シムーン公式ページプロローグより一部抜粋。
狂ってるにもほどがある。
掲載雑誌は「季刊コミック百合姫」。
絶句です。
そんな雑誌があることに驚きです。世の中は広かった。
そんな、企画書の段階でなぜ誰も止めなかったのか不思議な番組に、
みんな大好き喜多村英梨さんこと画伯が出演することになりました。
なお、当人のコメントはこれ。さすが画伯。なんつうか異常に役にハマってる。
で、仕方がないので見てみた。
冒頭は飛行艇による軍隊の行軍シーン。
その中の名も無き雑魚キャラが、状況の説明がてら独白。
雑魚キャラA:
『(今、自分たちが侵攻している)この国には秘密があり、
それを求めて何度も侵入を繰り返した。
だが、それはいつも阻まれていた』
直後、近くの飛行艇が急襲を受け爆砕。
見上げるそこには、高機動旋回する謎の機体。
それこそが、侵攻を阻む最大の脅威。
雑魚キャラA:
『悪魔・シムーン。これほど自在に空を舞うものは他に無い』
そんな『悪魔』『神の乗騎』ことシムーンを駆るのが主人公さんたち。
なお、シムーンとやらを起動するには、パイロットの女の子二人が百合らないといけないようです。
なにその画伯システム。
侵入してきた敵国の飛行機を迎撃するべく、出撃する主人公さんたちですが、
途中、別働隊のシムーンが撃墜されたことを知り、愕然。
神の兵器たるシムーンが、ただ飛ぶだけしか能の無い他国の飛行艇に落とされるはずが…。
『シムーンは神の乗騎。いかなる国が空を飛ぶ乗り物を作ろうと神には及ばない!』
『それゆえ敵はシムーンの姿を見るや逃げ出す。姿を見るや逃げ出す!』
『何かの間違いだ。決まってる。シムーンは落ちぬ。飛んで見せるだけで敵は怯え逃げ出す』
『(他国の)飛行機隊って、(ただ)ふわふわ浮くやつだよね』
パニックに陥りかけながらも敵と遭遇、戦闘開始。
実際、敵は数こそ多いものの、所詮は人間の兵器。
機動力で圧倒。さらにシムーンの謎兵装・輝く航跡が問答無用の破壊を撒き散らす。
雑魚キャラA:
『シムーンはその光の航跡で空に文様を描く。それがリマージョン。
それがなぜ力を持つのか解明されてはいない。
この秘密を知れば、僕たちの国の技術はさらに発展するだろう。
なのに、全てのシムーンにまつわる秘密は長く隠され続けてきた。
探ろうとするものは、シムーンによって地獄へ送られると言われてきた。
だがどうだ。
シムーンはただの機械だ。
…地獄など、どこにもない』
圧倒的な性能差にも怯まない雑魚キャラA。
そんな雑魚キャラさんの決意を表すかのように、
シムーン一隊の前に現れる、軽く数百倍はあろうかという大軍勢。
雑魚キャラA:
『シムーンは神の乗騎なんかじゃない。
ただの機械だ。
だから落ちる。
落とすことができる。
いつか、文様の謎も解ける』
1対1では比較にすらならないほどの戦闘力を持つ相手に、果敢に挑む雑魚キャラたち。
『神の兵器』?人間なめんな。
一方のシムーンさん達も、先ほどと同じく文様を描いて反撃を試みますが…
シムーンのパイロットさん:
「航跡が消される!?」
雑魚キャラA:
『航跡が描けなければリマージョンはできない』
『神』の名を冠する兵器に、恐れず突撃を続ける名も無き雑魚たち。
数の暴力で相手の超兵器を無力化。
そして一斉に火を吹く機銃。次々と被弾し、黒煙をあげるシムーン。
追い詰められた主人公さんたちは、強引に切り札を発動。
自爆攻撃にも等しいそれにより、辛くも敵を撃破。
が、大事なパイロットにも犠牲者が…。
そんな第1話。
割と世間様ではぼろくそな評価を受けてるような気がしますが、
個人的には結構好き。
神の兵器VS近代兵器な話が好きなだけ、という気もしますけれど。
『選ばれた人間にしか使えない』『作動原理も正体も不明の伝説アイテム』に、
無い知恵絞って発明した近代兵器で必死に渡り合う展開にどぎまぎ。
例え『古代の超兵器』や『伝説の魔法』であろうとも、人は解明・凌駕できるはずなのです。
それが出来ないと言うなんて、人間に対する冒涜もいいところ。
人の可能性を信じて、「神」に立ち向かった雑魚キャラAがとても素敵。
余談:私が唯一見たことのあるガンダムシリーズは「∀」。
複葉機でモビルスーツに挑んでたあたりが好き。
なお、主人公がモビルスーツに乗った時点で見るのを止めた。
そして、1対1なら圧勝できる超兵器が、
数の暴力と問答無用の火力の前に大劣勢に陥る展開を見てると、胸に暖かいものが。
この後、どういう展開に転がすのか分かりませんが、最後までこのノリなら見続けてもいいかも。
…ええ、あと画伯、いきなり他界されました。
まさか出番はこれで終わりですか。
いきなり視聴の理由の大半が失われたのですが。
つうか、画伯の声質の広さが凄すぎます。
とても小橙役をやっていた声とは思えません。
この人は化け物だと思った。
とりあえず頭のおかしい雑誌ということは分かった。
両者共に4月19日発売。
舞台となるのは、地球とは違うどこかの星。人々は、自らの星のことを『大空陸(だいくうりく)』と呼ぶ。ここでは、人間は必ず『女性』として生まれてくる。そして17歳になると『泉』へ向かい、そこで性別を選び『大人』になるのだ。
時は戦時下、主人公たちが暮らすシムラークルム宮国がもつ孤高のエンジン「ヘリカル・モートリス」を求めて隣国の侵攻は日に日に激しくなっていた。その迎撃のため、宮国はやむなく儀式用複座式飛行艇「シムーン」を戦闘にも使えるように改造する。そのためまだ性別化されていない“巫女”である少女たちが、引き続きパイロットとして『コール』と呼ばれる戦闘小隊に再組織化される──。
「シムーン」を操れる数少ない少女たちは『シムーン・シヴュラ』と呼ばれ、その特殊能力ゆえに、自分で大人になる時を選ぶことが許されていた。しかし、戦争がはじまってからは、彼女たちは優秀であるがゆえに、迎撃用戦闘機「シムーン」の操縦士を続けることを、つまり、“少女であり続けること”を強要されることになった……。
狂ってるにもほどがある。
掲載雑誌は「季刊コミック百合姫」。
絶句です。
そんな雑誌があることに驚きです。世の中は広かった。
そんな、企画書の段階でなぜ誰も止めなかったのか不思議な番組に、
みんな大好き喜多村英梨さんこと画伯が出演することになりました。
なお、当人のコメントはこれ。さすが画伯。なんつうか異常に役にハマってる。
で、仕方がないので見てみた。
冒頭は飛行艇による軍隊の行軍シーン。
その中の名も無き雑魚キャラが、状況の説明がてら独白。
雑魚キャラA:
『(今、自分たちが侵攻している)この国には秘密があり、
それを求めて何度も侵入を繰り返した。
だが、それはいつも阻まれていた』
直後、近くの飛行艇が急襲を受け爆砕。
見上げるそこには、高機動旋回する謎の機体。
それこそが、侵攻を阻む最大の脅威。
雑魚キャラA:
『悪魔・シムーン。これほど自在に空を舞うものは他に無い』
そんな『悪魔』『神の乗騎』ことシムーンを駆るのが主人公さんたち。
なお、シムーンとやらを起動するには、パイロットの女の子二人が百合らないといけないようです。
なにその画伯システム。
侵入してきた敵国の飛行機を迎撃するべく、出撃する主人公さんたちですが、
途中、別働隊のシムーンが撃墜されたことを知り、愕然。
神の兵器たるシムーンが、ただ飛ぶだけしか能の無い他国の飛行艇に落とされるはずが…。
『シムーンは神の乗騎。いかなる国が空を飛ぶ乗り物を作ろうと神には及ばない!』
『それゆえ敵はシムーンの姿を見るや逃げ出す。姿を見るや逃げ出す!』
『何かの間違いだ。決まってる。シムーンは落ちぬ。飛んで見せるだけで敵は怯え逃げ出す』
『(他国の)飛行機隊って、(ただ)ふわふわ浮くやつだよね』
パニックに陥りかけながらも敵と遭遇、戦闘開始。
実際、敵は数こそ多いものの、所詮は人間の兵器。
機動力で圧倒。さらにシムーンの謎兵装・輝く航跡が問答無用の破壊を撒き散らす。
雑魚キャラA:
『シムーンはその光の航跡で空に文様を描く。それがリマージョン。
それがなぜ力を持つのか解明されてはいない。
この秘密を知れば、僕たちの国の技術はさらに発展するだろう。
なのに、全てのシムーンにまつわる秘密は長く隠され続けてきた。
探ろうとするものは、シムーンによって地獄へ送られると言われてきた。
だがどうだ。
シムーンはただの機械だ。
…地獄など、どこにもない』
圧倒的な性能差にも怯まない雑魚キャラA。
そんな雑魚キャラさんの決意を表すかのように、
シムーン一隊の前に現れる、軽く数百倍はあろうかという大軍勢。
雑魚キャラA:
『シムーンは神の乗騎なんかじゃない。
ただの機械だ。
だから落ちる。
落とすことができる。
いつか、文様の謎も解ける』
1対1では比較にすらならないほどの戦闘力を持つ相手に、果敢に挑む雑魚キャラたち。
『神の兵器』?人間なめんな。
一方のシムーンさん達も、先ほどと同じく文様を描いて反撃を試みますが…
シムーンのパイロットさん:
「航跡が消される!?」
雑魚キャラA:
『航跡が描けなければリマージョンはできない』
『神』の名を冠する兵器に、恐れず突撃を続ける名も無き雑魚たち。
数の暴力で相手の超兵器を無力化。
そして一斉に火を吹く機銃。次々と被弾し、黒煙をあげるシムーン。
追い詰められた主人公さんたちは、強引に切り札を発動。
自爆攻撃にも等しいそれにより、辛くも敵を撃破。
が、大事なパイロットにも犠牲者が…。
そんな第1話。
割と世間様ではぼろくそな評価を受けてるような気がしますが、
個人的には結構好き。
神の兵器VS近代兵器な話が好きなだけ、という気もしますけれど。
『選ばれた人間にしか使えない』『作動原理も正体も不明の伝説アイテム』に、
無い知恵絞って発明した近代兵器で必死に渡り合う展開にどぎまぎ。
例え『古代の超兵器』や『伝説の魔法』であろうとも、人は解明・凌駕できるはずなのです。
それが出来ないと言うなんて、人間に対する冒涜もいいところ。
人の可能性を信じて、「神」に立ち向かった雑魚キャラAがとても素敵。
余談:私が唯一見たことのあるガンダムシリーズは「∀」。
複葉機でモビルスーツに挑んでたあたりが好き。
なお、主人公がモビルスーツに乗った時点で見るのを止めた。
そして、1対1なら圧勝できる超兵器が、
数の暴力と問答無用の火力の前に大劣勢に陥る展開を見てると、胸に暖かいものが。
この後、どういう展開に転がすのか分かりませんが、最後までこのノリなら見続けてもいいかも。
…ええ、あと画伯、いきなり他界されました。
まさか出番はこれで終わりですか。
いきなり視聴の理由の大半が失われたのですが。
つうか、画伯の声質の広さが凄すぎます。
とても小橙役をやっていた声とは思えません。
この人は化け物だと思った。
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