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穴にハマったアリスたち

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一言感想:週刊少年サンデー 「チルドレン量産化計画」

2008年09月11日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
気が付いたらヤングジャンプの発売日が水曜日になってました。
全く調べもせずに適当なことを書きますが、これってヤングサンデーさんと勝負する必要がなくなったからなんでしょうか。
で、代わりにサンデー・マガジンと勝負しようというのか。ヤングジャンプさんは強気だ。

■神のみぞ知るセカイ FLAG21「一拳落着」

主将さん:
 「何かを極めるってことは!!」
 「何かをギセイにすることなの!!」
桂馬くん:
 「なんだ。両立できないのか」
 「偉そうなことを言ってるけど、大したことないな」

リアルを潔く捨ててる桂馬くんが言うと、無駄に含蓄がありますね。
彼の場合、両立なんざ端から諦めてます。
てことはこの台詞は完全に演技なのか。
いやでも、ゲーム理論でリアル攻略にかかってる彼は、両立してるといえばしてるのか。
強引に一つの物差しで勝負してるだけではありますが。

■月光条例 第4条「[シンデレラ]10 エンゲキブの身代わり冒険2」

王子様:
 「われらの『シンデレラ』でやるコトの分からぬ人間などおらんよ」

素晴らしい誇りだ。
そしてその誇りを共有する部下たちのなんと優秀なことか。
これが物語界エリート『シンデレラ』の登場人物の実力。

そういえば最近のサンデーさん、何かを教える系の話がやたらに増えてるのですが、「月光条例」もそういうノリなのかと強引な仮説を立ててみる。
「シンデレラ」他、物語を小さな世代に教えてあげる役回り。
嗚呼、あからさまに歪んだ物語像が次世代へ。

■絶対可憐チルドレン 144th「影武者チルドレン(2)」

パティお嬢さんが洗脳されてる…!
一方のバベルに捕縛された野郎二人も、きっちりと洗脳されてました。
三宮さんは天使で神。酷すぎる妄執を仕込まれてる。

そんな妄想の産物たる影チルを見て、やる気満々のクラスメイトの皆さんがとても懐かしかった。
名もない背景キャラが、背景で収まらないことをやるのは好き。
「うる星やつら」や「GS美神」「マイメロ」のような、異常状況を生き延びるために無駄にタフネスになっていく無名の脇役が愛しいです。

■オニデレ 第23幕「結婚しよう 前編」

「最も喜ぶことを本能で理解する」ということ、秘書さんは「クールだ」と言われたい訳ですね。
しかも「何度も何度もウザイ」と認識されたら対応方法が変わるはずなので、同じパターンが続いてるということは、内心では喜んでるわけだ。極めてクールに。

あと会計係さんは体も弱ければ金にも弱い。とても良い娘です。
実はこの漫画世界に置いて、最も腐った性格をしているところが特に。

■魔王 JUVENILE REMIX 第62話「対決」

主人公の安藤くんは、30歩圏内にいる人に好きな言葉を喋らせることができる「腹話術」能力者。
現在、民衆を扇動してる変な人を止めるため、孤軍奮闘中です。
作戦はたった一つ。「腹話術」で致命的なことを強制的に言わせ、人望を失わせること。

そのために血みどろで命がけの危機を乗り越えて、ようやく眼前にたどり着きました。
後は射程距離の30歩圏内に近づくだけ。
ですが、「腹話術」の副作用で体は蝕まれ、更にはこれまでのダメージもあって、もはやボロボロ。

それでも気力でターゲットに近づく安藤くん。
体力は限界、意識も朦朧。
薄れゆく意識の中、扇動者=犬養さんに言わせるべき言葉も決断し、ようやく直接対決…!

安藤くん:
 (この言葉でいい。あいつから威厳を失わせるにはぴったりだ)
 (入った!有効範囲!)
 (犬養。今…!)


 『巨乳』って言わせ…」


嗚呼、だがしかし。そこで遂に力尽き。

 どしゃあ…。。

安藤くん、堕つ。
見開き大ゴマで「巨乳と言わせたい」と魂の絶叫を上げながら。
完全シリアス展開なのに、でかでかと「巨乳」の字が躍る。
「魔王」はそんな漫画です。作者は頭がおかしい。

■真空ラブラブクッション

また宣伝絵が変わってた。
こんなところにリソースを投入してる編集部は暇なのか。
担当者の方はとてもお仕事熱心な良い人だと思いました。

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