穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

感想:工藤真由 池田彩ミニライブ♪

2017年01月09日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
■工藤真由 池田彩ミニライブ♪

 日時:2017年01月08日(日)1部11:00/2部14:00
 場所:アリオ西新井
 出演:工藤真由/池田彩
 曲目:
 [1部]
  01. ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪~∞UNLIMITED∞ ver.~
  02. Alright! ハートキャッチプリキュア!
  03. Birthday Present☆
  04. ハートキャッチ☆パラダイス!
  05. Get Chance! ポケモンガオーレ
  06. ♯キボウレインボウ♯
  07. HEART GOES ON

 [2部]
  01. Let's go! スマイルプリキュア!
  02. Road
  03. My Best Partner
  04. プリキュア5、スマイル go go!
  05. Go My Way!
  06. Come on!プリキュアオールスターズ

(本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)
(あと私はくどまゆ信者なので、あからさまに偏重して記事書きます。池田さん、ごめんなさい)

【会場】

場所はアリオ西新井さんのイベントステージ。お買い物客でごった返す中の、ミニライブです。
確か過去にも何度か、ここでイベントは行われていたはず。
引退を表明後の今、この二人を呼んでくれたのは、粋な計らい。ありがとうございます。

そしてそのくどまゆさん。4月の引退まで、残るイベントもあと僅か。
これまで日常のそこかしこで見かけていた くどまゆさんを、あと数か月で見失ってしまうという、この異常事態!
ここ数回のイベントに行けていなかったこともあり、今日は何やら物々しい気分で会場に向かいました。
そして開演。うむ、くどまゆさんだ。何かそれだけで満たされた。

【3曲目:Birthday Present☆】

くどまゆさんがお母さんのことを思って作ったお唄。
表面的には誕生日に感謝する歌ですが、今回こうやって聞くと、結婚式で花嫁さんが歌っても違和感ない。むしろその方がしっくりくる。
時期を考えると、案外、本当にそれを想定して作られたんじゃなかろうか。

【7曲目:HEART GOES ON】

まさかここで聴けるとは。
知名度自体は(観覧しているお子様たちには)さほど高くないこの曲を、おそらくは最後となるであろう二人共演のこの機会に唄ってくれたことに、とても感謝。
お二人からも並々ならぬ気迫を感じました。お唄の最後の一瞬、ちょっと妙な間が空いたのは、極まりすぎた故だと思う。

【5曲目:Go My Way!】

「My sweet days」が「これから夢に向かう歌」ならば、「Go My Way」は「夢のその先へ向かう歌」。
発表当時は、事務所の移籍やプリキュアからの旅立ち等々を連想しましたが、今聞くと当然のことながら、卒業に向けたお唄に聞こえる。
くどまゆさんの心境とか何とかは、まぁ私らに分かることではないし、ご本人の中で満足しての卒業か、それとも悔いもあるのか、それは分からない。
ですがお唄を聞いていると、新しいステージにポジティブに漕ぎ出しているのは伝わってきます。

【6曲目:Come on!プリキュアオールスターズ】

全く予想していなかった曲が、最後の最後で飛び出してきた。しかしいざ聞くと、これほど相応しい曲もない。
冒頭の「君がピンチの時は、世界中から仲間が駆けつけるよ 忘れないでいて」を池田さんから、くどまゆさんへ。もうこれだけで涙が出る。

私事ですけど、子供が産まれた今だと、歌詞の一つ一つがまた違って聞こえますね。
「おもちゃ箱の夢を 現実にするために」なんて、まさに親が子のために戦う決意。もう与えられてばかりの子供時代は終わった。次は私が与える番。

【感想】

元々私がライブイベントに行きだした理由は「OPEDでお馴染みのあの人たちを、その気になれば生で見られる」と気づき、「ならば行こう」と思ったこと。
そして「うかうかしていると、その機会を失う」と危機感をいだいたこと。
実際、感想記事を書いていると「そんなに楽しそうなら、私も行けばよかった」といった感想を貰うことがある。記事書いてる身としてはありがたい言葉なのだけど、そういうのはやっぱり勿体ない。
でもなんとなくここ最近、その感覚が鈍ってきてたようで、「まぁ今回は仕方がない」と見送ることが増えてました。その矢先の、この卒業。なんてこった、いつまでもあると思うなくどまゆだったのに!

残るイベントは本日時点では3つ。

 3月19日(日)工藤真由&宮本佳那子ツーマンライブ
 3月26日(日)ハートキャッチプリキュアイベント
 4月15日(土)卒業ライブ

 参考:公式ブログ

ハートキャッチさんのイベントは参加資格を持ってないので、実質2つ。
なんと後2回しか、くどまゆさんを拝む機会がない。

くどまゆさんを認識して早10年。そりゃみんな年も取るし、状況も変わる。
私も結婚して、子供もできて、そしてくどまゆさんの卒業。
新しい舞台に向かっていくくどうまさゆんを見ていると、遅まきながら、私も独身時代が終わったというか、次のステージが始まったんだなと、実感がわいてきた気がする。

工藤真由さんブログ「アリオ西新井で相方とイベント♪」
池田彩さんブログ「2017年歌い初め♪」

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工藤真由 BIRTHDAY LIVE 昼の部「お祝い祭り♬」 夜の部「MAYU FES 2015☆~My Smile~」

2015年09月13日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
■工藤真由 BIRTHDAY LIVE 昼の部「お祝い祭り♬」

 日時:2015年09月12日(土)開場14:30/開演15:00
 場所:三軒茶屋 国立音楽院
 出演:工藤真由
 曲目:
  01. Tomorrow Song~あしたのうた~
  --. トークコーナー(ゲスト:くどまゆバンドメンバー)
    音楽を始めたきっかけは?/ライブ中の失敗は?
  --. イラスト対決
    お題「五條真由美」
  02. しょで!しょで!だんしんぐっ!
  03. ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪~∞UNLIMITED∞ ver~
  04. プリキュア~永遠のともだち~

■工藤真由 BIRTHDAY LIVE 夜の部「MAYU FES 2015☆~My Smile~」

 日時:2015年09月12日(土)開場18:30/開演19:00
 場所:三軒茶屋 国立音楽院
 出演:工藤真由
 曲目:
  01. my partner
  02. プリキュアfly
  03. 笑ったら最強!!
  04. My sweet days
  05. For My Friends
  06. 君のそばで
  07. ずっと…。
  08. 負けない
  09. secret base ~君がくれたもの~(guitar:工藤真由)
  10. 人生☆レボリューション
  11. chocolate love
  12. プリキュア5、スマイル go go!
  13. ハートキャッチ☆パラダイス
  14. たとえどんなに離れていても
  --. Go My Way!

(本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

【会場】

先日の台風影響により、当初予定されていた会場が使用不能に。急遽、場所を変更して行われました。
よく昨日の今日で見つかったなぁ…。スタッフ様、お疲れさまでした。

この変更により、元々はキャパ70人だったのに300人になってしまいました。広い。とにかく、広い。もはや整理番号が意味をなしていない…。
ここまで広いとガランとして寂しいんじゃなかろうか…と余計な心配が沸くほど。
ですがいざ始まってみたら、ほとんど気になりませんでした。むしろこれくらいでちょうどいい。いつもの狭さがおかしいんだ、きっと。
特に「ハートキャッチ☆パラダイス」の時は、感動するほどの広さを感じました。普通に、踊れる…!

場所が変わったせいでドリンク代がなしに。どういう販売ルールなのか良く分かりらない。
ただ会場内でドリンク販売自体はしており、「良ければ買って欲しい」という扱いでした。本当に、どんな販売ルール何だろう。。

急な変更で準備にも影響が出たのか、舞台中にもマイクの音量や照明に指示が飛んでいました。
くどまゆさんのトークでも「アットホームな空気でやるつもりだったのに、急に大事になった」とのこと。
そんな大変な状況の中、開催してくれたことに感謝。

【くどまゆさん】

29歳になられました。おめでとうございます。
お誕生日イベントは過去に何回も行われていますが、当日ぴったりに開催されたのは今回が初めて。
(ちなみにトゥインクルさんと同じ誕生日)

昼の部の衣装は物販Tシャツにショートパンツ。会場変更の影響のせいかどうか、異様に目のやり場に困る。いやちょうど目線の高さにですね。ええ。
夜の部は「ロックなシンデレラ」をイメージしたドレス。編み編みが大変に蠱惑的。ブログに写真掲載してくれるのを待とう。

物販は上述のTシャツと各種CD、チェキ券。また終了後には、くどまゆさんからプロマイドをお土産として貰えました。
毎回思いますが、終了後にお見送りをしてくれるのはとても嬉しいけれど、ひたすらに緊張する…。
今日も「わぁいプロマイドだー」「チェキも取れたよ~」と喜んでいる内に、通り過ぎてしまいました。目の前に本人がいるのに、何故に写真に気を集中するんだ。。

芸歴15年だそうなので、ちょうど人生の半分。私が知ったのは「プリキュア5」からですが、そこから数えても約8年。
その間、色んなことがあったな…。今日、改めてお唄を聞きながら、昔とはまた違った感じを受けて、再発見というか再認識というか、そんな感想を持ったライブでした。

【3曲目:笑ったら最強!!】

今日は「誕生日なので初心に返る」がテーマとのこと。
2曲目から9曲目まで、これまでの歩みを振り返る形で唄ってくれました。
この構成は良いですね。特に3曲目と4曲目が主題歌ではなく、イメージソングなのが良いな。
「プリキュアというビッグコンテンツを支えた、工藤真由の歩み」といった感じがびしびしと。
こういうストーリー性のある構成は嬉しい。長く活動をしているからこそできた構成だよなぁ…。

その3曲目。「笑ったら最強!」。当時この曲を聴いて、くどまゆ熱が高まった覚えがある。良い曲です。

 『笑ったら 笑えたなら 怖いものなんてないよ』
 『笑いたくて 笑えたなら 最強に平和な底力』
 『肩の力抜いて お日様ここに呼ぼうよ』
 『笑ったら 笑えたなら 100万回ほめちゃうよ』
 『笑いたくて 笑えたなら 天下無敵あかるい底力』
 『ぎこちなくたって 答えでなくたって つま先は未来にもう歩き出している』

「笑えたなら」。
つまり今現在、笑えていない。
笑える状況にはないし、答えだって出ていない。
それでも、つま先は未来に向かっている。

この歌詞は真理だと思う。もしも笑いたくて、笑えたなら、確かにそれが最強ですよ。具体的な解決策は、きっとその後についてくる。
当時、悩んでいたくどまゆさんを見かねて作ってくれた曲だそうですけど、私も辛い時はこの歌詞を思い出したい。
(蛇足ですが、「プリキュア5」のイメージソング(かつ夢原さんのイメージソング)だと思うと、また味わいが違います。劇中ではほぼ出てこないけど、夢原さんも葛藤していたのかもしれない)

なお。くどまゆさんたら、2番の歌詞が途中で綺麗に飛びました。
大丈夫。笑顔になれるなら、全然平気だ!

【4曲目:My sweet days】

「振り返る」というコンセプトの2ブロック目はオリジナルソング。
ミニアルバムが発売された当時、アニメイトさんのイベントに行ったりしたな。懐かしい。。

「My sweet days」はあの頃とは印象がかなり変わりました。
歌詞に出てくる『どんな日が私を待っているのかな』『たくさんのドキドキやトキメキで埋まっているよ』を越えた先が、今のこのライブ。
いわば「ハピネスチャージ」的な感じ。この手の「未来への夢や憧れを唄った歌」に、こういう視点があるなんて以前は思いもしなかったな。

【9曲目:secret base ~君がくれたもの~】

今回の一番の目玉。くどまゆさんによるギター!

6月のライブで「ギターをやる」と宣言した通りに、演奏を披露してくれました。
それもちゃんと歌付きで。
まぁご本人もおっしゃっていたように、たどたどしいところもありましたが、全くの初心者から練習1か月でこれは凄い。

くどまゆさん:
 「やばいくらいに手が震えてる…」

演奏が終わった後も、震えは止まらず。今日のライブで妙にミスが多かったのは、この演目の緊張のせいかもしれない。。
それでも「今までで一番よく演奏できた」とのこと。さすが。

「これまでを振り返る」という意味では、最後の締め。
初期のプリキュアソングから以前のオリジナルソング、(昼の部の曲を挟んで)、更に最近のオリジナルソングと続き、新しい挑戦のギター。
つくづくお誕生日イベントに相応しい良い構成だったなぁ。

【アンコール:Go My Way!】

「振り返り」の後は、新旧ごちゃまぜの曲を一気に。これはこれで「過去も全部まとめて、くどまゆ」感があって圧巻。

最後の曲は「Go My Way!」。そして盛大に歌詞を忘れ、スタート直後にストップ。唄い直しになりました。
やっぱり「secret base」の爪痕は深かった…。
ただそんな有様でも、再開後はやはり凄い。ぶっちゃけ全編通じてミスが多かったのですが(急な会場変更のような不運も含めて)、それらを底力でねじ伏せた感じ。

【感想】

何度も強調されていたように、これまでの歩みを改めて振り返った、お誕生日らしいライブでした。
普段はゲストを読んでいる昼の部も、今回は長年演奏されているバンドメンバーが登場。失礼ながらあまり意識はしていませんでしたが(くどまゆしか目に入っていない)、こういう方たちだったのか…。ずっと観てきているのに、知らない事ばかりだな。。

次回のライブは9月末。年末にも池田彩さんとのツーマンライブが予定されています。
10月前半にはお芝居。11月末にも何か予定が計画中らしい。
20代最後の1年、更なる活躍が楽しみです。

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感想:高梨康治 -CureMetalNite 2015-

2015年08月24日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
■高梨康治 -CureMetalNite 2015-

 日時:2015年08月23日(日)開場16:30/開演17:30
 場所:新宿ReNY
 出演:高梨康治(Keyboard)/藤澤健至(Guitar)/満園庄太郎(Bass)/茂戸藤浩司(Taiko)/Remi&ますだみき(Chorus)/市川義久(Drums)/渡辺一雄(Violin)
 ゲスト:田野アサミ、き乃はち、-KIJI-、工藤真由
 曲目:(間違いがあったらご指摘ください)
  01. プリキュア♪ハートフルビートロック!
  02. 堪忍袋の緒がきれました!(※修正しました)
  03. 暗黒の挑戦者
  04. 燦然!プリキュアオールスターズ
  05. レッツプレイ!プリキュアモジュレーション
  06. プリキュア・スマイルチャージ!
  07. オンリーワンダフル!【田野アサミ】
  08. 心のビートは止められない!
  09. 登場!謎のプリキュア
  10. 形勢逆転
  11. The Last
  12. 臨界
  13. 動天
  14. ドラゴンフォース
  15. (ログホライズン)
  16. (Fairy Tail)
  17. プリキュア大活躍!
  18. プリキュア・ハートキャッチオーケストラ!
  19. プリキュア~永遠のともだち~【工藤真由】
  20. 今よ!ファンタジスタドール【工藤真由/田野アサミ】
  21. プリキュア・ビートアップ!
  22. プリキュア!オープン・マイハート!
  23. (俺、 ツインテールになります。)
  24. 明日への戦い
  --. プリキュアオールスターズ大活躍!
  --. Over the Hills and Far Away
  --. 今よ!ファンタジスタドール【工藤真由/田野アサミ】(ダブルアンコール)

 (本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

【会場、開場】

昨年行われたライブから続くまさかの第2回。素晴らしい。とにもかくにも素晴らしい。
前回のライブではあまりの衝撃で、それから今日に至るまで繰り返し繰り返し曲を聴きまくりました。
そして期待通りに今回もとんでもない。早くも来年に期待したいです。これを知ってしまったら、もうCureMetalなしでは生きられない!

会場は新宿のReNYさん。お洒落な会場様でした。
中は半円形で、電光掲示がぐるぐると。
会場いっぱいに「Cure」の文字が踊ってるのはなかなかの圧巻。

物販はタオル、Tシャツ、ライト。あとガチャガチャ。中身は缶バッジと特賞の「アフターイベント」参加権。ずるい。欲しい。チャレンジしましたがダメでした。無念。

また、オリジナルカクテルも販売されていました。
品目は「何気なくさりげなく桜色」「太陽サンサンオレンジ」「いつでもそばにイエロー」「やるっ酒」「勇気りんりんグリーン」。
とりあえず「やるっ酒」にした。名前通りに酒だった。地味にアルコールがきつい。

舞台開始前には角川さんからのCM映像が、ばばんと映し出されました。なにこのイベント。
更には我らの春野さんのCMも流れました。なにこのイベント!

【スイートチーム】

物販コーナーの横には高梨さんが関わったプリキュアシリーズの展示も。
ラブギターロッドも置かれていました。これとフェアリートーンは遊んでも可。

そして舞台開始。初っ端からラブギターロッド!なんかもうそれだけで泣けましたよ。ハートフルビートロック!

更には5曲目のスイートさん変身バンク。昨年と同じく「ランランしよう」の謎の掛け声とともに始まったのですが…。
曲が始まるやいなや、舞台後ろの映像に、突如映し出されるフェアリートーン!
弾丸の如く飛来したそれを視認する暇もなく、周囲に五線譜結界が展開し、神々しい光に包まれて…。
おぉう…。メロディさんが、リズムさんが、ミューズさんが、ビートさんが。ご降臨なされた。。
映像設備があるのだから、何かやってきそうだなとは思ってましたが、まさか本当にスイートさん達が来てくれるなんて。。

そして絶望にも似た呆然の中、響き渡る「ランランラン」。
もう心の底から悟りましたよ。これは無理だ。実際の戦闘でも、こんな感じだったんですよね?
どこからともなくやってきた北条さんが「絶対に許さない!」と叫ぶと、周囲にこの音楽が満ちて、煌めく光に襲われるんですよね。
なんかもう、涙流してガタガタ震えて膝まづくしかないですよ。こんなの…こんなの勝てるわけないじゃないか。
ていうか、トリオザマイナーすげぇわ。よくこんな状況で戦おうなんて思えたな。

なんか曲を聴きながら、バスドラの凄さを肌身で感じました。
無理ですって、これ。なんでこんな相手に立ち向かえるの?
私もそんな強い人になりたい。嗚呼これが共有体験なのね。人は畏怖で分かりあえる。

8曲目もビートさん関連。ラジオでリクエストを募ったところ、1位になった曲だそうです。
この構成の影響で、今回のライブの主人公は私的にはビートさん。

【スマイルチーム】

変身曲に続いて、ゲストの田野さん登場。
登場時点で涙ぐんでいらっしゃいました。
うん。これは泣く。スイートさんに続き、日野さんらもやってきて変身してくれたんだもの。これは泣く。

唄うのはサニーさんのキャラクターソング。
イベントで唄うのは初めてだそうです。収録以来、唄うのも初めてだそうです。そもそも生演奏で唄うこと自体が初めてだそうです。
そして歌い終わった後の感想は、「とても気持ち良い」でした。ならばぜひまた唄って欲しい。

田野さんは開演前の説明も担当されていました。サニーさん、大活躍。

【NARUTO】

和太鼓に加え、ゲストの方による三味線と尺八が参加。格好いい。
これ本当に凄いですね。
和楽器+ロック+女児アニメ(プリキュア)+忍者(NARUTO)って、嫌味抜きで日本文化の先端ですよ。
パリで5000人の規模の公演したそうですけど、盛り上がりが容易に想像できます。

【くどまゆ】

みんな大好き・工藤真由さん。お唄はもちろん「永遠のともだち」。
去年も書きましたし、くどまゆさんも言及されてたように、このお唄は間奏が長い。
普段のくどまゆライブでは、メンバー紹介やら何やらを行う「間」になるのですけど、このライブに関しては間奏も本編。
お唄に集中すべきなのか、曲に集中すべきなのか。はたまた演者の誰に注目すべきなのか悩みまくり。贅沢なライブだ。。

2曲目とダブルアンコールでは田野さんと共に「ファンタジスタドール」OP。熱い曲です。くどまゆさんも跳ねまわっておられた。

【フレッシュ/ハートキャッチ】

フレッシュさんの変身曲は、手拍子やコールが楽しいです。
この曲に対してそういうことをするなんて概念は、昨年このライブに参加するまで露ほども思わなかったですけど…。
今年もコーラスのお姉さまがリードしてくれて、「ああなるほど。この曲はこうするのが正しい楽しみ方だったのか…」と発見することしきり。

ハートキャッチさんのは、ひたすらに明るく楽しげ。
北条さんからは畏怖と終末を強く感じますが、花咲さんのは愉悦と恍惚が満ち溢れてますね…。
砂漠の使徒も、通りすがりの民間人も、訳も事情も分からないまま癒されるわけだ。。
大画面で踊り狂う花咲さんの映像のせいで、ただでさえ舞台のどこに集中すればいいのか悩んでたのに、増々大混乱に。

【感想】

「本格的な演奏と、ゆるいトーク」(高梨さん談)は今年も健在。ギャップが凄い。
そして全編を通して、盛り上げよう・楽しくしようとのサービス精神をばしばし感じました。
同時に、一番楽しんでるのは高梨さん本人だろうな、という気配もびしびし感じました。
ところどころアクシデントもありましたが、それも含めて大盛り上がりのライブでした。軽く酸欠になって、ふらつくぐらいに。

構成や曲目の大筋は、昨年と同じ。ですが同じことの繰り返しと言った感はなく、更にパワーアップ。
特に23曲目。「CureMetalの進化系」と銘打っての演奏は凄かったです。番組タイトルのアレ具合とは裏腹に。
アンコール2曲目のカバーも、「子供の頃から好きで、このメンバーでやったら格好いいのではないか。これからこういう曲をやりたい」と選んだとのこと。
ここ以外でも「進化」といった表現は端々に登場し、これからの展開もとても楽しみです。
このまま来年も、今よりも更に大きくなってイベントが開かれたら嬉しいなぁ…。

【蛇足】

前回のライブの時にも思いましたが、演奏されているのは本来はBGM。リンクしてプリキュアさんの映像が目に浮かびます(いや今回は本当に映像も流れたけど)。
いわばこのライブ自体が、「プリキュアオールスターズ」の新作です。

ストーリー的にはビートさんメインで、敵に襲われて悩んだりしつつ、特にサニーさんとの交流を経て、何かを悟る感じでしょうか。
ビート&サニーって、NS1の時に面識はあるはずですけど、あんまり本編では絡んでそうな感じがないですね。色々と妄想がはかどりそう。。

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感想「WELCOME TO MAYU PARTY☆」「Go My Way!Ⅱ~Going MAYU Way☆~」

2015年06月23日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
■WELCOME TO MAYU PARTY☆

 日時:2015年06月21日(日)開場13時00分/開演14時00分
 場所:ライブハウスDOMe柏
 出演:工藤真由、HIROKI(ゲスト)
 曲目:
  01. プリキュア~永遠のともだち~
  --. トーク
  --. イラスト勝負
  --. ダンス
  02. Tomorrow Song ~あしたのうた~
  03. 人生☆レボリューション
  04. プリキュア5、スマイルgo go!

■Go My Way!Ⅱ~Going MAYU Way☆~

 日時:2015年06月21日(日)開場18時00分/開演19時00分
 場所:ライブハウスDOMe柏
 出演:工藤真由
 曲目:
  01. Go My Way!
  02. ずっと…
  03. 負けない
  04. ララルー ♪OYFUL
  05. きみのそばで
  06. あったかいんだからぁ♪
  07. Lover,Come Back To Me
  08. In The Mood
  --. (衣装チェンジ)演奏/ハートキャッチ☆パラダイス
  09. ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪ ~∞UNLIMITED∞ ver.~
  10. 誓うこと -Summer Side After-
  11. my partner
  12. chocolate love
  13. プリキュア5、フル・スロットルGO GO!
  14. My sweet days
  --. For My Friend
  --. Go My Way!

 (本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

【くどまゆさん】

昨年9月末ぶりにライブに参加してきました。
心配されていた雨も、降ったりやんだりしつつ、傘なしでもどうにかなる程度で落ち着いてくれた。
くどまゆさんは晴れ女。

久々に拝んだくどまゆさんは、以前にもまして輝いておられました。
というか、本当に物理的に輝いてた。
照明の関係か何なのか、終始、体の輪郭が青く発光されていた。おぉ…。

あと全体的に以前よりも健康的に丸くなっていらっしゃった。
以前までが痩せすぎだったとも言う。

【ゲスト】

昼の部。
妙に女性の方が多いと思ったら、ゲストのHIROKIさんお目当てだったようで。
公式ブログでは「HIROKIがどんな人なのかはワンマンライブでお話します」などと意味深なことが書かれるわ、失礼ながら何の方か知らないわで、「すわ結婚報告か」「いやいくらなんでもゲストとして呼んで発表するのはチャレンジャーだろう」などと考えましたが…。

紹介によれば、学生時代のスクール時代の先輩・後輩だそうで。
先日、お芝居「大正浪漫探偵譚」の縁で再会し、その流れで今回のゲストに繋がったそうです。
うむ。確かにブログで紹介するにはややこしい関係かもしれない。。

トークのお題は「(ふたりの)関係」「最近、印象に残ったこと」「何か一言」。
内容としては、ざっくり言えば上述の関係性の説明です。文章で書いても面白みが全く伝わらないと思いますが…。
改めて思い返すと、内容としてはこれだけのはずなのに、楽しかったのはなぜだろう。これがトーク力か。

恒例の対決は、今回はイラスト。お題は「ふなっしー」「アラレちゃん」。
お二人とも妙に上手い。あからさまに間違ってるとか、明らかに上手過ぎるでもなく、妙に上手い。
結果、例の如く、くどまゆさんの敗北。罰ゲームはいつものようにモノマネです。
くどまゆさんの十八番と言えばキュアミントですが、今回はお題の「ふなっしー」と「アラレちゃん」を。
跳ねるふなっしーは意外に似ておられる。

書いたイラストは、じゃんけんによりプレゼントされました。
なお、お客さんの男女比率は、ぱっと見た感じ男性:女性が3対1くらい。
にもかかわらず、ほとんど女性が商品獲得していったように思う。(おひとりで二回勝った強者も)

その後の、くどまゆさんの私物プレゼントも同様。無闇に女性客が勝ち残る。強い。この差は何だ。
もはやくどまゆさんの私物である価値がない気もする…。
(機転を回して、HIROKIさんも追加でサインを入れてくれてました)

ゲストコーナーの最後は二人でダンス。
昼の部はステージ上に楽器もなく、かなり広々。
曲は「リトルマーメイド」から「アリエルになりたい くどまゆwithセバスチャン」。
(うろ覚えですけど、馬車のシーンの曲でしたっけ?)
先ほどまでのトークの具合とは打って変わって、ダンスはやっぱり格好いい。
終わった後、寄る年波に勝てずにぜぇはぁしてるくどまゆさん可愛い。

【お唄】

段々、いかにプリキュアソングを組み込むかのパズルになってきてる気がする…。
この1年でオリジナルソングが増えたことにより、「プリキュア歌手のライブ」から大きく変わってきたように思います。
お遊び曲あり、カバー曲あり。これくらいのバランスが、個人的には好きかもしれない。

久々に「ララルー ♪OYFUL」を聞けたのは嬉しかったな。
(記憶が正しければ過去に1回しか唄ってない?)
毎回書いていますが「スイート」OPも好き。振り付けの、くるりと回るところがとても好き。
夜の部11曲から13曲の、自暴自棄ぶりな流れも最高です。脳と体が訳の分からないことに!

それと「My Sweet Days」。
ライブで聞くまで思いもしなかったけど、こうして聞くと、以前と意味合いが違って聞こえる。
発表当時は純粋にこれから起こる事に夢描いていたのが、今だと、歌詞で唄われている「時には悲しみに 立ち止まる日があるけれど」を経験したその後というか。
その上でまた未来を思い描いて進んでいく、そんな強さを感じます。
曲が育つのは凄いな。夜の部の最後に持ってきたのも分かる。

なお「最も歌詞を間違えた」ライブだった気がする。
テンション上がりまくってたんだろうか。
むしろ良いものを見た、うん。

【まゆとも】

入場時に非常に親切にしていただきました。ありがとうございます。
(そしてお世話になっておきながら、挨拶もせずに帰ろうとしてしまった。申し訳ありません)
長年来のお付き合いの方とも、初めてご挨拶させていただきました。

昼の部では主に最前列の方たちが、ゲストさんお目当ての女性の方に、椅子を譲っていらっしゃいました。
こういう姿勢は、私も見習いたい。
まぁ正直なところ、あの方たちはくどまゆさんには興味ないんだとは思いますが、だからこそ良い席で見て貰って、また来てくれると嬉しいな。
ぶっちゃけ私らは、柱の陰とか別の階とかの席だったとしても、やっぱり感動してまた次回も行くでしょうし。

また、「昨年の池田彩さんとのライブで知り、今回初参加」という方と隣席になり、少しお話ししました。
ファンが増える。これほど喜ばしいことがあろうか。

【感想】

弟さん勤務のこのライブハウスでの公演は2回目(多分)。
独立して2年目のワンマンライブでもあります。
実際のところ、独立しての苦労とか良かったこととか、素人の私には分かりませんが、数年前と比べると歌声が伸び伸びとしていて、それだけでも「応援してきて良かった」と思えます。

もう本当に、くどまゆさんのお唄を聞くと、妙な元気が湧いてくるんですよ。なんなんだろう、これ?
多分「夢原さんを見て活性化するプリキュア5チーム」と同じ状況ですよ。もうついていくしかないんですよ!
(と言いつつ私以外にはどうでもいい蛇足ですが、今回のくどまゆさんは夢原さんというより花咲さんに見えた。これまたなぜだろう…?)

次回のワンマンライブは9月12日。お誕生日ライブです。「クイズの日」と覚えよう。

その次回ではギターを練習して披露するとのこと。確かにイメージ的には似合う。とても格好良い。
別の方の話で恐縮ですが、ほとんど趣味のようなノリでギターに手を出し、そのまんまガールズバンドとして活動した声優さんもいるくらいなので、新境地が楽しみです。

またオリジナルグッズとして、「まゆるキャラ」のキーホルダーが販売されました。全3種。
「自分で自分をモデルにした、ゆるキャラを作るのは如何なものか」という葛藤を抱えつつ、構想としては5種に増やし、戦隊式にしたいそう。

全体的に「何かの節目」というより「次回へと続いていく」雰囲気があったように思う。
くどまゆさんを知って、そろそろ10年弱(!)になりますが、マンネリになるでもなく、次を楽しみにできるのがとても幸せです。
次回も行こう。必ず行こう。そしてくどまゆさんを崇めたい。

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感想:高梨康治-CureMetalNite vol.1

2014年08月24日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
昨日に引き続き、キュアメタルナイトに行ってきました。(前回の感想はこちら

■高梨康治-CureMetalNite vol.1-

 日時:2014年08月24日(日)開場15:30/開演16:30
 場所:表参道ground
 出演:高梨康治(Keyboard)、藤澤健至(Guitar)、満園庄太郎(Bass)、茂戸藤浩司(Taiko)、山口“PON”昌人(Drums)、Remi&ますだみき(Chorus)
 ゲスト:工藤真由、田野アサミ(前説アナウンス)
 曲目:(間違いがあったらご指摘ください。※修正しました。ありがとうございます)
  01. 燦然!プリキュアオールスターズ
  02. プリキュア♪ハートフルビートロック!
  03. 暗黒の挑戦者
  04. レッツプレイ!プリキュアモジュレーション
  05. プリキュア大活躍!
  06. 不屈の闘士たち
  07. 登場!謎のプリキュア
  08. 出でよ!ネガトーン
  09. プリキュア~永遠のともだち~【工藤真由】
  10. MOON~月光~ATTACK【工藤真由】
  11. 宿命の戦士
  12. プリキュア・ビートアップ!
  13. プリキュア!オープン・マイハート!
  14. FAIRY TAIL メインテーマ(?)
  15. 和太鼓VSドラム
  16. 「ログ・ホライズン」メインテーマ(?)
  17. NARUTO-ナルト- 疾風伝(?)
  18. 友情のハーモニー
  19. プリキュア・スマイルチャージ!
  20. プリキュア・ハートキャッチオーケストラ!
  21. 堪忍袋の緒がきれました!
  22. 明日への戦い
  23. プリキュアオールスターズ大活躍!
  --. 今よ!ファンタジスタドール【工藤真由】
  --. Pride
  --. 燦然!プリキュアオールスターズ(ダブルアンコール)

 (本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

【2日目】

高梨さんの「君たちが史上一番早く『キュアメタル』のチケットを買ってくれた、真のキュアメタリストだ!」で始まった今回。
2日目にして本編です。
昨日も凄かったが、今日も凄かった。

単純な体力は既に昨日で使い切ってるはずなのに、代わりに充填された何かに突き動かされ。
本日も最初から最後まで走りっぱなし。
途中、曲が止まったり火が消えなかったり和太鼓のバチをへし折ったりとアクシデントがあったのも、もはや演出の内!
得難い時間を過ごすことができました。
いや、実際バチをへし折ったのは演出ですけれど!

高梨さん:
 「皆も好きなNS3のプリキュアが夢から覚めるシーン」
 「あそこのラブのセリフが好き」
 「失敗してもやり直せる!」

まさしくその通り!
というわけで、失敗してもやり直せるんです。
曲の破壊力と、幕間の緩さのバランスが絶妙過ぎて癖になりそう。

【セットリスト】

曲は基本的に昨日と同じ。違うのは2曲だけ。
だけどその2曲の違いがかなり効いています。

一つ目はハミィ女史による「友情のハーモニー」。
Remiお姉さんの唄うメロディが清らかに。
不幸のズンドコに落ちても、きっと大丈夫。このお歌を聞くと素直にそう思えます。

Remiさんはステージ上では「萌え担当」(高梨さん談)。
眼鏡にへそ出しな格好は「ミューズ」(高梨さん談)と評されてました。
だけど唄うととても神秘的。凄い。

もう御一方の歌のお姉さん・みきさんも物凄い。
6曲目「不屈の闘士たち」のシャウトを始め、全編通じてパフォーマンスが熱い。
とにもかくにもお姉さんの動きを見ながらライト振ってましたよ。すんごい楽しかった。

昨日との違いはもう1曲。ダブルアンコールの「燦然!プリキュアオールスターズ」。
通常のアンコール前に高梨さんはおっしゃった。「アンコール仕込んでないライブなんてあるの?」。
まぁ実際のところ、その通りなわけで。ぶっちゃけ1回目のアンコールは予定調和な部分があります。

だからこそ、ダブルアンコールは滾るものがあります。
誰が言い出したわけでもなく、通常のアンコールの後、自然とコールが鳴り響く。
会場の時間都合なんかもあるので、盛り上がった=ダブルアンコールというわけでもないのですけれど、今日は会場が止まらなかった。

高梨さん:
 「これが本当のアンコール!」
 「もう一度頭からやる勢いで…とはいかないけれど!」

の言葉も高らかに、始まったのは1曲目と同じ「燦然!プリキュアオールスターズ」。
最後の最後が1曲目…なのはなかなか熱い。
そうですよ、これで終わりじゃない。プリキュアさんの戦いが続くように、また次があるんです。

ダブルアンコールの盛り上がりは尋常じゃなかったです。
1曲目の時はいなかった工藤真由さんも舞台に上がり、謎の勢いで踊り狂う。
やばい。くどまゆさんが、とても楽しそう。

【感想】

高梨さん:
 「(前列でタオルを振ってる)お客さん見てるとすごい幸せ」
くどまゆさん:
 「昨日からずっと幸せって言ってる」

その言葉通り、高梨さんは本当に楽しそうでした。
私らも夢中で盛り上がってましたが、多分、一番楽しんでるのはご本人様だ。
なんかもうその空気がこちらも伝わってきて、更なる幸せを産む好循環。

勢い余って盛り上がったか、突然にWEBラジオ「アキバ鋼鉄製作所」の録音も行われました。
みんなで「アキバ鋼鉄製作所!」と叫ぼう!それをOPにするから!
というわけで、急遽録音が行われました。本当に、今その場で思いついたような勢い。
アンコールの後には写真撮影もあったりしました。

ダブルアンコールの前、キュアキンニクこと和太鼓の方から、高梨さんのこのライブへの想いが語られました。
ぶっちゃけのところ、BGMはこうやって演奏することが想定されておらず、曲に対して演奏人数は多いし、楽器も多いし、もちろん版権関係もあるしで、かなりのお金がかかるそうで。
それでも「ファンのために」「約束したから」と、高梨さんがお金もがっつり負担して、今日この日が実現したそうです。
本当にありがたいです。会場中からも自然と「ありがとう」の大合唱。

まさか生で聴ける日が来るとは思わなかったし、想像をはるかに超えるライブでした。
10年前の自分に「今日こんな日が来るから、絶対にプリキュアを見続けろ」と念を押したい。
そして願わくば、第2回・第3回と続いて欲しいです。また絶対行こう!

(前回の感想はこちら

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感想:高梨康治-CureMetalNite vol.1- 追加公演

2014年08月24日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
「キュアメタル」でお馴染み、高梨康治さんのライブに行ってきました。
今やプリキュア関連のライブは数あれど、「キュアメタルの生演奏は史上初」!
行って良かった。本当に行って良かった…!

■高梨康治-CureMetalNite vol.1- 追加公演

 日時:2014年08月23日(土)開場17:00/開演18:00
 場所:表参道ground
 出演:高梨康治(Keyboard)、藤澤健至(Guitar)、満園庄太郎(Bass)、茂戸藤浩司(Taiko)、山口“PON”昌人(Drums)、Remi&ますだみき(Chorus)
 ゲスト:工藤真由、田野アサミ(前説アナウンス)
 曲目:(間違いがあったらご指摘ください)
  01. 燦然!プリキュアオールスターズ
  02. プリキュア♪ハートフルビートロック!
  03. 暗黒の挑戦者
  04. レッツプレイ!プリキュアモジュレーション
  05. プリキュア大活躍!
  06. 不屈の闘士たち
  07. 登場!謎のプリキュア
  08. 出でよ!ネガトーン
  09. プリキュア~永遠のともだち~【工藤真由】
  10. MOON~月光~ATTACK【工藤真由】
  11. 宿命の戦士
  12. プリキュア・ビートアップ!
  13. プリキュア!オープン・マイハート!
  14. FAIRY TAIL メインテーマ(?)
  15. 和太鼓VSドラム
  16. 「ログ・ホライズン」メインテーマ(?)
  17. NARUTO-ナルト- 疾風伝(?)
  18. プリキュア・スマイルチャージ!
  19. プリキュア・ハートキャッチオーケストラ!
  20. 堪忍袋の緒がきれました!
  21. 明日への戦い
  22. プリキュアオールスターズ大活躍!
  --. 今よ!ファンタジスタドール【工藤真由】
  --. Pride

 (本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

【開場・開演】

会場は超満員。中ではサントラが流れ続け、始まる前からテンションが上がりっぱなし。
唄ではなく演奏メインのライブは初参加だったこともあり、何が起こるか分からない期待感が半端ない。
え、なんで和太鼓が用意してあるの?とか、さすが楽器の数が違う!とか、錯乱しながら待つこと1時間。
いざ始まったらごちゃごちゃ考える余地もなく、ノンストップで走り抜けました。
サウンドが全身を貫くこの心地よい感。無意識の内に体が動いて止まらない!

【セットリスト】

正直自信はないのですが、なけなしの記憶と、演者の方が残したセットリストおよび帰宅後に聞き直して作ってみた。
間違いあったら指摘をお願いします。

物凄く豪華です。まさに聞きたかった曲が満載。
特にラブギター聞けたのに狂喜乱舞ですよ!
格好いい!ハートフルビートロック格好いい!ばきゅん!!

ですがここまで豪華だと欲も出る。

高梨さん:
 「あれもやりたいこれもやりたかったが、入れられなかった」
 「聞きたい曲があったら教えて欲しい」

嗚呼、本当にあれも聞きたいしこれも聞きたい。
凄いですね…。改めて考えると、壮絶な曲数がありますし。

【工藤真由さん】

我らのくどまゆさんもゲスト出演。
しかしながらセットリストを見て欲しい。
何かがおかしい。とてもおかしい。

高梨さん:
 「無茶ぶりをしてみました」
くどまゆさん:
 「次に唄うのは持ち歌ではないです」
 「(着用していた黄色いドレスが)似ているでしょ?」

そして放たれたのはまさかの「MOON ATTACK」。
ここで月光ソングか…!しかもくどまゆさんで…!

アンコールも工藤真由さんによる「ファンタジスタドール」。
壮大な遊びが行われています。今、私たちは何を見ているんだ。。

もちろん本来の持ち歌も。

高梨さん:
 「この二人なら、何をやるかは決まってるよね」
 「ここで、ごーごーはやらないよ?」

そういったわけで、くどまゆさんの代表曲「永遠のともだち」。ファリーの口上付き。
このお歌、間奏が非常に長いです。普段のライブではその間にバンド紹介や挨拶をしたりしてるのですが…。
今回のライブではむしろ演奏の方が主役。す、すげぇ。歌と演奏の、どっちに耳の焦点を当てていいのか分からない…!

いつものくどまゆライブも勿論凄いのですが、作曲者による生演奏は破壊力が違いました。
オーラがステージ上を埋め尽くしていて、密度が押し寄せてくる。
音が、物理的に私らを覆い潰していく。。

【感想1】

上述の通り、歌なしライブに参加するは初めて。
正直言ってどうやって盛り上がったらいいのか、良く分からずに行きました。
コールや手拍子は、なんか違うような…?

ですが、始まってみたらそんな悩みは消滅。
考えるまでもなく、体が動く動く。
全身にずっと力が入りっぱなし。

曲の力もさることながら、パフォーマンスが上手い。
細かいところで客席を誘導してるんですよ。
だからこちらも自然と「なるほど。こうするのか」と合わせられる。
しかも落ち着いて今考えると、何がどう誘導になってるのかさっぱり分からないのに。
何を言ってるのか分からないと思うので、例を出そう。

高梨さん:
 「次はランランランです。みんな、ランランランしたいよね!」

これは分かる。そう、ランランランです。
レッツプレイ!プリキュアモジュレーション!!
飛来するフェアリートーン。煌めく五線譜結界。そしてどこからともなく聴こえてくる「ランランランランランランラーン♪」。

高梨さん:
 「次は跳ねろ」

跳ね…え…?
まずBGMを聞いて「跳ねる」という概念はない。
あるにしても、どう跳ねろと。

しかしながら曲が始まって納得です。
プリキュア!オープンマイハート!!
固く閉ざされた心が開き、過去を抱きしめ未来にチェンジ。弾ける笑顔が高速回転し、そして誰からともなく「跳ねる」。

うん、確かにこれは跳ねるしかない。
曲が始まった途端、コーラス担当のお姉さんたちが素晴らしい笑顔で跳ね始め、その直後に誰もが理解し、一斉に跳ねてた。
ていうか、めちゃくちゃ楽しいですね、これ。
なるほど。花咲さんたちが笑顔なわけだ。
こんな楽しみ方があったのか…。

【感想2】

ステージ上のパフォーマンスも目を離せず。
ベースが物理的に火を噴き、和太鼓が鳴り響き、汗がしたたり、キーボードを手に駆け回り。
客席と拳をぶつけ合い、鍵盤が叩かれる。

曲が物凄いのに、高梨さんのトークは絶妙に力が抜けてるのも素敵でした。
多分、誰よりも高梨さん自身が楽しんでおられたのだと思う。
全身から伝わってきた。

このライブは行かなきゃ嘘です。本当に。
プリキュア系のライブにはそこそこ参加していますが、1回の公演でここまで疲労したのは初めてかもしれない。
エネルギーを根こそぎ消費して、それなのに何だかわからないパワーが全身に満ちていく…。

明日もこのライブが聴けるなんて、贅沢過ぎて信じられないくらい。
まだ終わっていないのに気が早いですが、第2回・第3回も是非とも企画して欲しいです。
絶対にまた行こう。

【蛇足】

主題歌や挿入歌と違い、BGMは特定のシーンを想起しません。
それなのに明確にプリキュアさんであり、「どんなシーンか」は思い描ける。
これは実際に聞くまで発想もしてなかったけど、いざ聞くとかなり大事な要素でした。

何が言いたいかというと、このライブ自体が「プリキュアオールスターズ」の新作なんですよ。
このセットリストを聞きながら目を瞑ろう。ほら、全くの新作が脳裏に浮かんできた。

 [プリキュア登場!]
 →[唸れ!ハートフルビートロック!]
 →[敵、強い!]
 →[メロリズが来てくれた!]
 →[一方その頃、立ち上がるオールスターズたち]
 →[キュアミューズ VS ネガトーン]
 →[挿入歌:永遠のともだち]
 →[月光さん、到着]
 →[でも辛い戦い]
 →[フレッシュ参戦]
 →[ハートキャッチ参戦]
 →[みんなの力を!ミラクルライトを振ろう!]
 →[スマイル参戦]
 →[今こそ万感の思いを込めて!ハートキャッチオーケストラ!!]
 →[それでも倒れぬ敵]
 →[明日への戦い]
 →[プリキュアオールスターズ大活躍!]

孤軍奮闘するスイートに、何かを乗り越えたハートキャッチが復帰して、フレッシュ・スマイル組の支援を受けて戦う感じでしょうか。
ライブ中も「次どうなるの?次どうなるの!?」と興奮が止まりませんでした。
ほぼ全編、感極まって泣いてた気がする。

[追記]
 2回目の公演にも行ってきました。感想はこちら

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感想:アニめぐろ 2014 Summer at duo MUSIC EXCHANGE(工藤真由さん出演)

2014年07月21日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
開催前日にチケット買ったところ、まさかの整理番号一桁。
「これお客さんいるのか」「いや別売りの番号と別扱いなんだろう」と戦々恐々としながら行ってきました。

■アニめぐろ 2014 Summer at duo MUSIC EXCHANGE

 日時:2014年07月20日(土)開場16:00/開演16:30
 場所:渋谷・duo MUSIC EXCHANGE
 出演:ひつじを愛でる会、伍皇参姫、イア、TONE 5mg、美雪、Fiery zeal Production+、Rosaire
 ゲスト:工藤真由
 セットリスト:
  01.Tomorrow Song~あしたのうた~
  02.プリキュア5、スマイル GoGo!
  03.ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪~∞UNLIMITED∞ ver.~
  04.GoMyWay!
  05.キミがいる
  06.プリキュア~永遠のともだち~
  07.プリキュア5、フル・スロットルGoGo!

 (本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)
 (本ブログは工藤真由さんを病的に崇拝しています。くどまゆ中心の感想になることをご容赦願います)

【開場】

場所は渋谷のライブハウス密集地帯。行ってみたら物凄い人の数でした。
どう考えても、昨日買ったチケットに書かれている整理番号と辻褄が取れません。
なにこれ。どうやって入場すればいいの。私、もう帰りたい。。

泣きべそをかきつつも待つことしばし。
どうも隣接した別会場の人たちも周囲にいたせいで、物凄い規模に見えていただけの模様。
番号の方も特に問題なく、額面通りの順番で入場できました。かといって人数が極端に少ないわけでもなく…。
キャンセルが出たので、欠番が取れたとかなんだろうか。

【会場】

行ってから思い出しました。ここ、2010年のTEUCHIの会場だ。(当時の感想記事)
くどまゆさんが樹元オリエさんや仙台エリさんと「ハートキャッチパラダイス」踊ったステージか。懐かしい…。

収容人数は700人だそうで。何せ最初期に入場したので、会場がただただ広いです。
行こうと思えば余裕で最前列に行けますが、どう考えてもそんな空気じゃない。
しばらくうろうろした末に、用意されていた椅子席に落ち着くことにしました。

【演目】

それぞれ30分ほどの持ち時間で、5曲前後を演奏・熱唱。
ゲストの工藤真由さんの出番は一番最後でした。その後、出場チーム全部集まってのグランドフィナーレで締め。
出場数が多いので、時間も必然的に長くなり、最後の歌が終わったのは22時前。5時間以上か…。

ただそれぞれのチームごとに個性があり、時間の額面ほどには長く感じませんでした。
ラブライブもアイカツも、昨今の曲もいわゆる熱血系も知らないので、ちょっと心配はしていましたが、これはこれで楽しい。
なまじ普段と違うだけに、新しい発見があるのがいいですね。特に「ジェットマン」のEDが気になりました。(新しい発見…?)
(調べたら「ハヤテのごとく!」でカバーされてるのか。演者さんは元祖からの引用のようでしたが)

【お客さん】

大変に失礼ですが、観客のお姉さんに物凄く格好良い方がお一人いたので書きたい。
コールの動きが完璧なんですよ。キレが凄い。
動作の静止がびしりと決まり、全く同じ高さや同じ角度で腕が動く。
両足はちゃんと床に接地して微動だにせず、後ろから突き飛ばしてもよろめかないんだろうな…と思えるほどの安定感。
片手にコップを持っていたのですけど、いっぱいに入ってるのに零れないんですよ。どうなってんの!

派手に動きすぎて周囲に迷惑をかけてる人は珍しくもないですが、このお姉さん、その辺も完璧です。
一辺1メートルくらいの空間から出ることなく、境界線が傍から見えるほど。
あれが制空圏って奴か…。初めて見た…。あの領域に入ったら、確実にやられますね。。

なんかもう「あれはこの会場にいるスピリットです」と言われても納得しそうでした。格好いい。

【くどまゆ】

待ちに待ったくどまゆさんはラストの登場。
正直、かなりの疲労感があったのですが、お顔を見た瞬間に吹き飛びました。
この時点で開始から4時間が経過。ライブ2回分相当の時間を経ていたのに、「さあ今から開始だ」と体が臨戦態勢に。私らもよく訓練されている。

衣装はイメージカラーとして定着してきた黄色のドレス。
普段よりもキラキラさせてなかったのは、会場の雰囲気に合わせたんでしょうか。

用意された曲は、定番と言えば定番。
このタイプのイベント、この曲数の時のいつもの編成です。
オリジナル曲枠が「人生☆レボリューション」から新曲に移行したくらいか。

が、個人的には「ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪」を入れてきたことに感動。
調子を崩されて最も影響が出たのがこのお唄なんですよね。
もしも私が同じ立場だったなら、「スイート」は絶対避ける。代わりに「ハートキャッチ☆パラダイス」やる。

だけどくどまゆさんは、しっかり「スイート」を入れてきた。
しかも、きっちり唄い切りました。崩されて以降で、一番良かったんじゃなかろうか。
最後のサビ前のクルリと一回転するところが大好きなのですけど、心なしか、いつも以上に気合い充実して見えました。

「永遠のともだち」の間奏では、まさかのフェアリートーンも。

ファリー:
 「みんな、騒ぐファファー」
ラリー:
 「来てくれてありがとうララ~」

何故にラリーなのかは置いておいて。(ファリーはお気に入りだそうです)
何の前振りもなくやられたので、くどまゆ目当てで来た人以外は、何やってるのか分からなかったんじゃなかろうか。
ファンサービス感あって嬉しいです。

「永遠のともだち」は高梨康治さん作曲。
当時、「間奏がやたら長い。削ろうか?」と言われたそうです。
くどまゆ答えて曰く「削らないで欲しい。長いなら、その間にトークする」。
実際、様々なイベントで上手くこの時間を使われています。
苦労もされてるみたいですけれど…。

その流れで8月のキュアメタルの告知も。

くどまゆさん:
 「真の『永遠のともだち』が聴けます」

確かにそうだ。ただでさえ楽しみでしたが、そう聞くと更に高まります。
(23日分はまだ多少はチケットあるそうです)

【くどまゆ2】

本イベントはアニソンのカバーライブ。
くどまゆさんとアニソンの親和性は、若干心配でした。
「プリキュア」好きと、「アニメ」好きは、微妙に違うところに住んでいますし。

ですがそんな心配は杞憂でした。
客席はしっかり盛り上がったし、というか他の出演者の方のノリがおかしかった。

さっきまでステージ上で唄ってたお姉さんが、ステージ衣装のコスプレ姿のまま、隣りの客席でくどまゆさんに声援を送っていたり。
「プリキュア5の時にCDにサインを貰いました」という演者の方が最前列にいたり。
「活動休止中だったが、同じく休止中のバンド複数と合体して急きょ出場を決めた。ゲストに工藤真由さんが参加すると聞いて」なんて人も。

まぁ上記3つ、全て同じバンドの方々でしたが、熱量が凄いですね。
ていうか、サイン貰った人と同じステージに立つとか格好いい。

【感想】

正直なところ、行く前はあまり乗り気ではなかったけれど、いざ行ってみたらとても楽しかったです。
ただ、椅子に座れてたなかったら、きつかったかもな…。
純粋に体力が足りていない。

今後の予定としては、8月のアニサマにキュアメタル。
9月には演劇「リボンの騎士」に、お誕生日のワンマンライブ。
目白押しです。すげぇ。

アニサマを前に、くどまゆさんを見られて良かったです。
プリキュア代表の一人として、ぜひ腕力パンチをかましてきて欲しい。
残念ながらチケット取れなかったので現地に行けませんが、ご健闘をお祈りしています。

【蛇足】

最後の退場のアナウンス(周囲にたむろせず帰りなさい、とか)の際。
くどまゆさんがアナウンスに合わせて、ジェスチャーゲームを延々やっていました。
何やってるの、あの方。こういう機転は本当に素晴らしい。くどまゆさんは見ていて楽しいです。

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感想:はっぴぃはっぴぃどりーみんぐプロデュース Vol.7 「ひとひら」(工藤真由さん出演)

2014年07月19日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
間が空いてしまいましたけど、これだけは書いておきたかったので。

■はっぴぃはっぴぃどりーみんぐプロデュース Vol.7 「ひとひら」

 日時:2014年07月06日(日)開演19時00分
 場所:中野・ウエストエンドスタジオ
 出演:工藤真由
 詳細は公式サイト参照

(本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

数年前に樹元オリエさん主演でアニメ化された「ひとひら」の、演劇化。
極度のあがり症の娘さんが、高校入学後に演劇部に入るお話です。
失礼ながら原作もアニメも未見なのですが、楽しく見ることができました。

舞台劇はリアルに目の前でやるわけで、映画ともアニメとも漫画とも違う。
ステージは限られているし、小道具の数にも限界がある。特殊効果は基本的に使えないし、やれることにも制限が出ます。
が、それらを演出で逆手にとれるんですよね。

工藤真由さん出演ということで先日見に行った「ゆめゆめこのじ」は空間の使い方が面白かった。
遊郭が舞台の芝居で、ステージ手前にスペース、上手と下手に部屋が1つずつ…の構成で、前半はそれぞれが別々の空間として使われてました。
物語的にもお互いの誤解や対立が中心になっており、分断されたステージとシンクロしていた。

これが後半、登場人物らが合流し、和解しあうところで一転。部屋の扉をすべて開け、一気に空間が開けました。爽快感。
更にラスト、諸々の事情で死別したり決裂し、登場人物はばらばらに。残された一人が、広々とした空間に一人佇む…。
先ほどまで爽快感があった空間なのに、今度は寂しさばかり。
全く同じステージ上で、単に扉を開けたり閉めたりして、照明を変えてるだけなのに、受ける印象が見事に変わる。
「ステージや小道具に限りがある」からこそ出来る演出ですね。

今回の「ひとひら」でいえば、劇中劇が始まった瞬間、軽く鳥肌が立ちました。
劇中の役者さんたちも、劇中のお芝居を見るために、観客席に背を向けて着席。その瞬間、客席も芝居の一部に。
演劇を見ているだけだった私たちも、劇中のお芝居の会場(原作を知りませんが、体育館とかでしょうか?)にまさにいた。

アニメや原作でどのように演出されていたかは分かりません。
ですが「今まさに実体験として「ひとひら」の世界で、あの麦さんたちの演劇を見ている」感覚は、演劇ならでは。
返す返すも原作未見なのが残念だったのですけど、もし原作ファンだったら、あの瞬間は涙出ていたと思います。
だって、麦さんたちの芝居を、実際に見られるんですよ!
誰もが一度は思う「漫画やアニメの世界に入りたい」を、実現してくれた瞬間。

前回の「WILD HALF」も好評だったようですし、「はぴどり」さんには今後も期待したいです。

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工藤真由ワンマンライブ「Go My Way!1st Anniv」

2014年06月16日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
みんなの憧れ、工藤真由さんのワンマンライブに行ってきました。

■工藤真由ワンマンライブ「Go My Way!1st Anniv」

 日時:2014年06月15日(日)開場13:00/開演14:00・開場18:00/開演19:00
 場所:ライブハウスDOMe柏
 出演:工藤真由
 曲目:
  昼の部「集え!!くどまゆと歌って喋ってカバー曲祭り☆」
   01.My sweet days
   02.プレイバックPart2
   03.乙女のポリシー
   04.烈車戦隊トッキュウジャー
   05.ハピネスチャージプリキュア!WOW!
   06.空色デイズ
   07.君のそばで
   08.プリキュア~永遠のともだち~
   --.プリキュア5、スマイルgo go!

  夜の部「Go My Way!1st Anniv. ~ずっと一緒にGoing MAYU Way☆ ~」
   01.GoMyWay!
   02.My sweet days
   03.笑ったら最強!!
   04.プリキュアfly
   05.キミがいる
   06.For My Friend
   07.チェリーブラッサム
   08.???(JAZZさん)
   09.あなたと夜と音楽と
   10.(間奏:ハートキャッチ☆パラダイス)
   11.君のそばで
   12.プリキュアからの招待状
   13.ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪ ~∞UNLIMITED∞ver.~
   14.人生☆レボリューション
   15.プリキュア5、スマイルgo go!
   16.プリキュア5、フル・スロットルGO GO!
   (アンコール1)
   --.KUDOMAYU プリキュアメドレー
   --.GoMyWay!
   (アンコール2)
   --.ご挨拶

(本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

【会場】

場所は柏。なんでまた柏かというと、このライブハウスには弟さんがお勤めだったから。
弟さんからの「何かやってよ」のリクエストに応える形で実現したそうです。
くどまゆさん的にも、独立後1周年での初のワンマンライブ。勝手知ったる仲間とやりたかったみたい。

弟さんは物販等々で活躍されてました。
何度か舞台上にも登場。バンドもされてるそうなので、いつかお二人の共演にも期待してみたい。

ライブ中、何度か「常磐線」であることがネタにされてました。
ちなみにくどまゆさんは、以前は土浦に住んでらしたので、馴染みのある路線だったのかもしれない。
余談ですが土浦時代、夜になると駅前のビルの窓に姿を映してダンスレッスンされてたそうです。
15年ほど前、土浦に行ったときに何度か踊る集団を見かけたんですが、今にして思えばあれが後のくどまゆだったんだろうな…。

また夜の部は、舞台に向かって右側に関係者席が設けられ、演劇のはぴどりの方が入っていました。
舞台に近いこともあってか、何度かくどまゆさんも話しかけられてた。
過度に内輪というわけでもなく、ほどよいアットホーム感が良いですね。

【お唄】

特に夜の部は、異様に酸欠&熱気を感じました。
中でも「スマイルgo go!」が凄い。
観客席は勿論のこと、遠目&横目で見る限り関係者席も総立ち。
くどまゆさんもトランス状態で踊って唄っておられた。

くどまゆさん:
 「この歌を作った人はおかしい」
 「途中、意識が飛んでた」

何か神がかってました、今回の「スマイルgo go!」は。

【お唄2】

個人的に最も好きなお唄の一つ「笑ったら最強」が聞けたのがとても嬉しい。
辛い現状下で、それでも笑えたなら怖いものなんてない。笑いたくて、笑えたならそれが最強の底力。
このお唄には本当に何度も救われました。

前に話されていたところによれば、当時、落ち込んでいたくどまゆさんを見て、このお唄を作ってくださったそうです。
以来、思い入れが深い曲だとか。
だからなのかどうなのか、ライブで唄われる回数は少ないんですよね。
それを今回、持ってきてくれたのは色々と覚悟を感じて、こちらも聞いてて震えるものがありました。

【お唄3】

昼の部はカバー曲祭り。
リクエストも受け付けておられたようですが、どれがそれによるものなのかはちょっと分からず。

2曲目「プレイバックPart2」は、先日上演された劇「HIDEYOSHI」から。
劇中でこの歌の替え歌でプリンが駆け抜けるシーンがあるのです。
この説明がされたのはお歌が終わった後でしたが、うん、確かに聞きながらその一幕を思い出した。

6曲目「空色デイズ」は、中川翔子さん。
ちなみに中川翔子さんは、夜の部でも歌われた「プリキュアからの招待状」をカバーされています。
工藤真由さん曰く、実際にライブで唄われたのを、観客として聞いたこともあるそうです。

4,5曲目は最新のニチアサから。
どちらも、やたらに前振りで曲名を焦らしてからスタート。
ハピネスさんはまだしも「トッキュウジャー」さんはかなり意外でした。(唄ってる方とは演劇仲間つながりだそうです)
このパターンは、今までありそうでなかった。
そして妙に嬉しくて、少し涙ぐみましたよ。なんというか、伝説キュアが現代に戻ってきてくれて戦ってくれてる感がひしひしとして。

【衣装】

昼の部は物販Tシャツのアレンジ版。
夜の部は赤いドレスと黄色のドレス。どちらもお芝居の時の衣装担当様による作成だそうです。
お着替えタイムは、上記セットリストの10曲目。バンドメンバーによる「ハートキャッチ☆パラダイス」で場繋ぎされてました。
というか、場繋ぎなんて言うのが失礼なくらい、充実した一幕でした。

【閉演】

終了後の物販では、サイン&握手会が行われていました。
公演終えた直後なのに、くどまゆさんの体力凄いな…。
私も7月の演劇のチケットにサインして貰った。チケットにして貰うのは初めて。嬉しい。

【ダブルアンコール】

夜の部ではダブルアンコールがかかりました。
ステージ退場した直後から、店内音楽もかかり始め、暗に「もう終わり」と示されていたのですが、それでも勢いは止まらず。
確かにあの場は、そんな流れと熱だった。

戻ってきてくれたくどまゆさんから、「生きてて良かった」の一言。

ご承知の通り、くどまゆさんは2011年の中ごろから体調を大きく崩し、高音が出なくなっていました。
震災によるショック、そして全国各地を飛び回った殺人的なスケジュールの影響と思われます。
実際、あの当時のスケジュールは異常ですよ。今日は東北で、明日は九州で、収録のために東京に戻って、次週は大阪でミュージカルとか、そんなノリでしたもの。
それでも震災で不安なお子様たちを励ますためにもと頑張られたのでしょうけど、結果、体調の悪化はひどく。
不調によるファンの減少等も実感として認識されていたそうで。一時期は歌自体も嫌いになっていたとか。

先日のイオン葛西でのミニライブも、まだ本調子ではない感じでした。
まぁあのイベントは、場所が本屋の中のステージとか、かなりプレッシャーのかかる代物でしたけど。
ライブと全く関係なく本を選んでるお客さんの横で、朗々と歌うんですよ。どんな罰ゲーム。

ですが今日のライブでは吹っ切った感じをあちこちで感じました。
昼の部は纏ってるオーラが凄かった。明らかに何かが違ってた。
くどまゆさんも「宙に飛んでいる感じ」と言っていましたが、本当に何センチか浮かんでましたよ。後光すら見えかねない。

夜の部は、ところどころ不安定になってはいましたが、そこからの立て直しがしっかりしてた。
ある意味、昼の部以上の頼もしさを感じますね。聞いていて凄く嬉しかった。

独立して1年、今年は今まで以上に精力的に活動されるそうで、予定も続々決まってるそうです。夏コミにも参加されるようですよ!
くどまゆさんのお歌には何度も助けられましたし、これからも助けて欲しいし、だから私も応援していきたいです。
くどまゆさんのファンで良かった。改めてそう思えた、素晴らしいライブでした。

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新宿バルト9:NewStageシリーズ3作連続上映会

2014年04月09日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
大分時間が空いてしまったけれど、覚えている範囲&他サイトさんで見かけなかったあたりで。

■新宿バルト9:NewStageシリーズ3作連続上映会

 日時:2014年03月日(金)開演:19時00分
 場所:新宿バルト9
 出演:生天目仁美、福圓美里、金元寿子、井上麻里奈

(本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

イベントは最初に30分のトークがあり、その後NSシリーズ3作の連続上映の構成でした。

【トーク1】

福圓さん:
 「NS1で印象に残っているのはハッピーがメロディに『すみませんすみません』と頭を下げて言って謝るところ」
 「すごくハッピーらしいなーって」
金元さん:
 「ピースはNS3作全てで走ってい逃げています」
 「そんなところがピースらしい」

お二人のこの言葉に凄く納得…したのですが。
その後に上映されたNS1を見ると、微妙に事実と違います。
ハッピーさんは頭を下げてはいるけれど「すみません」とは言っていない。(別のシーンでは「すみません」とは言っているけれど、動作や口調が違う)
ピースさんはNS1では悲鳴を上げているだけで、逃げてはいない。

これは嘘とか間違えたというよりも、印象とキャラ愛のなせる技でしょうね。
台詞にはなかったけれど確かにあのシーンでハッピーさんは「すみません」と言っていて、ピースさんは内心全力で逃げていたんでしょう。
こういうのって何かいいですね。映画には映像以上のストーリーが隠れている。

【トーク2】

福圓さん:
 「ハッピーはNSと共に成長していて、NS2では一番先輩っぽかった」
 「だけどNS3では経験値をなくして、また元に戻っていた」
 「監督から『ごめん、ハッピーはああするしかなかった』と言われた」

NS2の星空さんは本当に格好良かったです。
「スマイル」さんのテーマの「メルヘンに憧れていた子がメルヘンになる」を見事に体現されてしました。
それだけにNS3のアレっぷりには涙が…。うん、星空さんは頑張った。

【トーク3】

井上さん:
 「全員が出演する映画にしたい」
 「戦うのではなく2チームに別れて運動会やファッションショーをやるような…」
福圓さん:
 「これ、スマイルチームで1時間くらい話し合って固まったアイデアです」
井上さん:
 「うちのサニーやビューティがどんなに悲しんだことか」
 「慰める会を開いた」

出演者としては出れない人がいることは、視聴者とはまた違った葛藤がありそうですね…。

個人的には「DX」よりも「NS」シリーズの方が好きなこともあって、それほど声の有る無しにはこだわりませんが、お話の展開に即した上に全員集合するのなら、それはそれで是非見たいです。
しかし問題は、全員集合すると必然的に無口になっていく娘さんたちもいることですね。。
率先して喋るタイプと後ろに控えるタイプがいるので、皆が同じ場所にいる展開で、皆に必然性のある台詞を用意するのは相当に難しいような…。

【映画の感想】

元々3部作にする予定で作られただけあって、続けてみるととても綺麗です。
ただ物凄く疲れましたが。
1本でも胸をえぐるような話なので、それが3本も連携して続くのだから、見る側の体力消耗も半端ない。

NSシリーズは全て、「プリキュアに憧れていたのに、なぜかプリキュアの敵になってしまう」お話。

坂上さん(NS1):
 「どうしよう。私、プリキュアの敵になっちゃった」
グレル(NS2):
 「プリキュア格好いい~」
 「って、どうすんだよ!変身しちゃったじゃないか!」
ユメタくん(NS3):
 「プリキュアが、来た…」

皆様の絶望が伝わってきます。
実際、リアルに想像して欲しい。ある日いきなりプリキュアさんが襲ってきたらどうなるか。
普通に死を覚悟しますね。抵抗して勝てる気がしない。プリキュアさんの恐ろしさは心の奥底に刻まれている。

そして同時に、3作全てが「プリキュアが通用しない」お話。
フュージョンも影水晶も悪夢も、プリキュアさんだけでは倒せなかった。
この構成は胸にずしんと来る。

グレル(NS3):
 「手を貸してくれ!」
 「俺たちだけでは無理だ!」

プリキュアさんたちを映す窓の前でうずくまるユメタくんに、一歩先に進んだ友からSOSが飛ぶ。
俺たちだけでは無理だ。
最新鋭のハピネスさんたちは、増え続ける悪夢を相手に絶望的な戦いを続け、友も目の前で力尽きようとしている。
憧れのプリキュアさんは、テレビの向こうで口々に、夢や未来に向かって立ち上がることを叫び続ける。
それなのに自分は、呆然とプリキュアさんを見てるだけなのか。

「NS」シリーズのおかげで、プリキュアさんに対する見方もかなり変わったように思います。
まぁ賛否色々あるようですが、個人的には大好きなシリーズでした。
これまで3年間、ありがとうございました。

【蛇足】

そういえばユメタくんの立ち位置は、「GoGo」のブンビーさんと似ているのかも。
ナイトメア戦役を通じてブンビーさんはプリキュアさんの恐怖を知っていたし、もしも彼が歩み寄ってこなければ、夢原チームは敗北していた。
「NS3」で夢原さん大活躍だったのは、この辺も関係してたのかもしれないな。

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