時間圧縮のため「1分」に変更されました。
もう最初の段階でそんな有様。
その後も、プリキュアさんの公演はもちろんのこと、トークイベントも長引くことはあっても縮まることはなく。
押しに押し、「SS」が終わったときには日付が変わりかけてました。
最終的に終了したのは、30時前。約1時間の延長。

ですが、その長さを感じないほどに充実したイベントでした。
まず出演者・製作者の方々の「プリキュア」さんへの愛が物凄い。
石を投げれば関係者に当たる勢いで、その辺で盛り上がっておられた。
工藤真由さんなんて、ツイッターで実況されてますよ。
おられたんですか、貴女。これで少なくとも「DX2」を4回は視聴されておられる。

更に企画スタッフの方の「プリキュア」さんへの愛も物凄い。
司会のお姉さんは常にフルスロットルで、興奮ぶりが可愛らしかったです。
大体、スケジュール表からして何かおかしいです。
「お腹が空いた人はコンセへGoGo!」ですよ(コンセは、バルト9さんの食品売り場)。
会場内にも、様々なプリキュア展示が。

もちろん私ら参加者も楽しみまくりました。
今回のイベントの目玉の一つは「ミラクルライトの配布&使用」。
「ライトを使ってプリキュアさんを応援する」という案を考えつき、実行に移した人は天才だと思います。
めちゃくちゃ楽しいです、これ。
絶対的に信頼できる存在を、全力で応援するのがこんなに楽しいなんて。

ありとあらゆる立場の人が、大盛り上がりしたイベントでした。
鷲尾さんも「こういったイベントを今後も開けるように、各方面に働きかけることを約束する」「この盛り上がりを伝えれば説得できる」とおっしゃってくれた。
物凄い時代になったものです。こんな幸せな時間を過ごせることに、素直に誇りと感謝の気持ちをもって生きていきたい。

(追記)
 詳細感想も書きました。
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ジュエルペットてぃんくる 第1話「ルビーとあかりでドッキ☆ドキ!」

2010年04月03日 | アニメ・土曜朝 感想その他
今までのことは、なかったことにしてください。

■ジュエルペットてぃんくる 第1話「ルビーとあかりでドッキ☆ドキ!」

ハリネズミくんのコロリが炸裂した結果、何かがリセットされました。
何がリセットされたのかは私には分からない。
分かるのはただ、サンリオ様が土曜日で戦う決断を下されたことです。

そんなわけで「ジュエルペット」第2期、土曜朝9時半からスタート。
日奈森さんの後継でもあります。
何はともあれ、歌ちゃんが再雇用される可能性が残ったことは素直に嬉しいです。

というか。

(公式ページより)
 沙羅:片岡あづさ

再雇用されてる!
サンリオ様も、やっと現実に気がついてくれた!
そうですよ。必要なのは、全てのやる気をなし崩しにする彼女のマシュマロボイスなんですよ。
ここまで長かった。やっと…。やっと再雇用の道が…。
まぁ歌ちゃん自身は相も変わらず蚊帳の外なのですけれど。

基本構成は変わらず。
ジュエルペットなる謎生物と遭遇した無辜の民の物語。
今回の犠牲者は、桜あかりさん。



色々と心の弱い子のようです。
歌ちゃんのような、ふてぶてしさが足りてません。
この可愛らしい娘さんが、どんな酷い目に遭わされてスレていくのか、心配です。



こちらは彼女のお姉さん、桜モニカさん。
女優だかモデルだかをやられている大人気なお姉さん。
それが桜さんの強烈なコンプレックスになっているようです。



こころの花も、とうの昔に枯れ果てた。
基本的に「姉」は「妹」の敵でしかない世知辛い世の中。
「弟」には優しいのに。

そんな彼女の心に付け込んで、謎生物の勧誘が始まる。
一緒に魔法を覚えよう!そうしよう!
そしてこんな自分を変えるんだ。

桜さん:
 「ティンクルティンクル・マジカルチャーム」
 「ウィンクルウィンクル・ジュエルフラッシュ」



変身してみた。
歌ちゃんや きららさんや りんこさんには中々支給していただけなかった変身コスチューム。
サンリオ様もようやく現場の声に耳を傾けてくれた。

颯爽と変身はしてみたものの、特に何か目的があるというわけでもなく。
しばらくは魔法のお勉強に励むようです。
前向きで主体的な子だ。どこかの「早くなんとかして」の子とは違う。良いことのような、悪いことのような…。


(左画像)
ジュエルペット 1 (てんとう虫コミックススペシャル)

(右画像)
「おねがいマイメロディ」キャラクターソングシングル その2


日奈森さんたちが引退なされて寂しく思っていましたが、代わりに「ジュエルペット」さんが土曜に戦線を移動。
そして日曜朝には因縁深い「ラブベリ」も戻ってくる。
花咲さんの挑む新時代が、徐々に明らかになってきた気がする。

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感想:週刊少年マガジン(2010年3月31日)

2010年04月02日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
今週読んだ漫画の中では、チャンピオンさんの「刃牙」さんが何かをぶっちぎってた気がする。
作者さんがどこまでマジで、どこまで狂ってるのか全く分からない。
確かに何もおかしなこといってないよ!ごはん食べてもいいじゃない!

…でもなんなんだあの変な空気は。

■波打際のむろみさん #38「桜花爛漫とむろみさん」

むろみさん:
 「海の中は花を咲かす植物 無いけんね」

実はあります。
もっともお魚さん的には、植物なんて餌でしかない。もしくは餌が隠れるところ。
食欲に支配されてる生物に、風流を語ること自体野暮なんです。

…そういえば、お魚さんも季節による変化がありますけど、あんまり「風流」とは結びつけられませんね。
花を見てしんみりしたり、渡り鳥を見てまったりするのに、季節のお魚さんの扱いは「サンマが美味しい」とかそんなんです。
食欲に支配されてる生物が、風流を語ること自体野暮なんだ。



漫画とは完全に無関係なんですけど、現在上野の国立科学博物館で「大哺乳類展」が開催されています。
とりあえず先週、行ってきました。
当初、「大哺乳類展」を「大きな哺乳類の展示」と勘違いして興奮してたのですが、それはともかく。

現在開催中なのは「陸のなかまたち」。
電車のつり広告が秀逸です。動物がずらっと並んで自己紹介みたいなのをしてて、「色々な種類がいるけれど、みんな哺乳類の仲間だよ」みたいな広告。
で、後ろの方でコウモリが、「そして君もね!」とか言ってる広告です。
舐めてるのかと。まさに上から目線ですよ、コウモリ。ヒトがコウモリの仲間なんじゃない。コウモリがヒトの仲間なんだ。
そんな憤りを抱ける人にお勧め。

そして何より、7月から恐怖の「海のなかまたち」が開催されます。楽しみです。
いかに海洋性ほ乳類が醜悪か、ようやく白日の下に晒される。
今度ばかりは「そして君もね!」とか仲間面されないでしょうし。クジラから親戚面される謂れはない!

参加したお子様にトラウマを残すような、恐ろしい展示になることを期待しています。
「陸のなかまたち」ですら、剥製大集合のコーナーでお子様が「死体は怖い」と怯えておられました。
その展示はシカやヤギの仲間だったのですが、比較的なじみのある彼らですらその状況。
もしもこれが、トドやアシカ、イルカ、クジラの剥製大集合だった日には…。
正直なところ、大の大人の私でも泣くと思う。

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