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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

キスできたらイイナ1.5!

2006年01月29日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・おねがいマイメロディ 第44話「お城に突入できたらイイナ!」

なんでもかんでも「イイナ!」をつければ誤魔化せると思ってやがる。

さて、前回、唐突に現れたダークパワーの精。

ダークパワーの精:
 「(ダークパワーの曲を弾けなくなったのは)お前のバイオリンの音色が甘くなったからだ!」

思い起こされる夢野さんの『面白い顔コレクション』。
意図しないこととはいえ、悪夢魔法の源を阻止していた夢野さん。
マイメロよりよほど仕事をしています。

と、そこに歌ちゃんからの電話が。

柊先輩:
 「…。
  ……。
  ………(ピッ)」

歌ちゃんが!!
天秤にかけられた結果、ダークパワーの曲が勝ってしまいました。
個人的に、この二人はとてもお似合いだと思ってたのに!

20年後。
資産も才能もあるものの、冷たく無関心な父。いつも穏やかに笑っていた今は亡き母。
そしてそこで暮らす、新主人公。

そんな次世代話がとてもハマってる、という意味でお似合い。

さて、ダークパワーの曲を弾くには、メロディーバイオリンが必要とのこと。
バイオリン奪取のため、昔の仲間を募って、お城への突撃を行うクロミさん。
ですが密告により、正門は警備が固められてしまっていました。

仕方がなく裏門に回り込む一行。

「…なんだいこれは。誰も居ないじゃないか」
「正門の警備に集中しすぎだよ」
「私たちの国ってここまでヌルヌルだったんだね…」

…思うに、クロミさんたちがグレたのって、
周囲があまりにもどうしようもなかったせいなのでは。
非常識人の群れで生まれた、常識人の悲劇。

けれど、すぐにここにも兵士連がかけつけてしまいます。
これで万事休す…と思われた矢先、

マイメロ:
 「兵隊さんたちお疲れ様。紅茶の用意ができたから召し上がれ」
兵士:
 「そりゃ悪いな。みんなご馳走になろう」

こんなところに内通者が!!
マイメロの暗躍の結果、兵士たちが立ち去った隙に、無事に侵入成功。

今回、クロミさん視点で話が進んでますが、
本来の主人公サイドからすれば、バイオリンを奪われては困ります。
にもかかわらず、クロミさんを応援したくなるのはなぜでしょう。

よく、「絶対的な善悪はない」的なことが言われますが、
これはそういう次元の話ではない気がしてなりません。

その後、なんやかやでバイオリンの入手に成功。
これで、次回以降は話が進みそうです。
でも、こうまで一方的かつ堅実にパワーアップを続けるクロミサイドに、主人公サイドが勝てる要素が感じられません。

そんな次回ですが、
 『次回、「おねがいマイメロディ」』
 『キスできたらイイナ2!』

よりにもよって、そのタイトルで「2!」か!
しかも、この話の流れだと、ほぼ黒音符確定。
歌ちゃん大ピンチ!

でも、例によって、フェイクのような気がしてなりません。
まぁ、『歌ちゃん夢の扉オープン』→『キスできたらイイナ!しかも、2!』→『黒音符』→『めでたしめでたし』
……そんな展開を見てみたい気もする。

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ぶっちゃけありえない!(by 九条さん)

2006年01月29日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・ふたりはプリキュア MaxHeart 最終話「扉を開けて!ここから始まる物語」

最終話を見るにあたって、前作をちょっと見てみた。
今にしてみると、初期EDのチアリーダーのコスプレしてるなぎほのが、随分と新鮮です。
前番組の負債というハンデのせいで、売れなきゃいけないというプレッシャーの中、
なりふり構ってられない新人さんの必死な様子が、実にひしひしと…。

そんな新人さんたちも売れに売れ、今や圧倒的な勝者の身分に。
嗚呼、もうあんな汚れ仕事はしてくれないのか。
なんだか複雑な心境です。

さて、最終決戦。

前回、ブレスを破壊され戦闘不能に陥った雪城さんたち。
バルデスの攻撃の前に成す術もなく散る二人+謎生物二匹。
どうせ復活すると分かってても、こういうシーンはどうしても目頭が熱く…。

一方の九条さん。

女王:
 「ポルン、ルルン、あなたたちの名前をもう一度思い出すのです」

それどころじゃない。

絶体絶命の中、二人は家族のことを思い出す。

自宅で家族の前に、変身後の姿で立つ雪城さんと美墨さん。
変身した後は大抵屋外でガリガリ殴り合ってるだけだったので、とても新鮮です。
変身後の姿に、家族が本名で呼びかけるって、最終回でやるには最高の演出だと思う。

大事な何かを悟り、復活したスパークルブレスを装着して、バルデスに挑む二人。
一時は圧倒するものの、ジャアクキングそのものと化していたバルデスの前に、
再びピンチに。

ジャアクキング:
 「どうだ、私の体に触れることすらできまい」

ああ!ここにきて、二人とも超肉弾戦派ということが仇に!
だからどっちかはバランスとって、飛び道具とか覚えとけとあれほど…。

一方の九条さん。

九条さん:
 「命、希望、未来…未来を導くのはポルン、未来を紡ぐのはルルン、そして明日は私たちの手で…
  …私たちみんなの手で。分かりかけてきた!!」

禅問答してる場合じゃない。

一時撤退した白キュアさんたちですが、再度ジャアクキングに突撃。
ここにきて、唐突に前回のキーアイテム・プリズムストーンやら「全てを生み出す力」やらが。
それならいっそ、レインボーブレスも再装着してくれたらいいのに。

戦闘中の回想シーンで使われてるのは前作一番人気の第42話。
それ以外にも、今までのネタやOPのカットが織り込まれる演出がとても素敵。
スタッフも何かをよく分かってくれてます。

あと、本当に、白キュアさんは横回転が大好きだなと思った。

なんにせよ、再度の突撃で、なんとかジャアクキングに一矢を報いた二人。
が、本来の巨大化バージョンで現れるジャアクキング。
これはどうしようもない。

ジャアクキング:
 「虹の園もろとも叩き潰してくれる!」

そんな絶対絶命の中、とうとうクイーン登場。
つうか、女王まで肉弾戦か。
この世界の連中は、腕力勝負に頼りすぎだ。

女王:
 「悲しむことはありません。ルミナスは永遠にあなたたちの心の中で生き続けるでしょう」

九条さん散る!?
とうとう体のいい厄介払いをされてしまいました。
そして最後の必殺技バンク。

白&黒キュアさん:
 「エキストリーム!」
ルミナス:
 「ルミナリオー!!」

ああ、これを聞くのもこれで最後か…

白&黒キュアさん:
 「まっくすーー!!」

…っマックス!?
唐突すぎて意味は全く分からないが、とりあえずそれは死んだと思った。
さよならジャアクキング。

戦い終わって卒業式。
平和にはなったものの、今まで一緒にいた謎生物や九条さんはもう居ません。
悲しむ二人。と、そこに。

アカネさん:
 「そうそう、もう一人居候増えたんだ。」
九条さん:
 「はは、こんなことになっちゃいました」

!!
ほとんど何の役にも立ってなかったくせに!少年の懐柔にだけは成功してる!
なんてこと。九条さんの毒牙にかけられた、いたいけな少年の将来が危ぶまれます。

なんか、最後の最後でいいところを全部に九条さんにもっていかれたような気が。
さすがは九条さん。
(でも番組ラストのカット(画像参照)では完全にいらない子扱い)

さて、そんな盛り上がりのまま迎えたED。
さあ、どんな特殊なEDか…!
期待にわくわくしながら見てみると…

普通のEDでした。

さすがプリキュア。
それでこそプリキュア。
妙に納得して、この二年間が終わりを告げたような気がしました。

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