穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
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一番湯の何か

2010年04月15日 | 王様の耳はロバの耳
お家に帰りました。蛇口をひねりました。お湯が出ませんでした。

…酷い!ガスが止まってる!

4月も半ばとはいえまだまだ寒い日が続きます。
そんな中、ライフラインの一つであるガスを止めるなんて。
全くもって信じられません。こんな酷い話があるなんて!ただちょっと半年近くガス料金を払った覚えがないだけなのに!

というわけで、全面的に私が悪いので、大変反省しながらお金を振り込んできました。
自動引き落としにしておかないから、こうやって無駄に人に迷惑をかける。
良くないことです。

お金は払ったものの、とはいえ急にガスが再開するわけでもなく。
炊事はともかくお風呂に入れないのは悲しいので、近所の銭湯に行ってみることにしました。
この辺の銭湯は初体験。起こってしまったことは仕方が無い。前向きに、新しい領域を開拓しよう。

そう思っていたら、銭湯の入口に張り紙がしてあった。

銭湯屋さん:
 「施設の老朽化のため4月16日をもって廃業いたします」

初体験にして最後の客になってしまった。
いや正確には他にもお客さんがいたし、明日も営業なさるのなら「最後」ではないのですが、何か絶妙のタイミングで訪れてしまった。
何やら場違いな客で申し訳ない。

「老朽化のため」と言うだけあって、確かに設備は古かった。
でも「ハイカラではない」という意味であって、お風呂としては充分機能していました。ガスも止まってない。
風呂の種類も頑張ってるし、お客さんもそこそこいた。

まぁ部外者が勝手に勘繰るのも失礼ですし、店番のおばあさんも常連と思しき人と「長年の肩の荷が下りる」と朗らかに話されていたので、暗くなるようなことではないのですけど。
たまたま行ったタイミングで最後の営業に当たるとは、ちょっと感慨深い。
こういう経験が出来たのなら、ガスが止まったことも無駄じゃなかったのかもしれないと思ってみた。(ガス会社のお姉さんから睨まれながら)
コメント (4)
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