■大ヒット「プリキュア」に学ぶ子どもマーケット攻略法
[引用]
3~6歳の女児から圧倒的に支持されているキャラクターがある。日曜朝に放映されているアニメ「プリキュア・シリーズ」だ。ヒットの裏には、既成概念を超えたコンセプトと、親・子ども両者の思いを満たす細かな配慮があった。
(中略)
今、プリキュア・シリーズは開始7年目を迎え、女児向けTVアニメ放映回数としては最高記録更新の只中にある。また関連玩具を販売する株式会社バンダイは2009年度におよそ110億円のキャラクター売り上げを記録している。だがこれまで平坦な成長軌道を描いてきたわけではない。存続の危機も経験しているのだ。
3年目の「ふたりはプリキュアSplash Star」では、登場人物をフルモデルチェンジした。理由は、コンテンツとグッズ販売の問題である。シリーズの年数がたてばたつほど話の中身が複雑にならざるをえなくなり、最初からそのキャラクターを知らないニューカマーが入ってこれなくなってしまう。またキャラクターが同じままだと、番組自体の人気はあったとしてもスポンサーの商品がリニューアルできずグッズ販売は、じり貧になる。
このような判断から登場人物の刷新を断行したのだが、結果は裏目となり、視聴者からは大ブーイングを受け、グッズ販売も約60億円へとおよそ半分まで落ち込んでしまった。このときにはさすがに危機感にかられ、4年目に継続することに対して侃々諤々の議論があったという。
[引用終]
美翔さん:
「…。……。………。」
まぁ、ね。
ここのところオールスター需要で舞い上がっておられましたが(鳥だけに)、世間様は忘れてはいないのですよ。あの惨劇を。
面と向かって触れてこなかったのは一重に優しさなのですよ。
今まで皆さん、そういう目で見ていたのですよ。そこのところ、なかったことにしようなんて虫が良すぎるのですよ。
明日からは大人しくして、会議では出来る限り隅っこに座り、求められるまで発言はせず、廊下は端を歩き、言われなくても進んで拭き掃除をし、誰かが無言で買い物メモを机に置いたなら「あ、私、買ってきます…」と自ら名乗り出るような、そんな謙虚な気持ちで働きましょうね。ね。
あと報告が遅れてましたが、美翔さんの夢の立体玩具を買ってました。
オールスターズということで17体同時発売でしたけれど、ここはあえて美翔さんの一点買い。
鳥こそが最強のプリキュアであると、ここでこっそり断言したい。他のプリキュアさんを見かけたら、急いで撤回しますけれど。
…この美翔さん、さりげなく両足が別々に稼働しません。大変におしとやかな構成になっておられる。
と、そんなことはさておいて。
記事内容については、プリキュアさん界隈でそこかしこで語られていた内容がよくまとまってて分かりやすいです。
「暴力NG」の項の「顔や腹部へのクリーンヒットがない」とか。
プリキュアさんは戦闘シーンの激しさが有名ですけれど、見せ方が上手いのだと思う。
いかにクリーンヒットさせずに、だけど激しさを演出するか。
カメラワークや、闇キュアさんの謎ワンインチパンチや、美翔さんのオートバリア等々で、制約の多い中頑張っておられる。
美翔さん:
「…。……。………。」
…ああ、なんですか美翔さん。
その「私たちは間違ってなかった」みたいな目は。
事実、精霊バリアの設定は色々と言い訳が利いて良かったのは確かだと思いますよ。でも結果が全てですよ、結果が。
「水着・下着NG」も正解だったと思う。
実際のところ、女児様だって水着や下着に興味深々なわけですが、最初からルールを設定したことで、済し崩しのエスカレートを防げてる。
逆に「水着・下着を見せずとも色香を醸し出す」スキルが上がって行ってますし。技術は、制約の元で発展するのだ。
この辺の一文を切り取って、一部のサイトで「しかしオタクの排除には成功していない」という感想を見かけました。
が、実際問題、いわゆる「アニメオタク」とは層が全く違うことは、プリキュアさんに接している方なら理解できると思う。
明確に何がどう違うか書き出すと長くなりますが、イベントに行っても感想ブログを見ていても、やっぱり何かが違う。
(初代「プリキュア」のコアターゲット層に「成人男性」が含まれていたことは有名ですが、それと「オタクを対象にする」は必ずしもイコールではない。
むしろ一般的な成人男性にも知名度が普及したことが強みなのだろうと思う。)
思うに、全力で「子供向け」を作れたら、結果的に全年齢に支持されるものができる。
古今東西、「子供向け」でスタートしたのに大人にも広く普及したものなんていくらでもある。
大体、記事中にもあるように、親の審美眼が強い影響を及ぼす以上、「子供向け」は相当にレベルが高くないとやっていけないんですよ。
しかも市場の大きさが違いすぎるので、出来ることの規模も違う。
こう言っては何ですが、私自身も含めて、いわゆるオタクって意外とお金を使いませんし。
個人的に「プリキュア」さんはかなり安心して見れます。
他の「大人向け」番組だと、ちょっと納得いかない内容がちらほら流れたりする。
言葉づかいが不愉快だとか、紹介が下手すぎてイライラするとかいったところから、「それはジョークとして成立していない」とか価値観があまりに違いすぎて納得がいかないとか。
プリキュアさんはそういうところがない。
この辺も「子供向け」だからこそのアドバンテージだと思う。
美翔さんの敗戦処理として始まったコラボ体制も良いですね。
真剣に働く人たちは格好いい。
安易に「良いアニメを作る」なんて低いレベルで満足せず、「いかに売るか」を考えていく姿勢は私も見習いたいです。
美翔さん:
「…。……。………。」
…ああ、なんですか美翔さん。
その「私たちがチャレンジしたからこそ今がある」みたいな目は。
事実、美翔さんたちが身を犠牲にして特攻したからこそ今があるのは確かだと思いますよ。でも結果が全てですよ、結果が。
この調子で8年目、9年目と続いていっても美翔さんの栄光は忘れないようにしたいと強く思ったところで記事を終わってみる。
「SplashStar」は特別なの!色んな意味で!
いつまでも粘着質に、美翔さんを贔屓にするんだ。
[引用]
3~6歳の女児から圧倒的に支持されているキャラクターがある。日曜朝に放映されているアニメ「プリキュア・シリーズ」だ。ヒットの裏には、既成概念を超えたコンセプトと、親・子ども両者の思いを満たす細かな配慮があった。
(中略)
今、プリキュア・シリーズは開始7年目を迎え、女児向けTVアニメ放映回数としては最高記録更新の只中にある。また関連玩具を販売する株式会社バンダイは2009年度におよそ110億円のキャラクター売り上げを記録している。だがこれまで平坦な成長軌道を描いてきたわけではない。存続の危機も経験しているのだ。
3年目の「ふたりはプリキュアSplash Star」では、登場人物をフルモデルチェンジした。理由は、コンテンツとグッズ販売の問題である。シリーズの年数がたてばたつほど話の中身が複雑にならざるをえなくなり、最初からそのキャラクターを知らないニューカマーが入ってこれなくなってしまう。またキャラクターが同じままだと、番組自体の人気はあったとしてもスポンサーの商品がリニューアルできずグッズ販売は、じり貧になる。
このような判断から登場人物の刷新を断行したのだが、結果は裏目となり、視聴者からは大ブーイングを受け、グッズ販売も約60億円へとおよそ半分まで落ち込んでしまった。このときにはさすがに危機感にかられ、4年目に継続することに対して侃々諤々の議論があったという。
[引用終]
美翔さん:
「…。……。………。」
まぁ、ね。
ここのところオールスター需要で舞い上がっておられましたが(鳥だけに)、世間様は忘れてはいないのですよ。あの惨劇を。
面と向かって触れてこなかったのは一重に優しさなのですよ。
今まで皆さん、そういう目で見ていたのですよ。そこのところ、なかったことにしようなんて虫が良すぎるのですよ。
明日からは大人しくして、会議では出来る限り隅っこに座り、求められるまで発言はせず、廊下は端を歩き、言われなくても進んで拭き掃除をし、誰かが無言で買い物メモを机に置いたなら「あ、私、買ってきます…」と自ら名乗り出るような、そんな謙虚な気持ちで働きましょうね。ね。
あと報告が遅れてましたが、美翔さんの夢の立体玩具を買ってました。
オールスターズということで17体同時発売でしたけれど、ここはあえて美翔さんの一点買い。
鳥こそが最強のプリキュアであると、ここでこっそり断言したい。他のプリキュアさんを見かけたら、急いで撤回しますけれど。
…この美翔さん、さりげなく両足が別々に稼働しません。大変におしとやかな構成になっておられる。
と、そんなことはさておいて。
記事内容については、プリキュアさん界隈でそこかしこで語られていた内容がよくまとまってて分かりやすいです。
「暴力NG」の項の「顔や腹部へのクリーンヒットがない」とか。
プリキュアさんは戦闘シーンの激しさが有名ですけれど、見せ方が上手いのだと思う。
いかにクリーンヒットさせずに、だけど激しさを演出するか。
カメラワークや、闇キュアさんの謎ワンインチパンチや、美翔さんのオートバリア等々で、制約の多い中頑張っておられる。
美翔さん:
「…。……。………。」
…ああ、なんですか美翔さん。
その「私たちは間違ってなかった」みたいな目は。
事実、精霊バリアの設定は色々と言い訳が利いて良かったのは確かだと思いますよ。でも結果が全てですよ、結果が。
「水着・下着NG」も正解だったと思う。
実際のところ、女児様だって水着や下着に興味深々なわけですが、最初からルールを設定したことで、済し崩しのエスカレートを防げてる。
逆に「水着・下着を見せずとも色香を醸し出す」スキルが上がって行ってますし。技術は、制約の元で発展するのだ。
この辺の一文を切り取って、一部のサイトで「しかしオタクの排除には成功していない」という感想を見かけました。
が、実際問題、いわゆる「アニメオタク」とは層が全く違うことは、プリキュアさんに接している方なら理解できると思う。
明確に何がどう違うか書き出すと長くなりますが、イベントに行っても感想ブログを見ていても、やっぱり何かが違う。
(初代「プリキュア」のコアターゲット層に「成人男性」が含まれていたことは有名ですが、それと「オタクを対象にする」は必ずしもイコールではない。
むしろ一般的な成人男性にも知名度が普及したことが強みなのだろうと思う。)
思うに、全力で「子供向け」を作れたら、結果的に全年齢に支持されるものができる。
古今東西、「子供向け」でスタートしたのに大人にも広く普及したものなんていくらでもある。
大体、記事中にもあるように、親の審美眼が強い影響を及ぼす以上、「子供向け」は相当にレベルが高くないとやっていけないんですよ。
しかも市場の大きさが違いすぎるので、出来ることの規模も違う。
こう言っては何ですが、私自身も含めて、いわゆるオタクって意外とお金を使いませんし。
個人的に「プリキュア」さんはかなり安心して見れます。
他の「大人向け」番組だと、ちょっと納得いかない内容がちらほら流れたりする。
言葉づかいが不愉快だとか、紹介が下手すぎてイライラするとかいったところから、「それはジョークとして成立していない」とか価値観があまりに違いすぎて納得がいかないとか。
プリキュアさんはそういうところがない。
この辺も「子供向け」だからこそのアドバンテージだと思う。
美翔さんの敗戦処理として始まったコラボ体制も良いですね。
真剣に働く人たちは格好いい。
安易に「良いアニメを作る」なんて低いレベルで満足せず、「いかに売るか」を考えていく姿勢は私も見習いたいです。
美翔さん:
「…。……。………。」
…ああ、なんですか美翔さん。
その「私たちがチャレンジしたからこそ今がある」みたいな目は。
事実、美翔さんたちが身を犠牲にして特攻したからこそ今があるのは確かだと思いますよ。でも結果が全てですよ、結果が。
この調子で8年目、9年目と続いていっても美翔さんの栄光は忘れないようにしたいと強く思ったところで記事を終わってみる。
「SplashStar」は特別なの!色んな意味で!
いつまでも粘着質に、美翔さんを贔屓にするんだ。
「3年目」は数多くの女児向けシリーズ物で分岐点になっていますし、東映-ABC-バンダイさんのライン自身も、「おジャ魔女どれみ」が3年目から縮小傾向になったのを踏まえての主役交代だったのでしょう。
そういう意味では、「ジュエルペット」の今後が(野次馬的に)楽しみです。
メンバーが多いですね。
「SplashStar」出身者はオーディションに意欲的だと
思います。
健太はアクセサリーの販促、宮迫君はミルキィノート
の開発(スプラッシュ・コミューンからハートキャッチした)、加代ちゃんは持久力の強化など頑張りました。
おまけにラブやんはクリスマスで咲ちゃんの恋敵に。
「SplashStar」は特別です!