穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

ハートキャッチプリキュア! 第11話「アチョー!!カンフーでパワーアップします!!」

2010年04月18日 | ハートキャッチプリキュア!感想
【今週の花】



あの花咲さんが、とうとうラストのアイキャッチを変更なされました。
「変わる」「変わらない」がテーマの今シリーズ、ラストカットは「変えなくていい」に分類されていたのに。
花咲さんのちょっとずつの心境の変化を、素直に喜びたい。

■ハートキャッチプリキュア! 第11話「アチョー!!カンフーでパワーアップします!!」

前回。
花咲さん達は闇キュアさん相手に大敗北を喫しました。
それも力で負けたのみならず、信念の部分でまで負けてしまった。

これを受け、反省会が開かれますが…



来海さん:
 「あんな偽物のプリキュアなんて…」
 「ふたりで力を合わせればなんとかなるって!」

なんということだ…。事態の深刻さを自覚なさっていない。。
今のままではダメなのです。人は変わらないといけないのです。
変わればいいというものでもないけど、通用しないなら変わるしかない。

そこで花咲さん、カンフー修業をしてみることにしました。
彼女は熱しやすく冷めやすい。合気道の生徒会長のことは、同性と分かった瞬間、興味なしですか…。
まぁ桃園さんのパワフルな教育の賜物なんでしょう。武術?カンフーだよネ!



今シリーズのプリキュアさんは、オートパイロット機能なし。
強くなるには、中の人がスキルを高めるしかない。
とはいえ迷走の匂いは消えません。花咲さん…、貴女は一体どこに行こうと…。



来海さんも呆れ顔。あの本音マシーンが、思わず絶句するこの状況。
花咲さんは何をやっておられるのか。
確かに変わらないといけない。でもこの方向でいいのやら。

そうこうする内に、カンフー師匠の少年もハリボテだったと判明。
見せかけだけの変化では、現実には打ち勝てない。
いくら練習を積んでも、やっぱり実戦は怖い。
というか、練習もせずに実戦投入されてるプリキュアさんたちがおかしいんです。
これが一般の感覚。

そんなこんなでカンフー少年の弟さん、グレてしまった。



蜘蛛さん:
 「本当も何も、その場で力を出せない臆病者は最初から負けてるぜよ」

相変わらず正論だから困る。
大事な大事な決戦の場で負けるような娘さんでは、プリキュア業は勤まらない。
それに対して花咲さん、いつものブチ切れになりあそばされる力技で対処。
学校の授業や同級生同士の諍いなんて、些細なこと。
そんなところで力を発揮できなくても、本当に力を出すべき「その場」で出せれば問題ないのです。



そんなわけでカンフー少年は弟さんを無事救出し、花咲さんは弟さんを見事に殴り倒しました。
物事が前進したのか後退したのか若干疑問ですが、とにかく問題解決したことを喜ぼう。
でもこの状態で、闇キュアさんに勝てるのだろうか…。


(左画像)
「ハートキャッチプリキュア!」挿入歌::つ.ぼ.み~Future Flower~/スペシャル*カラフル

(右画像)
ハートキャッチプリキュア プリキュアマスコット BOX (食玩)


カンフー少年は、臆病者設定よりも「本当に実力者だが、どれほど馬鹿にされようと必要な時以外は戦わない」設定の方がすっきりしてた気はする。
弱い花咲さんが実力不足を承知の上でも果敢に立ち向かう…という構図と重ね合わせてるのは分かりますけれど。
形から入ったお遊びで、闇キュアさんに勝てる説得力が得られるとはとても…。
「普段は弱い(ように見える)けれど、必要な時に戦える力はある」の方が、闇キュアさんとの対比にもなってたような。
この分だと、最終決戦は変身解除して素のままの自分で戦う展開とかも、ありえない話ではない気がしてきた。もう、「プリキュア」はいらない。

【今週の闇】



蜘蛛さん:
 「相手が誰だろうと負ける気がしない」
 「ダークプリキュアだかなんだか知らんが、俺に任せて欲しい」

その言葉を、是非闇キュアさんの前で言って欲しいものです。
ええ、私は嫌です。あのお姉さん、怖いもの。
…でも今までのパターンから言えば、博士の横には確実にいますよね、闇キュアさん。見切れてるところに。蜘蛛さん可哀そうに。。

【今週の桃】

「変わりたい」と願う花咲さんが戸を叩くとしたら、普通に考えれば相手は桃園先輩。
桃園さんは大変面倒見が良いので、ちゃんと練習に付き合ってくれると思う。
というか、頼まれもしないうちから押しかけて来て、強制的に伝授しようとすると思う。

でも彼女は拳で語る女。

桃園さん:
 「早速、技を教えるネ」
 「まず目をつぶって。それからあたしが全力で殴るから、タイミング良く反撃だヨ!」
花咲さん:
 「は?」

ごぃん!
そんな熱血指導。
1週にしてカンフー設定が終わったのも、「この路線は間違ってます!」と花咲さんが直訴したからだと思う。

【来週の桃】



花咲さん:
 「私たち、恋の花を咲かせちゃうゾ!」

花咲さんが壊れた。

また桃園さんから吹きこまれたんでしょうか。
え?カンフーはもうイヤ?じゃあ、あたしが第1話でやったみたいな縁結びとか?
指導熱心だけど全力で空回りしてる先輩を持つと、後輩さんは大変だ。
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ハートキャッチさんの裏側で その6

2010年04月16日 | プリキュアカレンダー・おしえてプリキュア
今日もしつこく「プリキュアボイス」。

※プリキュアボイス
 プリキュアカレンダーについてくる特典。
 日替わりでプリキュアさんの一言ボイスを受け取れます。
 現在は現役引退した桃園さんが、ひたすらどうでも良い一言を毎日配信中。

「今日もしつこく」、というか少なくともまだ8ヶ月は「毎日毎日フレッシュ娘のひとりごとを聞かされる」生活が続くわけですが…。

今のところ皆勤賞で全て受信することが出来ています。すなわちフレッシュ娘の声を聞かなかった日がない。
丸一日旅行に行ったり、病で倒れていることもあったのに。「プリキュアボイス」の受信だけは欠かさない。
どんだけプリキュアさんに支配されてるんだろう。

で、本日の担当プリキュアは山吹さん。

ブッキーさん:
 「4月16日」
 「新しいダンスユニフォームを作ったの。みんな気にいるかしら?」

ユニフォーム…。
思わず蒼い人の方を振り返ってしまいました。目が合いました。
そして咄嗟にブルンさんを隠されました。

周知の通り、ブルンさんの特殊能力はお着替え。
わざわざ家内制手工業しなくても、蒼い人がえいやとやれば、ユニフォームくらいすぐできる。
それなのに未だにブッキーさんが手作りですか…。

まぁブルン能力では一時的にしか着替えられないとか、一般のダンス大会にプリキュア能力で挑むのは自粛しているとか、そんな事情があるのかもしれない。
でもそれよりも何よりも、蒼い人がブッキーさんに気を使ってる可能性が凄く高そうです。
身体能力に劣る彼女(明示されてはいませんが、読者モデル様・人間でない生き物・拳で語る女に勝てるとはとても…)が、ダンスユニットでの居場所といえば加入のきっかけを作った洋裁能力。

去年の今頃、番組開始当初は蒼い人は華やかな前評判を獲得されていた気がします。でも終わってみればmktn状態。
全プリキュアの中でも最も真人間というか、最も気配りの出来るのが彼女だと思いますが、おかげで損な役回りになったような…。
でもそんな立場に、むしろ満足していそうなmktnを今更ながら応援したい。


『真・南海大決戦』さん
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一番湯の何か

2010年04月15日 | 王様の耳はロバの耳
お家に帰りました。蛇口をひねりました。お湯が出ませんでした。

…酷い!ガスが止まってる!

4月も半ばとはいえまだまだ寒い日が続きます。
そんな中、ライフラインの一つであるガスを止めるなんて。
全くもって信じられません。こんな酷い話があるなんて!ただちょっと半年近くガス料金を払った覚えがないだけなのに!

というわけで、全面的に私が悪いので、大変反省しながらお金を振り込んできました。
自動引き落としにしておかないから、こうやって無駄に人に迷惑をかける。
良くないことです。

お金は払ったものの、とはいえ急にガスが再開するわけでもなく。
炊事はともかくお風呂に入れないのは悲しいので、近所の銭湯に行ってみることにしました。
この辺の銭湯は初体験。起こってしまったことは仕方が無い。前向きに、新しい領域を開拓しよう。

そう思っていたら、銭湯の入口に張り紙がしてあった。

銭湯屋さん:
 「施設の老朽化のため4月16日をもって廃業いたします」

初体験にして最後の客になってしまった。
いや正確には他にもお客さんがいたし、明日も営業なさるのなら「最後」ではないのですが、何か絶妙のタイミングで訪れてしまった。
何やら場違いな客で申し訳ない。

「老朽化のため」と言うだけあって、確かに設備は古かった。
でも「ハイカラではない」という意味であって、お風呂としては充分機能していました。ガスも止まってない。
風呂の種類も頑張ってるし、お客さんもそこそこいた。

まぁ部外者が勝手に勘繰るのも失礼ですし、店番のおばあさんも常連と思しき人と「長年の肩の荷が下りる」と朗らかに話されていたので、暗くなるようなことではないのですけど。
たまたま行ったタイミングで最後の営業に当たるとは、ちょっと感慨深い。
こういう経験が出来たのなら、ガスが止まったことも無駄じゃなかったのかもしれないと思ってみた。(ガス会社のお姉さんから睨まれながら)
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感想:週刊少年マガジン(2010年4月14日)

2010年04月14日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■波打際のむろみさん #40「空海大決戦とむろみさん」

拓朗くん:
 「この画はオーシャンズで見たな…」

私も見ました。
お魚さんの群れが、イルカ&鳥の大連合によって虐殺される衝撃映像。
イルカどもに完全包囲され、退路を断たれて途方に暮れるお魚さんを、弾丸のように降り注ぐ鳥どもが襲う…。

今回のお話は、そんなお話。
様々な絶技と生存能力を駆使するお魚さんが、食欲のみの鳥に敗北する様は涙すら出ます。
進化の限界が、ここにある。

巻末コメントより:
 「『ネクロマンサー』(ソガシイナ著 シリウス KC1・2巻発売中)」
 「死と生について考えたい人は是非」

普段から「食うか食われるか」の漫画を描き続けている作者さんが、ここまでご推薦なさるとは。
「シリウス」さんはノーチェックなもので、失礼ながら読んだことが無いのですが気になります。
そしてそんな人のために、極めて丁寧に情報を載せてくれる作者さんは、さすがだと思った。
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プリキュアさんと酒池…が現実に

2010年04月13日 | プリキュア雑談・総合
時期的には遅いのでしょうけれど、店頭で見かけたので買ってみました。



 ハートキャッチプリキュア おこさま白酒

プリキュアさんが、ついに酒に手を出した!

なんてこと。花咲さんたら、こんな…。
確かに最近の彼女は、いかにも新人らしい増長ぶりが目立っていました。
だけど清く正しいプリキュア業についておきながら、こんな暴挙に手を染めるなんて…。

花咲さん:
 「…………。。。」

何ですかその冷たい視線は。言われずとも承知しています。
「これは『おこさま白酒』であって、アルコール飲料ではない」とおっしゃりたいんですよね。
そんなことは百も承知ですよ。ちゃんと包装にも「これはお酒ではありません」と書いてありますよ。

でもそんな些細なことはどうでも良いのです。
私が問題にしているのは、プリキュアさんが!酒を出した!という厳然たる事実なんです。
ええ、「アルコールが入っていない」とかそんなことは無視し、一部をあげつらって非難してみたい。嬉々として。

そんなわけで、とうとうプリキュアさんから待望の飲料物が発売されました。
真面目な話、非常に画期的です。
これまでも、プリキュアパン・プリキュアふりかけ・プリキュアカレーが発売され、プリキュアゼリーやプリキュアソーセージとサイドメニューも充実。
ただ飲み物だけがなく、プリキュアさんのみで生活する際の障壁になっていました。
これでようやく、全食品をプリキュアさんに依存する爛れた生活に可能性が見えてきた。真面目に話して、これか。
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ハートキャッチさんの裏側で その5

2010年04月12日 | プリキュアカレンダー・おしえてプリキュア
依然として「プリキュアボイス」を毎日送りつけられています。

※プリキュアボイス
 プリキュアカレンダーについてくる特典。
 日替わりでプリキュアさんの一言ボイスを受け取れます。
 現在は現役引退した桃園さんが、ひたすらどうでも良い一言を毎日配信中。

以前にも書いたとおり、桃園さんたちの飾る気のない日常が垂れ流し状態。
もう少し含蓄のあるボイスを配信してくれても良さそうなものですが、平凡な日常が「フレッシュ」さんの売り。
黙って雑談に付き合おう。

そんな一言ボイス、今日のお当番は桃園さんでした。

桃園さん:
 「4月12日!」
 「今度、大輔の野球の試合を応援に行くんだ!」
 「勝つとイイナ!」

…。
……。
………桃園さん。。

今度はちゃんと忘れずに応援に行くんでしょうか。
大体からして、告白の返事もまだだというのに。
ていうか大輔くん頑張ってますね。あれほど酷い扱いを受けていると言うのに、めげずに試合に誘うとは。

なんというか、桃園さんがプリキュア娘であることがバレていると思うと、相手チームの士気の下がり具合が凄まじそうです。
リアルに考えてみよう。野球の試合に行きましたと。相手チームの応援娘に、プリキュア娘がいましたと。
何かもう全面的に負けてる気がする。

ついでに昨日のボイスから。

タルトさん:
 「4月11日」
 「ピーチはんの料理、結構うまいでんな!」
桃園さん:
 「本当!?よーし、どんどん作っちゃうヨ!」

「ハンバーグのヘビーローテ」「ピルンの持ち腐れ」と揶揄されることもあった桃園さんですが、なかなか好評のようです。
いたって普通にお料理スキルを保有する彼女は良い子。
超一流の腕とか、絶望的に下手とかの方が、主人公としては正しい気がしますが、とにかく良い子です。

ただ「どんどん作る」という表現からは、何を作っているのかいまいち良く分かりません。
桃園さんはグラタンも得意だそうですが(以前にひとことボイスでそうおっしゃってた)、普通に考えてグラタンにしろハンバーグにしろ、(食べる端から)「どんどん作る」形態の料理ではありません。
なんとなくお好み焼きや焼き肉のような鉄板ものか、ドーナッツ的なものを連想します。料理スキルがあまり関係ない。
まぁここは真っ当に、「おだてられたので(食事当番をガンガン引き受けて)どんどん作る」という意味だと好意的に捉えよう。

…あ、コロッケか。桃園さんはつくづく平凡で良い子だ。
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ハートキャッチプリキュア! 第10話「最大のピンチ!ダークプリキュアが現れました!」

2010年04月11日 | ハートキャッチプリキュア!感想
【今週のヒーロータイム】



プリキュアさんの回答は「ち」。
残りの3つも気になるところですね。そんな人は、他3つのヒーロータイムも視聴しましょう。
同僚同士の横の連携が熱いです。

…花咲さん、何か裏切って回答を公開してる気がしますけど、見なかったことにしよう。

【今週のオールスターズ】

そろそろ劇場公開も終わり。
先日ツイッター上で、工藤真由さんが「社長と映画見に行った。プリキュアの」と発言されてました。
一体、何回見れば気が済むんですかあの方は。軽く片手に余る回数行かれてる。

■ハートキャッチプリキュア! 第10話「最大のピンチ!ダークプリキュアが現れました!」

サバーク博士は決断を迫られていました。

博士:
 「あの月光に敗れたのならいざ知らず、未熟なプリキュアに何度敗れれば気が済むんだ…」

部下が使い物にならないのです。危機意識もないのです。
対プリキュアは初動が大事だと言うのに、のんびり何をやってるんだ。
そこで泣く泣く、家宝の闇キュアさんを前線に出すことにしました。



博士:
 「好きにするがいい」
 「但し、プリキュアが集めたこころの種は全て始末しろ」

好きにしろと言いつつ、「プリキュア倒さなくてもアイテム奪えばそれでいいよ。深追いしないでね」と達成目標を示してくれてます。
優しいです。そういえば月光キュアさんとの決戦時も、わざわざ前線にいました。
ちょっと過保護にしすぎてる気もしますが、気持ちは分かる。闇キュアさんからは「博士ウザイ」とか思われてそうなところも分かる。



ほんわかムードの幹部さんたちを睥睨する目が怖いです。格が違う。
なにせ月光キュアさんを屠った実績があります。
そして何より、肩書きに「特技:プリキュア」と書いてあります。何この最高級社員。
シャドウさんやアクダイカーン様がいかに勝ち組だったのか思い知った。あとラビリンスも。
…あれ?敵側の娘さんも、悉くプリキュアさんになってるような。妙齢の娘を見たら、プリキュアと思え。

闇キュアさん:
 「…プリキュアの名を最悪のものにしてやろう」

闇キュアさん、賢いです。
私がみんなに嫌がらせすれば!プリキュアの評判が下がる!だって私、プリキュアだし!
どうしてイース様はこんな効果的な戦略を思いつかなかったんだろう。



あの格好良い闇キュアさんの初登場は、サッカー。
シュールです。何だかよく分からない絵だ。
闇キュアさんも、ああ見えて羽根伸ばしたかったんだろうな。片羽根だけど。

来海さん:
 「あたしたちの他にもプリキュアがいるの?」
花咲さん:
 「もしかしてキュアムーンライトが生きていたとか」
 「………ッ!!」



違った!夢の中で見た、もう一人のプリキュアだ!!
今の今まですっかり忘れていた事実。
敵にも、プリキュアさんがいる。

闇キュアさん:
 「お前たちには何の目的もない」
 「そんな奴らが、この私に勝てるわけがない」

痛いところをついてきます。
今期のプリキュアさんは、「変わりたいからプリキュアやってる」とかそんなノリです。
「プリキュア」が手段ではなく、目的になっている。
「プリキュアさんがいなくても問題が解決する」のが「ハートキャッチ」の基本構成と化していましたが、闇キュアさんはきっちりそこを見抜いてた。
この娘たち、いてもいなくても変わらない程度の仕事しかしていない。



あっさりと謎生物も奪取し、アイテムの提示を要求。デザトリアン戦術は無意味と判断し、検討すらしない。
出来る幹部です。そしてお茶目さんです。
一生懸命ぐるぐる巻きにしたのかと思うと、ぞくぞくします。



花&海:
 「うおりゃあ!」

謎の青年の助力も得て、謎生物をひとまず奪還。
そして特攻。それしか出来ないとはいえ、どうにも泣けます。案の定、あっさりと闇キュアさんの餌食に。
勝てるわけがない。例えば今の花海が、夢キュアさんや桃キュアさんと戦って勝てるのかと。

話数も10話に届き、ちょっと花咲さんの増長ぶりが目にあまり始めました。
今回も謎青年が助けてくれたからいいものの、あまりに無策すぎる。
日向さんのように策を弄するわけでもなく、夢原さんのように「言うこと聞かないとドリコレ壊す!」と逆脅迫するわけでもなく。

残念ながら、花咲さんはまだ所詮は仲良しごっこでプリキュア業やってるだけ。
「外見が変わっただけでは変わったことにならない」とは彼女自身の言葉ですが、「プリキュアになった」「友だちできた」というだけで満足していてはダメなんです。
確かに「信頼」とか大事ですけど、それさえあれば何もしなくても良いわけでもなく。自己完結したまま現実に向き合わない彼女たちの言葉は、やたらに軽く響きます。



準変身状態…!心がときめきます。ずっとそのままで居ればいいのに。



はしたない姿で寝ころぶ花咲さん達に、追撃のダークタクト。あのタクトをどこから出したのか、妙にむずむずする動きです。
それはともかく、もはやここまでかと思われましたが、謎のお姉さんの登場で事なきを得ました。
妙齢の娘を見たらプリキュアと思え。どうせあのお姉さんもプリキュアなんだ。


(左画像)
「ハートキャッチプリキュア!」挿入歌::つ.ぼ.み~Future Flower~/スペシャル*カラフル

(右画像)
ハートキャッチプリキュア プリキュアキューティーフィギュア BOX (食玩)


【今週の闇】



闇キュアさん:
 「私はプリキュアを倒すために作られたダークプリキュア」

そのまま受け取るとすると、人造プリキュアなんでしょうか。良いことですね。
是非とも量産化にこぎつけて欲しいものです。
1家に1台。あって良かった闇プリキュア。そしたら私もプリキュアさんの生産ラインで働こう。

【今年の機体】



花咲さん:
 「私はプリキュアに変身するの大好きですよ!」

彼女たちは物凄く楽しそうに変身するのがとても良いです。横の謎生物も嬉しそう。
「こんちくしょう」という怒声の聞こえる美墨先輩や、変身するのが恥ずかしいと宣った水の先輩とは違う。
でもそれが故に、使命感に乏しいというか、変身したらそこで目的完了してるっぽいのが…。

【今年の兵装】



謎生物:
 「ブルーな気分の時はココロパヒュームです!」

今年のプリキュアさんはメンタルヘルスも考慮されてました。
ある意味、戦闘能力アップよりも、戦いにおいて必要です。
どうでも良さそうな場面での無駄使いのようですが、こういう心遣いはとても大事。

【今週の花】



来海さん:
 「それ今日習った公式を使えば解けるよ」

「花咲さんは成績優秀」という設定は闇に葬られました。
根拠が「来海さんの思いこみ」オンリーでしたし。
古文と生物以外は別に普通。花咲さんの影がどんどん薄くなっていく。
 
【来週の桃】



桃園さん…。また後輩に余計な圧力を…。
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ジュエルペットてぃんくる 第2話「夢みるジュエルでドッキ☆ドキ!」

2010年04月10日 | アニメ・土曜朝 感想その他
【今週の土曜日】

(キャッチフレーズより)
めちゃモテ委員長さん:
 「女の子は誰でも可愛くなれますわ!」

ジュエルペットさん:
 「女の子は誰でも素敵な魔法使い!」

どんだけ厄介な生き物なんだ「女の子」。

■ジュエルペットてぃんくる 第2話「夢みるジュエルでドッキ☆ドキ!」

ある日突然、謎生物の襲来を受けた桜さん。
強制的に魔法学校に入学させられました。
「女の子は誰でも魔法使い」だそうです。逆に言えば「魔法使いでなければ女の子ではない」。厳しい世の中だ。



魔法使い云々以前に、桜さんはご家庭で悩みを抱えておられました。
忙しいお母さんと、素敵なお姉さんを見てると、心のお花もドライフラワーに。
まぁこのお姉さんは確かに素敵です。魔法で武装しないと、勝てる気がしない。

こうして腹いせに魔法の取得を決断した桜さんは、ジュエルランドの魔法学校へ。



先輩A。ミリアさん。特殊能力:恋愛運と幸運。
良い子です。保有している謎生物がガーネットとサンゴというあたり、性格を全て物語っています。
この辺、前シリーズより直球です。



先輩B。沙羅さん。特殊能力:ぴちぴちボイス。でも今回は台詞なし。ちくしょう。何故、焦らす!

彼女たちの目標はジュエルスター。
成績優秀者のみによるラストバトルに勝ち抜くと、そんな称号が貰えるそうです。
更にジュエルスターになると、3つの願いを叶えられる。
主席卒業しても謎パワーに頼らないと願いも叶わないとは、この学校のカリキュラムに不安がよぎります。

だけど桜さんはそんなこと言ってられない。何せ叶えたい夢がいっぱいある。
一つ一つは小さいけれど、でも当人にとっては大事な夢。
最初は恥ずかしく思っていた桜さんも、夢を頑張って追い掛けて見ることにしました。

ルビーさん:
 「私の夢はあかりちゃんの夢が叶うことなの!」

出来た謎生物です。「夢」と聞いた瞬間、悪夢テロをしかけてくるウサギとは違いすぎる。
しかし魔法の力で夢を叶えることを目指していいのだろうか。
桜さんが壮大なトラップにかけられてるようで不安ですが、とりあえず見守ってあげたい。


(左画像)
ジュエルペット 1 (てんとう虫コミックススペシャル)

(右画像)
「おねがいマイメロディ」キャラクターソングシングル その2


ルビーさんの性格が前シリーズと今シリーズで変わってるのですが、声の雰囲気でそれを表現できる中の人って凄い。

【今回のED】



結構好きです。ぴちぴち要素を除外しても。
前回よりも、やりたいことが明確になってる気がする。
何かそんな雰囲気も伝わってくる良いED。
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「なかよし」感想 2010年4月号

2010年04月09日 | 少女漫画「なかよし」「ちゃお」感想
最新号に1ヶ月遅れてますが、とりあえず。

■しゅごキャラ!アンコール! アンコール第1話「空海&歌唄」

うちのお姉さんになんてことを!!

とりあえず空海くんが頑張ってみました。
歌のお姉さんの寂しさに付け込んで、破廉恥行為に頑張ってみた。
イクト兄に振られて落ち込んでる隙を狙うなんて…。それが元Jチェア様のすることか。

まぁ彼は出来る男です。
何せ日奈森さんの魔性を至近距離から浴び続けたのに、誑かされなかった英雄です。
ややお姉さんの誘惑にも屈しなかった男です。ちょっと真似できない。

■しゅごキャラちゃん!

煽り文句:
 「しゅごキャラちゃんワールドにもあのコが初登場☆」

そしてすぐにメッキが剥がれました。ダイヤ…。
「しゅごキャラ」さんは出オチの方が多かった印象ですが、ダイヤはその代表格な気がする。
日奈森さん自身がそんなところがあるので、ダイヤばかりを突けないですけれど。

■中川翔子物語 ~空色デイズ~ 第1話「パパと見上げた青空」

何故に中川さんが「なかよし」に。
ご本人の性格・芸風からするとそれほど違和感はありませんが、どんな需要があったのか分かりません。
だけど結局違和感がないところが凄い。…って、この感想は失礼な気もしますけれど。

■ハートキャッチプリキュア! 第2話

花咲さんは蜘蛛がお嫌いだそうです。だからアラクネア姐さんに襲われてたのか。
もっとも、蜘蛛だけでなくあらゆる動物昆虫を苦手としてそうですけれど。
植物以外はみんな敵。

■ミリオンガール GAME.8「友だちのしるし」

琥珀さんが何やら目覚めました。

紫水さん:
 (三回連続 正解!?)
 (さっきまであんなに外していたのに なにかおかしいわね…!)
琥珀さん:
 「どうしたんですか?アキさん」(ニヤニヤリ)

ヒロインにあるまじき顔をされています。
ギャンブルは、かくも人をダメにする。
あの純朴な琥珀さんが、人を騙くらかしてあんな顔をするなんて。

そんなわけで琥珀さん、堂々とイカサマを行使して強敵を屠りました。
もはや罪悪感なんてない。騙し打ちにされた紫水さんの狼狽ぶりは、痛ましくて見てられません。
勝てばよかろうの精神に染まりきった琥珀さんに、敵はない。

なおこの謎のギャンブル、優勝するとミリオンガールになれるそうです。
しかしながら琥珀さんには、ミリオンガールが何なのか分からない。
何せ借金まみれでそれどころじゃないし。

主催者さん:
 「ミリオンガールとは…」
 「世界を支配する財閥シロガネグループのファーストレディ」
 「つまり」
 「僕の婚約者です」

ッ!!
勝っても負けても地獄か!
琥珀さんの未来はどっちだ。
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感想:週刊少年マガジン(2010年4月7日)+サンデー

2010年04月08日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■波打際のむろみさん #39「板挟みとむろみさん」

むろみさん:
 「何でこんな悪女といっしょなん!」
 「こいつは男をかどわかして生気を吸いとる とんでもない女なんよ!?」
乙姫さん:
 「またそうやって人を陥れるような風説を流布りやがってこの魚ども!!」
 「尾鰭付け過ぎなのよ魚だけに!!」

むろみさんと乙姫さんの主張が噛み合いません。
多分、乙姫さんの言い分が正しいんだと思う。むろみさん、魚だし。
些細なことを根に持って、小さな魚脳が変な風に記憶してるんだろうな…。

というわけで、今までむろみさんが語った「海の不思議」も軒並み怪しくなりました。困ったものです。
まぁお魚さんだから仕方が無い。
それらを全て踏まえた上で、人魚さんの肩を持ってこそ人です。

あと言われてみれば、竜宮城の宴会シーンには確かに人魚は描かれないですね。
愚かな雇用規制を強いるから、乙姫さんも窮地に立たされるんだ。
日本のお伽噺では人魚さんは食用物でしかないあたり、魚をたくさん食べる文化が反映されてるのかもしれない。

■月光条例 第22条[千一夜の月]3「天道&一寸~月光達」

桃太郎:
 「よし!日本一の桃太郎の剣を味わうがいい!」

気合が入ってるのは良いことです。
私も母国の代表的お伽噺にそれなりの愛着はあります。
でもあまりにも相手が悪すぎる。

桃太郎:
 「そ…そんな」
 「いきなり日本一が通用せん!」

そりゃそうです。
相手は「アラビアンナイト」のアラディン。
格が違いすぎる。

…そういえば「アラビアンナイト」には人魚さんが出てきた気がする。ダンダーン。

■マギ 第41夜「襲撃」

一方その頃アラジンくんは、モルジアナお姉さんをアリババくんにけしかけてました。
いや、正確にはお姉さんが何も考えずに蹴り殺そうとしていました。
この娘は…。先週までのアリババくんの過去話を聞いても思うところなしですか。
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