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穴にハマったアリスたち

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第25話「月光の少年」

2006年07月10日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

前にOPの紹介をやったんで、片割れのEDも紹介。

【大事な宝箱】
 るちあさんの中の人、中田あすみさんによるソロソング。
 初期に作られた歌の上、中田さんの音域からすると(おそらく)高音、しかもキャラ声というハンデのせいで、かなりのぴちぴちボイスぶり。
 でも個人的には、るちあさんのソロとしては一番好き。

  『大丈夫よ、二人ならきっとできるはず…!』
  『宝箱の鍵、一つあげるよ真珠色のマジック』
  『会えない時間も胸に届くよ、いつも忘れないでいて』

 どこぞに軟禁されての、徹夜続きの修羅場とかに思い出すといい感じ。
 ラストフレーズの『強い勇気に変わってゆくよ。ずっと好きと言える…!』も素敵です。
 そう、どんなにぴちぴちボイスだろうと、内容が破綻していようと、それでも好きと言えるのです。素晴らしきかな「ぴっち」。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第25話「月光の少年」

深夜、買い物に出かけたるちあさんたちは、原画・牧内ももこなせいでとんでもないことになってる立派な何かを揺らしながら家路へと急ぎます。

波音さん:
 「るちあが夕飯のあとにどうしてもスイカシャーベットが食べたいーなんて言うから!」
るちあさん:
 「波音だってマンゴーアイスがないーってコンビニはしごしたくせに!」
波音さん:
 「だって毎日太郎ちゃんに会ってるとマンネリって感じで別の刺激が欲しくなっちゃうんだもん」

るちあさんと波音さんで会話が成立していないような気がちょっとだけしますが、気にしない。
そんな波音さんの目に、浜辺で月夜に照らされてる美しい少年の姿が。
新しい刺激発見!とばかり、早速波音さんは声をかけてみます。

波音さん:
 「ちょっとー!そこの男の子ー!」

けれど、貞操の危機を感じたか、少年は即座に逃亡。
逃げるものは追いかけるのが魚の習性、「せっかくの美少年を逃がしてたまるか」と問答無用で追撃開始。
やがて少年は小屋の中に逃げ込み篭城。

波音さん:
 「鍵がかかってる!! こうなったら!!」

波音さん、激昂すると小屋の扉の破壊を開始。
何がそこまで彼女を駆り立てるのか。
この娘の暴走振りには拍車がかかるばかり。

しかし、押し倒す気満々で突入した小屋の中にいたのは、ペンギンのヒッポくんのみ。
あの少年はどこにいったのか。
そして、何者なのか。

…まぁ、言うまでもなくヒッポくんの人間態なんですが。

そんなわけでヒッポくんにも人間verが追加されました。
容姿は上々、おかげでこれまで酷い扱いを受け続けてきた彼にも春がやってきました。
やっぱり生き物、見た目が大事。

その頃、海の底。

ユーリさん:
 「ユーリ、ちょっとお洒落してみたんですの。いかがですか?」

敵幹部・ユーリさんがガイトさんに媚を売っていました。
髪型をツインテールに変え、いつものゴスロリから普通の服にチェンジ。
服装の気合の入り方はむしろダウンしてるような気もしますが、可愛らしいことこの上なし。

ガイトさん:
 「そんなお洒落などより、お前のやるべきことは他にあるだろう!」

超正論だ。
でもこのときのガイトさん、昼間から暢気にバラ風呂につかってくつろぎ中。説得力絶無です。
無能な上司に冷たくあしらわれ、ユーリさんは泣きながら地上へ。

…そして出会う二人。

ヒッポくん:
 (か、可愛い…)
ユーリさん:
 「…あなたといると安心しますわ」

一目でお互い、恋に落ちました。
しかし悲しいかな、二人は敵同士。
すぐにその事実は判明し、戦闘の場で対峙することに。

ヒッポくん:
 「あなたみたいな可愛い女の子がこんな酷いことをしてはいけません!」
ユーリさん:
 「ヒッポさん、やっぱりあなたはマーメイドプリンセスの仲間だったのですね…」

ユーリさんから放たれる悲しい攻撃がヒッポくんを直撃。
傷つく愛しい人の姿に、ユーリさんの心も悲鳴をあげます。
が、そんなせつない空気は一切読まないるちあさんたち、即行で全力戦闘開始。

るちあさん:
 「絶対に許さないわよ!ピンクパールボイス!」

いつもとちょっと違う感じのイントネーションで変身台詞を言い放つと、必殺のライブ攻撃を放ちます。

るちあさん:
 『深い海の底でも、この手を離さないでー♪ 絶対♪』

高らかと愛を歌い上げつつ、悲恋の当事者を容赦なく攻撃するるちあさん。
悪魔のようなその笑顔に、ユーリさんも懸命に反撃を試みようとしますが…。
脳裏によぎるのはヒッポくんの言葉。

『あなたみたいな可愛い女の子がこんな酷いことをしてはいけません!』

攻撃を躊躇し、動きの止まったユーリさんに降り注ぐぴちぴちボイスの雨。

るちあさん:
 『勇気をくれる愛の歌ー♪』
ユーリさん:
 「うぅ、ぐぅっっ!!」

勇気どころか絶望しかもたらなさいぴちぴちボイスを前に、ユーリさんは激痛にのた打ち回り、退場。
ヒッポくんの『可愛い女の子がこんな酷いことを…』の言葉の直後にこの行為。
るちあさんたち、可愛い顔して鬼のように酷いことをしやがる。

その夜。
ヒッポくんは傷ついた体を引きずり、ユーリさんと初めて出会ったあの場所へ。
そこには傷心のユーリさんの姿も。

決して結ばれることのない悲しい恋。
二人は顔をあわせることもなく、扉越しに言葉をかけあいます。

ヒッポくん:
 「私たちはまだ結ばれない運命。
  でも、いつか必ず、めぐり合えるときが来ます。そのときを信じて」
ユーリさん:
 「…ええ、しばしのお別れですわね。
  さよならは言いません。
  またお会いできる日まで、お元気で…ヒッポさん…」

マスコットキャラと敵幹部、しかも最年少組の二人による恋愛ネタが一番シリアス…というなんだかな「ぴっち」。
「るちあと海斗がどうなろうと知ったことじゃないけど、ヒッポとユーリには幸せになって欲しい」の声多数。
その声に応え、「続き」はちゃんと描かれることになるのですが…。


ポニーキャニオン マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.7(左画像)
ポニーキャニオン マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ Vol.7

(右画像)
コミック ぴちぴちピッチ(3)
ぴちぴちピッチ(3)

ところで今回の話、以下のようなシーンがあります。

  真珠レーダーをヒッポが落とす
 →それをユーリが拾得
 →本拠地に帰ったユーリ、レーダーが捕獲済みのマメプリに反応することを知る
 →「ヒッポさんはマーメイドの仲間?」

でも、そのレーダー、あくまで「真珠」に反応するんであって「マーメイド」に反応するわけではありません。
既に真珠を取り上げられ済のマメプリに反応するのは奇妙なのですが、まぁ、「ぴっち」だし。
きっとガイトさんが、戯れに真珠を返してあげてたとか、そんなとこで納得します。

なお、件の真珠レーダー、海の中で再びユーリさんが落とし、別の人の手に渡ります。このアニメの登場人物は物を落としすぎだ。

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