【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
【追記:2022年3月】
[「闇のBAROQUE」の感想を改めて書きました。リンク]
他のジャンルにはない、アニメ特有のお楽しみといえばCM。
「ぴっち」は各種CMでも色々と話題をさらいましたが、特に悪質だったのが、これ。
中田あすみさん:
「新しくなった!e-picthマイクピュア、スターターセット!!」
るちあさんの中の人・中田あすみさん(画像内左の人)自らによる、捨て身の販促CM。
このCMだけ見ても、「出演者のお姉さん=るちあ」の情報は提示されてませんが、それだけに性質が悪い。
なにこの「分かる人だけ分かって」的サービス。
中の人の本職はモデルさん(声優は「ぴっち」が初挑戦)なので、CM出演自体は違和感ないはずなのに、悪意を感じるのは私の被害妄想なんでしょうか。
中田あすみさん:
「今だけの、うれしいキャンペーン!」
最近始まった土曜朝の番組で、「子供番組なのに、主題歌担当の声優が顔出してる!w」と話題になったのがありましたが…。
「ぴっち」の無茶振りに比べれば、可愛いものだと心底思う。
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第2話「水平線の彼方」
ハワイに行っていた海斗くんが突然行方不明。
それを聞いたるちあさん、居ても立っても居られず一人で探索開始。
とりあえず、唯一の心当たり、ハワイの海岸へ。
日本-ハワイ間は約6,200キロ。
人間にとっては絶望的な距離ですが、人魚さんにとっては散歩のようなもの。
わずか数時間で泳破して現地に到着。この化け物め。
必死になって探し回るるちあさんの前に、海斗くんのペンダントを持った謎の熱帯魚が。
その魚に誘われるまま、るちあさんは海底洞窟の中へ。
そんな人魚さんを見守る二つの人影。
シェシェ&ミミ:
「マーメイドプリンセス、まずは一匹ですわね」
「ほんとだよね~。いくらマーメイドプリンセスでも、この迷路のような洞窟から抜け出すことは不可能ですわね」
「そしてこの洞窟はもうすぐ火山の活動で崩れてしまう…」
魅惑の敵幹部・ブラックビューティーシスターズ復活。
BBS配下の魚により、洞窟の奥深くに誘い込まれたるちあさん。
道に迷った上、魚の毒にまでやられて意識朦朧。
ほどなく始まる海底火山の噴火。崩れ始める海底洞窟。
が、虫の息のるちあさんのところに、不意にオレンジ色の光が。現れたのは以前に夢の中に出てきた稚魚。
稚魚さん:
「ちょっと!こんなところにいてもらったら困るんだけどな!」
るちあさん:
「貴女は一体誰なの!
貴女が現れてから嫌なことばかり起こるのはどういうことなの!?」
いたいけなお子様に罪を被せる、るちあさん。
余りといえば余りの言いがかりに、稚魚さんもちょっとご立腹。
「そんなこと知るか。貴女が私を守ってくれるマメプリだということしか聞いてない」、そう言い残して立ち去ります。
るちあさん:
「ちょっと待って、貴女は誰なの!?」
稚魚さん:
「聖羅。私の名前は聖羅」
聖羅さんが立ち去った後。
入れ替わるようにして、また別の人物がるちあさんの前に。
???:
「るちあ…るちあ…!」
るちあさん:
「…あなたは、沙羅!?」
そこにいたのはガイトさんと共に深海に沈み、鬼籍に入られたはずの沙羅さん。
全身が透けているところからして亡霊の一種なんでしょうか。
「ぴっち」はスピリチュアルの存在を容認している番組です。
沙羅さん:
「るちあ、よく聞いて、海斗は生きている。
海の王子である海斗が海で死ぬことはありえないわ」
いまいち根拠が脆弱な話でるちあさんを安心させた後、本題。
沙羅さん:
「貴女にはやってもらいたいことがあるの」
「貴女に、人を愛することの素晴らしさを教えて欲しい人が居るの」
「今まで貴女の夢に現れていたのは私の後継者なの」
るちあさんの夢の中に現れた謎の稚魚・聖羅さん。
彼女はインド洋の新しいマメプリとのこと。
沙羅さんは彼女の教育係兼ボディーガードをるちあさんに頼みたいようです。
…まぁ、それはいいとしても「人を愛すること」を教えていいんだろうか。
少なくとも沙羅さん、貴女はそれで自国を滅亡に追い込んでますが。
いまいちあの悲劇の反省が見られません。
沙羅さんの亡霊の導きもあり、るちあさんは無事に海底洞窟を脱出。
が、そこに待ち伏せしていたのは、仇敵・BBS。
例によってタイミング良く現れた波音さんたちと合流し、交戦開始。
シェシェ&ミミ:
「あ~らら。いつもの仲良し三人組が揃っちゃったみたい」
「ちょうど良かったわ。ここで一度に片付けてしまいましょうよ」
言うと同時に深紅のライブステージを展開。
自信満々で歌うのは…新曲「闇のバロック」。
シェシェ&ミミ:
『光閉ざすバロック 美しきノイズとなれ…!』
シェシェ&ミミ:
『信じていた世界は一瞬で音もなく消える…!』
新曲の前に、マメプリさんたちは一瞬にして劣勢。
けれど、戦闘形態になったヒッポくんが体当たりでBBSのライブステージを破壊。
その隙にるちあさんたち、二段変身。
…以後、対BBS戦は、
1.BBS歌う
2.誰かが助けに来る(主に、ヒッポ、聖羅)
3.二段変身して体力全快
4.KODOU
のワンパターンの一途を辿ることに。
るちあさん:
「ぴちぴちボイスでライブスタート!!」
まぁ、歌合戦で早々バリエーションなんて作れないんです。諦めてぴちぴちボイスに聞き惚れましょう。
るちあさん:
「アンコールはいかが?」
イラネ(゜⊿゜)
かくしてBBSは撃破。
けれど、海斗くんの行方はようとして知れず。
事態が改善する兆しが一向に見えないまま、次回へ。
余談ですが、冒頭のe-pitchのCM。
今見ると、「きらレボ」ゲームのCMと同じ構成です。(ゲーム機能の説明のくだりとか)
タカラさまにはCM製作のマニュアルが存在してるんだろうか。
ついでに、↑のアルバム。
サンタさんのコスプレしたるちあさんがなかなか可愛いですね。
この愛らしいCDは、当時のCMでも盛んに流され好評を博しました。
で、調子に乗ったか、手を抜いたか。
このCMは新番組が始まった、この時期になってもヘビーローテ。
新番組開始という時期からも分かるように、当時は既にクリスマスどころか春も半ば。春なのにサンタ…。
この酷いCMは、春も終わって暑くなるまで続けられ「夏なのにサンタるちあ」の愛称で末永く親しまれることになりました。
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
【追記:2022年3月】
[「闇のBAROQUE」の感想を改めて書きました。リンク]
他のジャンルにはない、アニメ特有のお楽しみといえばCM。
「ぴっち」は各種CMでも色々と話題をさらいましたが、特に悪質だったのが、これ。
中田あすみさん:
「新しくなった!e-picthマイクピュア、スターターセット!!」
るちあさんの中の人・中田あすみさん(画像内左の人)自らによる、捨て身の販促CM。
このCMだけ見ても、「出演者のお姉さん=るちあ」の情報は提示されてませんが、それだけに性質が悪い。
なにこの「分かる人だけ分かって」的サービス。
中の人の本職はモデルさん(声優は「ぴっち」が初挑戦)なので、CM出演自体は違和感ないはずなのに、悪意を感じるのは私の被害妄想なんでしょうか。
中田あすみさん:
「今だけの、うれしいキャンペーン!」
最近始まった土曜朝の番組で、「子供番組なのに、主題歌担当の声優が顔出してる!w」と話題になったのがありましたが…。
「ぴっち」の無茶振りに比べれば、可愛いものだと心底思う。
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第2話「水平線の彼方」
ハワイに行っていた海斗くんが突然行方不明。
それを聞いたるちあさん、居ても立っても居られず一人で探索開始。
とりあえず、唯一の心当たり、ハワイの海岸へ。
日本-ハワイ間は約6,200キロ。
人間にとっては絶望的な距離ですが、人魚さんにとっては散歩のようなもの。
わずか数時間で泳破して現地に到着。この化け物め。
必死になって探し回るるちあさんの前に、海斗くんのペンダントを持った謎の熱帯魚が。
その魚に誘われるまま、るちあさんは海底洞窟の中へ。
そんな人魚さんを見守る二つの人影。
シェシェ&ミミ:
「マーメイドプリンセス、まずは一匹ですわね」
「ほんとだよね~。いくらマーメイドプリンセスでも、この迷路のような洞窟から抜け出すことは不可能ですわね」
「そしてこの洞窟はもうすぐ火山の活動で崩れてしまう…」
魅惑の敵幹部・ブラックビューティーシスターズ復活。
BBS配下の魚により、洞窟の奥深くに誘い込まれたるちあさん。
道に迷った上、魚の毒にまでやられて意識朦朧。
ほどなく始まる海底火山の噴火。崩れ始める海底洞窟。
が、虫の息のるちあさんのところに、不意にオレンジ色の光が。現れたのは以前に夢の中に出てきた稚魚。
稚魚さん:
「ちょっと!こんなところにいてもらったら困るんだけどな!」
るちあさん:
「貴女は一体誰なの!
貴女が現れてから嫌なことばかり起こるのはどういうことなの!?」
いたいけなお子様に罪を被せる、るちあさん。
余りといえば余りの言いがかりに、稚魚さんもちょっとご立腹。
「そんなこと知るか。貴女が私を守ってくれるマメプリだということしか聞いてない」、そう言い残して立ち去ります。
るちあさん:
「ちょっと待って、貴女は誰なの!?」
稚魚さん:
「聖羅。私の名前は聖羅」
聖羅さんが立ち去った後。
入れ替わるようにして、また別の人物がるちあさんの前に。
???:
「るちあ…るちあ…!」
るちあさん:
「…あなたは、沙羅!?」
そこにいたのはガイトさんと共に深海に沈み、鬼籍に入られたはずの沙羅さん。
全身が透けているところからして亡霊の一種なんでしょうか。
「ぴっち」はスピリチュアルの存在を容認している番組です。
沙羅さん:
「るちあ、よく聞いて、海斗は生きている。
海の王子である海斗が海で死ぬことはありえないわ」
いまいち根拠が脆弱な話でるちあさんを安心させた後、本題。
沙羅さん:
「貴女にはやってもらいたいことがあるの」
「貴女に、人を愛することの素晴らしさを教えて欲しい人が居るの」
「今まで貴女の夢に現れていたのは私の後継者なの」
るちあさんの夢の中に現れた謎の稚魚・聖羅さん。
彼女はインド洋の新しいマメプリとのこと。
沙羅さんは彼女の教育係兼ボディーガードをるちあさんに頼みたいようです。
…まぁ、それはいいとしても「人を愛すること」を教えていいんだろうか。
少なくとも沙羅さん、貴女はそれで自国を滅亡に追い込んでますが。
いまいちあの悲劇の反省が見られません。
沙羅さんの亡霊の導きもあり、るちあさんは無事に海底洞窟を脱出。
が、そこに待ち伏せしていたのは、仇敵・BBS。
例によってタイミング良く現れた波音さんたちと合流し、交戦開始。
シェシェ&ミミ:
「あ~らら。いつもの仲良し三人組が揃っちゃったみたい」
「ちょうど良かったわ。ここで一度に片付けてしまいましょうよ」
言うと同時に深紅のライブステージを展開。
自信満々で歌うのは…新曲「闇のバロック」。
シェシェ&ミミ:
『光閉ざすバロック 美しきノイズとなれ…!』
【闇のBAROQUE ~バロック~】 BBSソング第二段。 これから3クールに渡って死闘を演じ、マメプリさんとの最終決戦では完全勝利を収めることになる素敵な曲。 異様に間奏が格好いい上、妙に深読みしたくなる歌詞で構成されてます。 『変わり果てた世界で運命のもろさを知る…』 今回のBBSはミケルさん率いる空の生き物と共闘。 まぁ、深海魚であるBBSからすれば、空の居城はまさに「変わり果てた」世界。 気持ちは分からんでもない。 『あてのない悲しみが、心を砕く前に…』 『黒い罠の囁く 未来を目指し、共に行こう…!』 前曲の「黒の協奏曲」もそうですが、歌詞中に出てくる「不幸な娘」はBBSそのもの。 おかげで世界の破滅を歌った曲なのに、どこか自虐的な悲しさが…。 この歌を聴く限り、BBSとは和平の道が存在していたような気がしてならない。 なお、去年の「Voice in the Live」では「黒の協奏曲」共々、生で歌ってくれました。 シェシェ役&ミミ役が揃ってた上、お二人ともえらいやる気で再現してくれたおかげで、異常なまでの完成度。 今年はミミの中の人が不参加ですが、色々と大期待。 |
シェシェ&ミミ:
『信じていた世界は一瞬で音もなく消える…!』
新曲の前に、マメプリさんたちは一瞬にして劣勢。
けれど、戦闘形態になったヒッポくんが体当たりでBBSのライブステージを破壊。
その隙にるちあさんたち、二段変身。
…以後、対BBS戦は、
1.BBS歌う
2.誰かが助けに来る(主に、ヒッポ、聖羅)
3.二段変身して体力全快
4.KODOU
のワンパターンの一途を辿ることに。
るちあさん:
「ぴちぴちボイスでライブスタート!!」
まぁ、歌合戦で早々バリエーションなんて作れないんです。諦めてぴちぴちボイスに聞き惚れましょう。
るちあさん:
「アンコールはいかが?」
イラネ(゜⊿゜)
かくしてBBSは撃破。
けれど、海斗くんの行方はようとして知れず。
事態が改善する兆しが一向に見えないまま、次回へ。
(左画像) マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1 (右画像) ボーカルコレクション マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ジュエルボックス1 |
余談ですが、冒頭のe-pitchのCM。
今見ると、「きらレボ」ゲームのCMと同じ構成です。(ゲーム機能の説明のくだりとか)
タカラさまにはCM製作のマニュアルが存在してるんだろうか。
ついでに、↑のアルバム。
サンタさんのコスプレしたるちあさんがなかなか可愛いですね。
この愛らしいCDは、当時のCMでも盛んに流され好評を博しました。
で、調子に乗ったか、手を抜いたか。
このCMは新番組が始まった、この時期になってもヘビーローテ。
新番組開始という時期からも分かるように、当時は既にクリスマスどころか春も半ば。春なのにサンタ…。
この酷いCMは、春も終わって暑くなるまで続けられ「夏なのにサンタるちあ」の愛称で末永く親しまれることになりました。