穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

Cri☆siS 次回ライブ情報

2010年04月20日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
みんな大好きCri☆siSさんの次回ライブが告知されました。おめでたい。

※Cri☆siS
 「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」の声優陣で結成されたガールズバンド。
 番組終了から早6年、それでも元気に稼働中。
 「ぴっち」のパワーは底知れない。
 
次回ライブ情報 (Cri☆siSさん公式ブログより)

[引用]
 【StudioCube326 Live 2010】
 日時:6月5日(土)
    17:00オープン
    18:00スタート
 会場:StudioCube326
 出演:近江知永
    Cri☆siS
    MAKO
    桃井はるこ
    Link (敬称略・50音順)
 料金:●前売り3500+ドリンク代
    ●当日4000+ドリンク代
[引用終]

チケット発売情報

[引用]

ギリギリの告知で大変申し訳ありません!!!

先ほど主催者様側からご連絡頂きましてチケット発売の詳細が来ました。6/5の公演チケット発売は明日4/20の正午12時~になります。

[引用終]

そんなわけで待望の次回ライブのチケット販売は、4月20日。いきなりです。
しかもさりげなく正午とか書いてある。
勤め人には過酷な設定ですが、頑張ろう。
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感想:映画「アリス イン ワンダーランド ALiCE IN WONDERLaND」

2010年04月20日 | 映画・コンサート・展示会・テーマパーク
『カラスと書き物机はなぜ似ているのか?』


『答えはどちらもNoteする』


     ~ルイス・キャロル~

■アリス イン ワンダーランド ALiCE IN WONDERLaND

卑しくもブログ名に「アリス」を冠している以上、見に行かないのはアレだと思い行ってきました。

まず最初に思うこと。
おそらく既に散々言われているのでしょうけれど、この映画は「アリス・イン・ナイトメア」と某かの関係があるんでしょうか?
「ナイトメア」は10年ほど前に発売されたPCゲームで、「鏡の国から10年後。アリス第三の冒険」を謳ったアクションもの。
ジャバウォックの造型や怪光線のグラフィック、目玉がキーになる点、帽子屋が重要人物、赤の女王=ハートの女王と置き、アリスが白の女王側で戦う…といった辺りが類似しています。
まぁ「アリスのその後の冒険」を描くと、概ねこういったアイデアになるのは自明とも思えるので、即座に盗作決定!と思い込むのも間抜けだとは思います。

ストーリーは若干ちぐはぐした印象を受けました。
元々の「アリス」自体、ストーリーは無きに等しいので突くところではないのかもしれませんが…。
身も蓋もないですが、「ナイトメア」の背景を知っていれば理解できるけど…という展開が多かった気がする。

残念だったのは「アリス」を原作に採用している意味が、あまり見られなかったこと。
映画のアリスさんの父親の名前が「チャールズ」だった場面は面白かった(ルイス・キャロルの本名はチャールズ。アリス・リデルの実際の父の名が何だったのかは忘れた)。
「父が他界して13年後=アリスは今20歳」の下りも良かった(アリスは7歳に決まってる。…でも公式ページを見たら6歳とか書いてあった。謎だ)。
ジャックが裏切るのも、ジャックなのだから当然。

でもそれ以外はあまり目立って原作要素はなく。
そこに拘りすぎて破綻するのもどうかとは思いますが、特にどうだっていい姉の名前をわざわざ変更するとか、意図が良く分からない。
(「不思議の国のアリス」は現実のアリスと違い二人姉妹だから、ロリーナにするのは逆におかしいとも言えるけれど)

「アリス・イン・ナイトメア」との比較になりますが、「ナイトメア」での「誰もいない涙の池」のシーンには震えるものがありました。
(「ナイトメア」のアリスは火事で家族全員を失っている設定。だから「涙の池」には誰もいない)
中盤の重要な敵キャラとして登場する帽子屋との対決シーンも熱かった。

帽子屋: 
 「こっちに来たまえ、お茶の時間だ」
アリス:
 「お茶は友だちとしか飲まないの」(じゃきん!)←武器を構えるアリス

その手の原作を踏まえた遊びがなかったのが、かなり残念でした。
ドードーに跨って騎士コスプレするアリスとか、多少期待してたのに。
(「ドードー」も「騎士」も原作におけるアリスの数少ない味方)

「不思議の国のアリス」は不条理・シュール・荒唐無稽といった表現がされがちですが、肝となるのは「論理的に狂っている」点だと私としては思う。
登場人物の奇妙な言動は、何らかの元ネタや論理に基づいています。
でも致命的な部分が意図的・悪意的におかしいので妙なことになってる。

例えば、アリスがメアリーアンであることの証明だとか。
原作でアリスがメアリーアンと呼ばれるシーンがありますが、アリス自身も特に聞き返すわけでもなく認めます。
何故なら、「アリス・リデルはエプロンドレスを着ている→エプロンドレスを着ているのはメイドだ→メイドならばメアリーアンである→よってアリスはメアリーアンである」、という「三段論法の悪用」が暗黙の常識として存在するから。

逆にいえば、単に不思議なだけの奇天烈な展開では「アリス」である意味が消えるはず。
私が気付けなかっただけの可能性も高いですが(出演者にちなんだ悪ふざけくらいはあってもおかしくないですし)、初見で分かるネタは特に組み込まれていなかったのが残念でした。

ただ白の女王様の軽く狂気入ってるところは、救いのないワンダーランドらしくて良かった。
どう考えても、見た目が良いと言うだけで赤の女王と内面は変わらないですね、あの方…。
やっぱり狂気の国は狂気の国のままなんだと思った。


(左画像)
Alice's Adventures in Wonderland and Through the Looking Glass

(右画像)
ALiCE IN WONDERLaND オリジナルサウンドトラック


余談ですがディズニーのアニメの方の「アリス」は、原作ネタを使う使わない以前に、ルール違反をやってしまってるのが疑問でした。
ドードーがアリスに危害を加えるとか、劇中でアリスが「今日は私のお誕生日ではない」と言うとか。
あれは何か元ネタなり裏事情があったんだろうか。

元ネタといえば、侯爵夫人の元ネタが長年の謎です。
適当に思いついたにしては特殊な役回りですし。
親戚か知人にそんな感じの人がいたとかなんでしょうか。

【追記】
 他の方の感想を見て気がつきました。「笑わないアリス」は原作を踏襲してた。
 原作では狂気の世界に迷い込んだアリスは、ほとんど(というか全く?)笑いません。
 (何せドードーや白の騎士以外はすべて悪意をもって接してくる)
 それを踏まえてか、この映画のアリスも終始顔をしかめてる。

 こういう分かりにくいところも踏襲しているのなら、探せば案外もっと色々仕込んであるのかもしれない。
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