穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

戦うより抱き合いたい

2013年02月26日 | プリキュア雑談・総合
ストレス発散にプリキュアさんのお歌を聞いていて、改めて思った事。

美墨先輩:
 『だってやってらんないじゃん!戦うより抱き合いたい!』
 『それが一番平和だ。なのにどうして?』
 『今日もこうして!チョコ食べまくる』

 『だってやってらんないじゃん!ダメだしより背中押して』
 『それが一番の力!!だからそうして!』

名曲ですね。
わけも分からずプリキュアにされた美墨先輩の魂の叫びが伝わってきます。
どうして血まみれで生傷抱えて、殴りあわねばならないのか。

それに続く美翔さんの「ガンバランス」。

美翔さん:
 『でもね、マジ落ち込んで』
 『ため息でちゃう日もある』
 『うつむく目線をあげて』
 『涙に青空うつそう』

 『光のシャワーをあびて 今日も1日ぴかぴか』
 『明日は絶対いい日になる』

「今日も1日ぴかぴか」と唄っておきながら「明日は絶対いい日になる」。
ぴかぴかの1日は過酷な1日になることを、初めから悟っておられます。
それでも明日を信じ、出社する美翔さん。猫背の後ろ姿が涙に曇ります。

そして夢原さんも。

夢原さん:
 『カーテンを開いて 夢の続き探さなくちゃ』
 『眩しすぎる胸の日差しに とろけて消えないように』

 『のんきでおめでたい顔してる太陽』
 『なんでそんなに笑っていられるの!?』
 『本当はおんなじくらいヤバイcolor』

どうしようもない状況から、それでも前に進む。
でもヤバイものはヤバイ。
そんな葛藤が聞こえてくるようです。

思えば元々プリキュアさんは、なりたくてなってたわけじゃない。
しばしば言われるように、夢原さんまでの3世代は、変身・戦闘中に、原則として笑顔を見せません。
命を賭した戦闘に巻き込まれて、笑っていられる方がおかしい。

それが桃園さんや、極めて愉快な花咲さんの笑顔を経て、なんだか忘れられていたように思う。
前回の「ドキドキ」さんで、プリキュアさんの力の恐怖が描かれましたが、昔はむしろそう認識されていた。
楽しいファッションではないんです。なるのも命がけだ。

時代が変わり、今では「誰でもプリキュアになれる」と言われる時代。
言いかえると、あの恐ろしい戦闘に、誰もが巻き込まれる可能性があり、誰もが立ち向かっていかないといけないということ。
なんとも辛い話だ。辛い話だけど、だからこそ「NS2」の「わたしたちはひとりじゃない」のフレーズが胸にしみるなぁ…。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドキドキさんの裏側で:「お... | トップ | さようなら平穏な日々 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

プリキュア雑談・総合」カテゴリの最新記事